気ままに

大船での気ままな生活日誌

真冬の京都へ

2011-01-25 06:15:43 | Weblog

これから、二泊三日で、真冬の京都へ行ってきます。雪の京都をみたいのですが、それは無理ですかね。大河ドラマ、三姉妹ゆかりの寺もひとつ候補にあげています。今日は、北野天満宮の初天神だから、そこもいいかな、梅はまだかな。近くの、上七軒の舞子さんにも会ってみたいな。

PCのお留守番は瑞泉寺の水仙や梅の花、ロウバイ、ナンテンの実にお願いしておきました。

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名曲喫茶

2011-01-25 06:10:39 | Weblog

渋谷の道玄坂の通りから百軒店入口を入ったところに、名曲喫茶ライオンがある。ぼくらの若い頃には、名曲をコーヒーを飲みながら、大きなステレオで聞かせてくれる、名曲喫茶はあちこちとは言わないまでも、結構あった。今は喫茶店といえばスタバみたいな店ばかりだ。先日、渋谷のBUNKAMURAザ・ミュージアムに”モネとジヴェルニーの画家たち”展を観に行ったときに、ふと、その喫茶店のことを思い出し、まだ”健在”だろうかと思い訪ねてみたのだ。勤務地が東京だったころ、渋谷、新宿は通勤コースだったから、よく寄り道をしたものだった。

1926年創業の、名曲喫茶ライオンは、当時のままの、というより、さらに古色蒼然とした佇まいみせながら、開業していた。うれしかった。中に入ると広い”喫茶室”は、数名のお客しかいなかったけれど、オペラの楽曲がすばらしい”立体音響”で流れていた。ぼくはコーヒーを頼み、ガスストーブの傍の椅子に座った。高い天井なので、暖房の経費を節約しているのだろう。椅子は、みな巨大なスピーカーの方に向いていて、まるで音楽会ホールのようだ。壁は黒く、照明も明るさを落としてあり、調度品も昔のままで、ふと昭和のはじめの頃の時代にタイムスリップしたような感じがした。室内撮影禁止なので、その様子をおみせできないのが残念である。

テーブルの上に置いてあったパンフをみると、毎日、午後3時と7時に”ライオンコンサート”があり、その予定が書かれている。その日はドボルザークのチェロ協奏曲ロ短調とあった。その時間以外はお客のリクエストだという。1時間ほど聞いて、外に出た。きっと経営は苦しいと思うが、歴史ある草分けの名曲喫茶としてがんばってほしいと思う。また、渋谷に来たときに寄ってみよう。

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