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気ままに

大船での気ままな生活日誌

亀戸天神の夜景 フジとスカイツリー

2019-04-25 23:16:43 | Weblog

こんばんわ。

亀戸天神の夜景を見てきました。帰宅したばかりの、速報です(笑)。フジとスカイツリー、きれいでしたよ。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

 

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巨星・松本清張展

2019-04-25 09:21:21 | Weblog

おはようございます。

もう、だいぶ前になってしまったが、神奈川県立近代文学館で開催されている”巨星・松本清張展”を見てきた。展覧会を見て、清張がまさに”巨星”というべき存在ということを再確認した。

松本清張(1909-1992)の作家人生は40歳をすぎてからはじまった。懸賞小説に応募した”西郷札”が入選し、直木賞候補にもなった。さらに”或る小倉日記伝”で芥川賞を受賞。1958年には”点と線”が大ベストセラーとなり、人気作家となった。そして、40年間で、なんと1000編もの作品を発表している。

千の著作のうち、ぼくが読んだのは、古代史関係を中心に10冊あるか、なしだろうが、清張原作の映画やテレビドラマは結構見ているので、もっと読んでいる感じがしているだけだ。なんと、映画作品は36本もあり、映画全盛期の1958年(昭和33年)には、5本も上映されたという。なお、本人が気に入った作品は、張り込み、黒い画集、砂の器だったそうだ。

展覧会では、映画ポスターや本人の書画(刷下画工をしていたこともあり、絵がとても上手)などもあり、直筆原稿や写真ばかりが並ぶ通常の文学展とは違って、とても面白かった。以前、ここで開催された泉鏡花展に匹敵する展覧会と、言えるかも。図録を買ったので、覚書として、その一部をここに載せておこうと思う。

週刊朝日の懸賞小説に入選した西郷札。三田文学の木々高太郎が絶賛。

木下に薦められて、三田文学に投稿した”或る小倉日記伝”が芥川賞に。坂口安吾が一見平板な如くでありながら、造形力たくましく、奔放達意の文章と、激賞している。

その後、幅広い分野での著作を数々。

1.評伝、歴史小説

2.社会派推理小説

点と線、眼の壁


砂の器

3.現代社会の悪

4・昭和史

帝銀事件、日本の黒い霧、昭和史発掘など。

5.古代史

古代史カード

挿絵は平山郁夫↓

旅行案内まで。鎌倉編。旅は国内外、よくされた。

 自画像。小学校卒の学歴だけで、生涯に千ほどの作品を残し、それも、社会派推理小説だけではなく、学者顔負けの探求心と知識をもつ古代史や現代史などの分野にも足を踏み入れた。空前絶後の小説家と言っていいのでは。科学者で言えば、牧野富太郎博士に相当するのではないだろうか。

とても素晴らしい展覧会でした。

では、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント (2)
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