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気ままに

大船での気ままな生活日誌

常楽寺で金木犀の初花 十三夜の名月

2024-10-15 22:01:46 | Weblog

こんばんわ。

今朝、ナ・リーグ優勝決定シリーズで、大谷ドジャーズはミラクルメッツに完敗し、1勝1敗となった。大谷選手も変則左腕マナイアに完璧に封じられた。明後日からのニューヨークでの3連戦で大暴れを期待したい。

さて、ここ一週間ほど、鎌倉の金木犀の初花を探し歩いていたが、とうとう、今日、地元、大船の常楽寺で初花を観察した。今朝、咲いたばかりという風情で、ほのかな香りを漂わせていた。

かまくら金木犀1号。

常楽寺境内に数本の金木犀の木があるが、いずれもが咲き始めていた。

常楽寺の茅葺の山門

山号は粟船山。大船の地名の由来になったといわれる。

仏殿

江戸・元禄四年(1691)の建立。桁行き(正面)、梁行き(奥行)とも三間。内部は、土間に鎌倉石を敷き詰め、厨子をおき、そこに阿弥陀如来坐像と勢至菩薩と観世音菩薩が祀られている。江戸時代の建造物とはいえ、以前の鎌倉時代の建築様式は踏襲している。典型的な阿弥陀堂造り。現在、鎌倉時代の阿弥陀堂は熊本にしか残っていないとのこと。天井には狩野雪信筆の「雲龍図」が描かれている。

阿弥陀如来坐像と両脇に勢至菩薩と観世音菩薩。

仏殿の横に茅葺の文珠堂がある。建物は明治のはじめに英勝寺から、移したもの。道隆が宋から持ってきたという文珠菩薩が祀られている。

本堂の裏には鎌倉幕府三代執権北条泰時の墓がある。北条泰時が夫人の母の追善供養のためにここに寺院を建てた。当初、粟船御堂と呼ばれていたが、常楽寺と名前を改めている。泰時の没後、その法名(常楽院殿観阿)をとってつけられた。

泰時は一昨年の大河ドラマ、”鎌倉殿の13人”で坂口健太郎が演じた。鎌倉幕府第3代執権で御成敗式目を制定した。

裏山にはいいなずけだった木曽義高と大姫の墓もある。

金木犀が満開になった頃、また出掛けたい。自宅から徒歩で20分ほどのところである。

十三夜の名月

今日は十三夜。中秋の名月をみて、十三夜の名月をみないと「片見月(かたみづき)」と呼ばれ、縁起の悪いものとされる。2年連続、両名月をみている。さらに、来月の”十日夜(とうかんや)の名月を観て、2年連続お月見三冠王としたい(笑)。

十三夜の名月

では、おやすみなさい。

いい夢を。


常楽寺のほととぎす

コメント (6)
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