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気ままに

大船での気ままな生活日誌

金星、太陽面通過の日なのだ

2012-06-06 18:46:40 | Weblog
今日は、世紀の天体ショーだった。金星の太陽面通過。次は105年後。一世紀待たなくてはならないノダそうりそうり。
さて、大船では見えたか、どうか。

見えました! えっ? えっ? えっ? うそー うそー うそー と疑問の声があちらこちらから聞こえてきそう。

論より証拠でごわす


どうだ、参ったか

それだけではない。よくみると、太陽のように赤い薔薇にも金星が影がある。


どうだ、参ったか

それだけではない。よくみると、太陽のように明るい金糸梅にも金星の影がある


どうだ、参ったか

それだけではない。よくみると、太陽とはおよそかけ離れた狸の腹にも金星の影がある 


狸と蛙の目玉も金星の影だ。どうだ、参ったか

今日だけではない。毎日、金星の影を宿しているものある。


これは、金星でなくて、月の影じゃありませんか。


レイズの4番でヤンキースタジアムに乗り込んだ松井秀喜の顔にも金星の影がある。





どうだ、参ったか

でも、もしかしてほくろと違いますか?。・・・しかし、ほくろにしては大きすぎる、コロッケがちあきなおみの物まねするときにつけるほくろと違いますか?

しかし、もっとよーうく考えると、ニューヨークでは金星の太陽面通過は見られないはず。

ついにばれてしまったノダそうりそうり。全部白状します。はじめの写真は偽装写真です。ごめん。♪すまぬすまぬと詫びて今夜も チャンチキおけさ おけさおけさで身をせめる♪ (今晩の晩酌は新潟の上善如水でいこう。すべて水に流そう) 

・・・・・
本当のことをいいます。大船では見えませんでした

福岡のみなさん、おめでとうございます。



名古屋のみなさん、おめでとうございます。



ぼくは、105年後、天上からお天気に関係なく、観察させてもらいます。





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北斎展 三井記念美術館

2012-06-06 11:15:38 | Weblog
前期、後期と両方、観るつもりにしていたのに、前期は見逃し、もう後期もあと残すところわずかになっていた。昨日、あわてて日本橋に出掛けた。北斎生誕250周年記念で、ホノルル美術館所蔵品展である。

知らなかったけれど、ホノルル美術館は、約10,000点もの浮世絵版画を収蔵していて、その中核をなすのは、ミュージカル「南太平洋」の作者、ジェームス・A・ミッチェナー氏のコレクション、約5,400点でなんだそうである。彼は北斎を非常に高く評価していて、こんな言葉を残している。ぼくも北斎好きだから、うれしくなって、そのパネルの文章をメモしてきた。

北斎の想像的な作品がレオナルドダビンチのスケッチブックに紛れ込んでいたとしても不自然ではない、水墨画はレンブラントの作品と多くの共通点がある、人物が印象的に描かれた作品では、同じようなテーマでナポリを描いたブリューゲルの名作を思い出させる。えへん(ぼくがいばることではないけど)

そして、今回の楽しみは6種の揃いものが、そろって全作品展示(前後期)されること。富嶽三十六景はどこかの展覧会で全部一度にみているけれど、そのほかのは揃いぶみでみたことはない。滝はあったかな。その6種とは。「冨嶽三十六景」、「諸国名橋奇覧」、「諸国瀧廻り」、「琉球八景」、「詩哥写真鏡」、「百人一首うばがゑとき」。

展示室に入ると、いきなり、ぼくの大好きな、富嶽三十六景が。それも一枚、一枚、ガラスケース内に入れられ、まるで国宝茶碗のように大事に展示されている。前回の”茶会への招待/三井家の茶道具”のとき、”御所丸茶碗”がひとりゆっくりと個室(展示室2)に居たが、この特別室には、名作”富嶽三十六景・山下白雨”が。前期では、きっと、赤富士”凱風快晴”だっただろう。

展示室4に入っても、三十六景はつづく。わが相州が3本たてつづけ。七里ヶ浜、梅沢左、箱根湖水。梅沢は大磯と小田原の間の宿。絵の中には鶴が5羽。神奈川沖浪裏、相州江の島は前期展示だった。何度みても、細かい場面は忘れているから、いつも新鮮な気持ちでみることできる(汗)。富士山好きなぼくには、コタエラレナイシリーズなノダ。

”諸国名橋奇覧”がこれに続く。周防の錦帯橋、摂洲天満橋、万葉集に詠われている上野・佐野の舟橋など、美しい橋、変わった橋、和歌集に出てくる橋など5点が展示されている。前期では”伊勢物語”の三河の八ツ橋や亀戸天神の太鼓橋も出ていたようだ。そして、”百人一首うばがゑとき”。おばあちゃんが可愛いお孫さんに教えるような絵解きなのだが、ゆっくりみて楽しみたい作品。そして、詩哥写真鏡、諸国瀧廻り、琉球八景とつづく。

そして、”北斎の生涯と画業”の章。本邦初公開、富士見西行図もある。大胆なトリミングにびっくり。そして役者絵や北斎漫画など、さまざまな画業に感嘆。68歳のとき中風になって、自家製の薬で直し、代表作の富嶽三十六景は、なんと72歳で。93回引っ越しをして90歳まで生きる。辞世の句。悲(ひ)と魂でゆく気散じゃ夏の原 人魂になって気晴らしに夏の原っぱにでも行こうか。

日本橋界隈も夏祭りが始まったようだ。北斎さんの魂もきっと遊びにきていることだろう。





お祭り。6月10日のお昼頃、京橋に十二基の神輿が集合するらしい。そこから日本橋まで渡御するとのこと。是非行かねば(大汗)


お神輿も発見


覗き見お神輿


浅草神社にも寄ってきました。三社祭のお神輿は浅草神社の蔵で休眠中


御神田では、稲の苗が植えられていた。


浅草神社の端に初代猿翁(二代目市川猿之助)の句碑が。四代目、がんばれ。昼(義経千本桜)の席は空席なしだった。夜(ヤマトタケル)もあとわずか。どうするか(汗)。
翁の文字 まだ身にそはず 衣がえ (猿翁)




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