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気ままに

大船での気ままな生活日誌

海蔵寺 初夏の花々

2009-06-06 20:51:36 | Weblog
午後。晴れ間もみえてきたので、ぶらりと、鎌倉の美術館をふたつ回り(鏑木清方美術館と県立近代美術館鎌倉)、さらに、海蔵寺まで足を延ばしました。毎年、楽しみにしている、このお寺の初夏の花々をみてみたかったのです。

。。。

白の花菖蒲とピンクの松葉菊。お似合いですね。


これに手前の、京鹿の子も加えると、”両手に花”の白花菖蒲。


白花の菖蒲。年々、純白さが失われていくみたい。紫に交わればむらさきになる(?)


京鹿の子。細かい花をつけた花序が、京都の伝統的絞り染め”京鹿の子絞り”に似ていることから付けられたそうです、ワイフがお稽古の、今日の”茶花”として使われたと言ってました。


岩場には、もちろんこの花も。岩たばこ。


裏庭には、純白なカラーが。絶対、朱に交わりません。


この方も、朱に交じりません。こんなに群生しているところは、鎌倉一でしょう。東慶寺も大巧寺も敵いません。


八重どくだみです。


新緑の苔もいいですね。


今日、イチロー、ノーヒット。連続試合安打は27で止まりました。で、代わりに、今日、ぼくが1日3本のマルチヒット(記事)と、がんばってみました。
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”いざ鎌倉”の季節到来

2009-06-06 10:59:51 | Weblog
鎌倉といえば紫陽花。”いざ鎌倉”の季節到来です。昨日、紫陽花寺、明月院を訪れました。紫陽花のお寺としては、ぼくはここが一番好きです。青一色の、ヒメアジサイがほとんどの境内ですが、それがいいのです。

ほんのりと青みがさす頃もいいし、薄い青色が主流な頃もいいし(ぼくはこの頃が一番好きです)、一面、青くかがやくときもすばらしいです。いつかも書いたことがありますが、この青色は、先年、台湾の故宮博物院で観てきた、北宋、汝窯の青磁の、”雨過天青雲破処”、雨上がり、雲間からのぞく青空の色です。

この日はいろいろなブルーを観ることができました。

竹林をバックに

赤い傘の美女(かどうかわからない)と紫陽花

ほんのり青み

うすいブルー

雨過天青雲破処のブルー

。。。

北鎌倉駅前の黄色 はとバスでした。5台も連なっていました。いよいよ、いざ鎌倉の季節到来ですね。おみやげも、黄色い袋の”はとさぶれ”かな。
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岩がらみと岩たばこの花

2009-06-06 09:33:36 | Weblog
昨日は”小糠雨降る御堂筋”じゃない(汗)”小糠雨降る北鎌倉”を歩いてきました。

まずのお目当ては、東慶寺の”岩がらみ”。本堂裏の岩壁にからみつく、蔓あじさいのような花ですが、分類学的は、蔓アジサイ(ユキノシタ科アジサイ属)とは違って、ユキノシタ科イワガラミ属だということです。公開時間が決まっていて、11時からと13時からの1時間しかみせてくれません。知る人ぞ知るの名物です。

11時5分過ぎに着いたら、もう行列。一昨年から公開し始めたばかりですが、フアンが増えてきたようです。でも待ち時間は阿修羅展の1/100(笑)。5分で入れました。



この1本の木が、本堂裏の岩壁を覆いつくしているのです。”岩壁の母”です(笑)。

ほら、すごいでしょ。”名残り雪”のよう。去年はもっとすごかった、花の数が。

先端はまだまだ、先へ先へと伸びていました。”若いってすばらしい”。


。。。

そして、東慶寺といえば岩たばこ(別名、岩菜)。岩壁いっぱいに。







たしか白い花の岩たばこもあったはず、と岩壁の向かいの道端に目をこらしました。どうしてもみつかりませんでした。母も自宅の庭で長い間、白い花の岩たばこを育てていました。今年は葉が伸びてこない、おかしいと首をかしげていた母が、5月のはじめに亡くなりました。母の白い岩たばこも今年で命を終えたのでした。

さまざまのことおもひ出す岩菜かな (リメイ句です)

さまざまのことおもひ出す桜かな (芭蕉)が元句です(汗)

。。。

命を終えてもうつくしい枯木の幹。老梅を支えてくれています。




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