ぶらり川喜多映画記念館へ出掛けた。観た映画は、オードリーヘップバーンとゲイリークーパーの”昼下がりの情事”。
パリを舞台にしたコメディータッチのラブストリー。西部劇のゲイリークーパーが、ななんと、タキシードをつけ、ボタン穴にカーネーションを絶やしたことのない大富豪で、名うての色事師を演じる。ひょんなところから、少女のように純真なヘップバーンがこの大富豪と知り合いになる。彼女も、自分も遊び人だと見栄を張り、自分の正体を明かさない。しかし、次第に、お互いに心惹かれるようになる。全体にくすくす笑いが多い映画だが、ラストシーンでほろりとさせる。別れると思わせて、ぎりぎりでハッピーエンドになってくれた。オードリー、よかったねとみんなほっとして映画館を出る。映画音楽”魅惑/ファショネーション”をくちずさみながら。
10日ほど前に上映された、”大いなる西部”もそうだったが、この頃の洋画はいいものばかりだった。いや、いいものばかりが残ったともいえるが。大いなる西部では、グレゴリー・ペックが主役。そういえば、オードリーの映画デビューは、グレゴリー・ペックと共演の”ローマの休日”(1953年)だった。この映画も何度みてもいい、まさに不朽の名作ですね。それから、4年後に昼下がりの情事(Love in the afternoon)が、5年後に大いなる西部(The big country)がつくられたのだ。
”映画の都、ハリウッド”シリーズも、あと3本の名画の上映で幕を閉じる。ぼくはこれまで4本みた。卒業、ドクトルジバコ、そして前述の2本だ。どれもこれも、とても良かった。
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パリを舞台にしたコメディータッチのラブストリー。西部劇のゲイリークーパーが、ななんと、タキシードをつけ、ボタン穴にカーネーションを絶やしたことのない大富豪で、名うての色事師を演じる。ひょんなところから、少女のように純真なヘップバーンがこの大富豪と知り合いになる。彼女も、自分も遊び人だと見栄を張り、自分の正体を明かさない。しかし、次第に、お互いに心惹かれるようになる。全体にくすくす笑いが多い映画だが、ラストシーンでほろりとさせる。別れると思わせて、ぎりぎりでハッピーエンドになってくれた。オードリー、よかったねとみんなほっとして映画館を出る。映画音楽”魅惑/ファショネーション”をくちずさみながら。
10日ほど前に上映された、”大いなる西部”もそうだったが、この頃の洋画はいいものばかりだった。いや、いいものばかりが残ったともいえるが。大いなる西部では、グレゴリー・ペックが主役。そういえば、オードリーの映画デビューは、グレゴリー・ペックと共演の”ローマの休日”(1953年)だった。この映画も何度みてもいい、まさに不朽の名作ですね。それから、4年後に昼下がりの情事(Love in the afternoon)が、5年後に大いなる西部(The big country)がつくられたのだ。
”映画の都、ハリウッド”シリーズも、あと3本の名画の上映で幕を閉じる。ぼくはこれまで4本みた。卒業、ドクトルジバコ、そして前述の2本だ。どれもこれも、とても良かった。
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