気ままに

大船での気ままな生活日誌

函館の夜景

2010-08-12 19:02:03 | Weblog
まだ、函館の夜景のことを書いていなかった。ガイドさんが世界三大夜景のひとつと言っていた。ナポリと香港とここだそうだ。7月30日の夕方、バスで東京タワーより1メートルだけ高い函館山をバスで登る。昨日はぜんぜんだったけど、今日はサイコウとガイドさんが喜ばせる。山頂につくと、もうたくさんの人で溢れかえっていた。夕焼けもきれいだった。

夕焼け

街の灯がつき始める

ちょうどよくなってきた。カメラをもつ手が一斉にあがる

実際はもっときれいだが、ぼくの腕ではこの程度。

この日で3回目だ。長く生きて来た証拠だ(汗)。もう1回ぐらい、みたいな。

元町で下車し、ライトアップしている重要文化財の建築物、旧函館区公会堂などみせてもらった。


昼間もこの辺りを歩いていている。亀井勝一郎の出生地がこの辺りで、武者小路実篤書の石碑があった。亀井勝一郎のエッセイの一文が刻まれていて、この辺りはカトリック系の教会やらハリスト教会、東本願寺、それに中華関係の建物もあり、国際的な街だった、とあった。たしかにそうだった。実篤や勝一郎の”人生論”を学生時代よく読んだので(汗)、感慨深かった。また、司馬遼太郎の”菜の花の沖”の主人公、高田屋嘉兵衛の像も、もちろん見に行った。”燃えよ剣”の土方歳三ゆかりの五稜郭は、今回は行かなかった。

また、ゆっくり来てみたい。

これで、”船旅関係”の記事は終わらせることにしよう。きりがないので。
楽しい船旅だった。

”亀井勝一郎生誕之地”石碑(武者小路実篤書)
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帝国ホテルで”ジャズフェスティバル”

2010-08-12 11:32:27 | Weblog


ワイフが、日比谷の帝国ホテルの格安宿泊券を手に入れ、二泊した。猛暑でも冷房の効いたホテルの中にいると、天国だし、おまけに、思いがけないイベントが2日目にあって、格安宿泊券がさらに安くなった思いがした。それは、帝国ホテル設立120周年記念として”Imperial Jazz Special 120"が開催されていたのだ。もう7年も続いているそうだが、今年はその特別版というわけだ。

出演者がすごい。あまりジャズに詳しくないぼくでも知っている演奏者、歌手がぞくぞくと出てくるのだ。トランペットの日野皓正、ピアノの前田憲男、サックスの五十嵐明要と本田雅人、クラリネットの北村英治、そしてドラムはジョージ川口ジュニア等。加えて、ボーカルは阿川泰子、ペギー葉山そしてミッキーカーチス等。

14時半から始まり、終わった頃は夜8時頃になっていただろうか。メイン会場は1200人もの観客でいっぱい、熱気にあふれた”ジャズフェスティバル”だった。はじめに、日野皓正カルテットの演奏があったが、さすがに世界の日野のことだけはあって、あるときは激しく、あるときはせつなく、心に響かせるトランペットだった。もう俺も68歳だ、と言われていたが、力強さは少しも衰えていない。終わりに53歳で亡くなった弟が作曲したという曲を演奏して第一ラウンドが終わった(また最後に出てくるのだ)。

メイン会場では1時間ほど開けて、3回の演奏会があるが、その合間に、別の小会場でもジャズ演奏が聞ける。ぼくらはジョージ川口ジュニアトリオとボーカルのしげのゆうこの歌を聞き、楽しんだ。

そして2回目のメイン会場。今度は前田憲男グループに北村、五十嵐が入り、ボーカルはぼくも好きな阿川泰子。もうすぐ60歳に手の届くほどになったが、相変わらず、チャーミング。独身らしく、私の彼氏はいつも虹の彼方なのよ、と笑わせる。歌は絶品だった。ピアノはもちろんだけど、クラリネットとサックスもまるで、ぼくらに何かを話しかけているような気持ちにさせる、すばらしい演奏だった。ぼくは、昭和の歌謡曲には結構詳しいが(汗)、ジャズはそれほどでもないけれど、うまい、へた、ふつうくらいは判別できるのだ。

そして、第二ランドが終わると、別の会場で軽食を取りながら(ぼくはビールと赤ワインとつまみ;汗)、演奏を聞く。腹ごしらえをしてから、いよいよ、出演者全員によるファイナルステージ。

ザ・ブルースカイオーケストラをバックに懐かしい人がボーカルで出演。まず、ミッキーカーチス。72歳になったそうだ。年を感じさせない声量で、また以前と同じ軽妙なトークで、まったく変わっていないのにおどろいた。4曲ほど歌って、アメリカンポップスもと、アレンジして歌った。曲名は忘れてしまったけど♪チューチュートレイン・・♪と聞きなれた歌声が流れてきたときには、目頭があつくなってしまったよ。

ペギー葉山は、たしか、さらに高齢のはず。変わらない、うつくしい歌声。声は年をとらない。”南国土佐を後にして”はさすが歌わなかったけど(笑)、ぼくの大好きな”テネシーワルツ”を歌ってくれた。

そして、日野皓正ら、全員が舞台に出て、それぞれ演奏し、歌って、また、アンコールによる全員による演奏は、素晴らしいものだった。アドリブも入れていたようだ。演奏者ものっていて、ジャムセッションのようだった。また、来年、来ようかな。格安宿泊券を手に入れて(汗)。

そうそう、有名人探しの名人、ワイフが、岩谷時子さんよ、と指さす。越路吹雪さんのマネージャーで、越路さんの歌の訳詞もされた方だ。そういえば、帝国ホテルをお住まいにしていると聞いていた。このラストステージを観にこられたのだ。もう90歳を超えているはずだ、いつもの優しい笑顔だった。”愛の讃歌”、”サン・トワ・マミー”の訳詞も岩谷さんだし、ザ・ピーナツの歌、岸洋子の夜明けの歌、加山雄三のもいっぱい、いい作詞ばかりだ、・・また、横道にそれてしまった。はあ、これでは、いつまでもおわらない。
。。。

満席の会場

休憩時間に出会った日野皓正さん










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