気ままに

大船での気ままな生活日誌

40万株の彼岸花、府中・郷土の森へ初見参

2024-10-05 10:55:33 | Weblog

おはようございます。

小規模の彼岸花なら鎌倉のお寺さんで見られるが、何万株という大規模な彼岸花苑は近くにはない。500万株ともいわれる日高の巾着田を初めて見たとき、その壮大さに度肝を抜かれた。その後、数回訪ねているが、ここ5年ほど行っていない。やはり年のせいか、何度も乗り換えて、片道3時間はたっぷりかかる巾着田はもう無理かなと思うようになってきた。そんなとき、府中の郷土の森に40万株もの彼岸花が咲き誇っているというニュースを見た。ここなら、東海道線、南武線を乗り継いで1時間半ほど。よし、いくぞう!と昨日、初見参した。

南武線の分倍河原駅からバスで10分ほど、郷土の森博物館正門前で下車。入場料を払って苑内へ。広大な敷地で、案内板には苑内の右半分全域にわたって彼岸花のしるしがついている。

初めてなので、なるべく全区域をと、地図の上の方から廻った。しかし、はじめに現れた彼岸花はまばらな群落で、それもちょっと盛りを過ぎた感じ。たいしたことないなと思いながら進むと、あっ!と驚く曼殊沙華!突如、密生した彼岸花苑が目の前に。

これから先は、もう曼殊沙華だらけ。なお、曼珠沙華はサンスクリット語のmanjusaka。”天上に咲く赤い花”という意味だそうだ。

ひと昔前の府中では、多摩川近くに水田が広がり、土手や用水路の傍らにこの花がたくさん咲いていました。そうした昔なつかしい風景を再現しようと、近くの農家から球根を譲り受け、植えたのは10年以上も前のことでした。その後、地道に博物館スタッフが植え続け、現在はなんと40万株に。「第2回 曼珠沙華まつり」開催です。懐かしい秋の風景を心行くまでお楽しみください。(案内より)

梅林に植栽されている。巾着田の1/10の数だが、写真でみる限り、負けないかも(笑)。

赤い花なら 曼珠沙華 阿蘭陀(おらんだ)屋敷に 雨が降る

次々と彼岸花苑が現れる。

ちょうど見頃ですね。

特等席で一休み。巾着田に比べると人もずっと少ない。

白一点(笑)

どこかで水の音が。近づくとりっぱな滝が。

小川のせせらぎも。ここには白い彼岸花が並んでいる。

その先には田圃があって、あぜ道の彼岸花も見られる。

稲穂と彼岸花

この大木は根尾谷の淡墨桜の子孫とのこと。その下に彼岸花。

仲良く、紅白の彼岸花の群生。

川を渡ると出発点に。旧府中郵便取扱所を背景に。

郵便ポストと彼岸花

明治初年、郵便取扱所になった矢島家住宅。丸い郵便窓口。その下に黒い角柱形の郵便ポスト。

旧府中町役場を背景に。

大正10年竣工 

島田薬舗 (明治21年)

旧河内家住宅(ハケ上の農家)。明治時代後期。

旧田中家の住宅(府中宿の大店)一部がうどやさんになっていて、ここでお昼をいただいた。

とてもすばらしい彼岸花の群生でした。ここなら80代になっても行けるゾ。来年も是非!

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント (3)
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