気ままに

大船での気ままな生活日誌

一日放浪記

2010-08-20 18:59:25 | Weblog
今日は、猛暑が和らぎ、比較的過ごしやすい一日だった。こんな日は朝から活動する。玄関を出てから、大船駅に向かう間に、今日の放浪はどういうコースにしようかと考える。そうだ、確か川喜多映画記念館で、映画”ひめゆりの塔”が上映され、それに出演された香川京子さんが来館し、講演する日だ、と、はたと気がついた。たしか午後からだが、午前10時開館と同時にチケットを買わないと、売り切れてしまうと、急いだ。9時半に到着したが、掲示板をみてびっくり。どうも販売方法を変えていて、前売りもするようになり、すでに完売だった。

で、すでに開館している、近くの鏑木清方記念館に入った。”清方の生きた時代”というテーマで、時節柄、戦争に関連させての展覧会だった。ちょうど、学芸員の研修生が、グループに説明しているところで、それに紛れ込み、解説を聞いた。ちょっとモラルの欠けるおばさん達で、勝手な行動をしたり、大声で話したり、困ったオバタリアン達だった(爆)。清方美人さんも苦笑していたことだろう。そこに、30分ほどいて、また川喜多映画記念館に戻った。展示室だけもと、ポスターやスチール写真等、見学した。こちらも、戦争に関連した映画のものだった。ソフィア・ローレンの”ひまわり”のポスターもあった。これらの展覧会については、そのうち、別途、報告します。

(鏑木清方記念館)

(川喜多映画記念館)

そして、八幡さまの前のお蕎麦屋さんで田舎そばを食べ、境内の鎌倉国宝館に入った。”仏像入門/ミホトケをヒモトケ”展だった。だじゃれが好きなぼくだから、”ミホトケをヒモトケ”にひっかってしまったのだ。なかなか、いい企画で、夏休みの子供たち用に解説してあり、ぼくにはぴったりだった(汗)。お昼頃から雲が切れて、日がさしてきて暑くなってきたので、冷房の効いた館内は天国だった。仏像さんに囲まれて、長椅子でうつらうつらしてしまった、まさに天国だった(汗)。

外に出て、境内で巣をつくっているミツバチ君の様子や、倒木大銀杏の様子を観察した。ミツバチ君は相変わらず、元気な姿をみせてくれた。大銀杏の根元からの若枝は、これまでの猛暑がこたえている感じで、少し元気がなかった。昨日なら俳句の日(8/19)なので、”やせ銀杏 負けるな 一茶ここにあり”と俳句で応援してあげたけど、8/20は”やつれの日”なので、この猛暑じゃ、誰もやつれていて当たり前だから、応援してあげなかった。




それから、小町通りを歩いて、鎌倉駅西口に出て、虚子のお孫さんが通った御成小学校の横を通り、鎌倉中央図書館に行った。そこでは神奈川県の民話集を読んだ。とくにお化けの関係を拾い読みした。ゲゲゲの影響かな。身体が冷えてきたので、今度は江ノ電に乗って、極楽寺に行った。あそこの、サルスベリがすごいのだ。ちょうど見頃になっていたし、門前のピンク色の芙蓉もだいぶ咲いてきた。




そして、ここまでくればと、成就院に行った。紫陽花のときはすごい人出だったけど、今は閑散としている。紫陽花の代わりに、玉紫陽花が一本咲いていた。紫陽花坂の向こうの由比ヶ浜は、海水浴客でにぎわっていた。境内の、パワースポット、縁結び不動明王は、6月には長蛇の列だったが、誰もいなかったので、お参りしてきた。縁結びはお願いしてこなかった(爆)。ヨン様もこの不動明王の写真を撮ったそうだ。本堂前に、ヨン様がきたときの、ある雑誌の記事が貼られていて知ったのだ。







約2万歩の放浪の一日だった。ブログ記事のネタも三つほどできたし(汗)、有意義な一日だった。でも香川京子さんに会えなかったのは残念だった。素敵なお姉さんだったなあ。もういくつになったのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もみじマークのどこがいけないの?

2010-08-20 06:47:45 | Weblog


70歳以上の高齢者ドライバーの車の表示の”もみじマーク”が、このたび”クローバーマーク”に変わるのだという。ぼくは”もみじマーク”はとてもシンプルで、初心者用の”若葉マーク”に対応している、とてもいいデザインだと思う。なぜ、変えるのか、理解できない。

”枯れ葉のようだ”と不評だったという。誰がそんなことを言ったのだろうか。ぼくの回りでそんなこと言っている人はひとりもいない。70歳以上の人を対象にアンケートでもとったのだろうか、でもそんな話も聞いたことがない。

人それぞれだから、中には”枯葉のようで、厭だ”と思う人が多少いるかとも思うけど、多数派でないことは確かだ。その証拠に、新聞記事によると新デザインに寄せられた意見はたった1400件だという。きっと”枯れ葉のようだ”と考えている人は1億人のうち1500人程度だろう。

想像するに、1)大新聞のあほ記者が、今日はネタがないな、隣りの爺ちゃんが文句言っていたから(あるいは二、三投書があったから)、おおげさに書いておこう、と記事にした。2)その記事をみて、警察庁のあほ官僚が、おれの手柄にしようと、会議で提案し、変更することに決めた。こんな程度のことで決まっていったのだろう。

そのうち、四葉のクローバも、”苦労婆”とは年寄りをバカにしているとか、四葉は死場のことか、そんなに高齢者をあの世に追いだしたいのかと、投書がくるだろう。

さようなら、もみじマーク。一事が万事で、こんな程度のばかげた”改革”が最近、多いですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする