来年1月にも楽天が自ら回線を持つ国内第4番目の携帯電話会社を設立するとの報道を知
り現役時代の40年以上を電波を扱う仕事を生業としていた思いが新たに蘇ってきた。
日本における移動体電話の先駆けとなった自動車電話の導入から、現在日本人の誰もが持
っているスマホのシステム作りの一端を担当し、リタイヤした今なお、その動向に無関心ではい
られない身、既設の各携帯電話会社にしてみれば、ライバルの出現は事業としては厳しいもの
が予想されるが、一方ユーザーにとっては各社のよりよい競争により、便利で安定して、更には
安価なサービスの提供に繋がれば結構なこと、各社のなお一層の健闘を期待したいものと思っ
ている。
今年1年の世相を表す「今年の漢字」は「北」だった。
例年通り、京都・清水寺の森貫主が墨痕も鮮やかに揮毫された様子が報道され、いやが上にも
年末近しとなってきた。
普段には、この「北」という文字の意味など殆ど意識することがないが、念のため調べて見た。
その意味は「人が2人背を向け合った形」「敵に背を向けて逃げるという意味」があるという。
この1年、毎日の暮らしや健康等に恵まれなかった人々は、新しい年を迎えてそれらに背を向け
一目散に逃げ出すことにして欲しいものである。
我が家では、ブックタイプのPC3台で宅内LANを構築し、それぞれを活用しているが、最も古い
タイプのPCが単体では問題ないが、突然インターネットに接続できなくなってしまった。
いよいよ寿命が来たかと思ったが、かと言って気前よく廃棄処分できる性分でもなし何とか修理
できないものかとあれこれ思案、行きつくところLANケーブルのトラブル以外になしと決めてジャン
ク品として保管しておいたケーブルに取り替えて修理完了した。
しかしながら普段にはケーブルに外圧が掛かるものでもなく、なぜ断線したのか不思議に思い取
り外したケーブルをよくよく観察してみるとPCに接続するためのコネクターとケーブルの接続点で心
線4本の内1本が断線していたのである。
何気なくPCを動かした際に無理な力が掛かり、その際に切断したと考える以外にないが、ともかく
も修理完了となった”形あるもの何時かは壊れる”類いの1件になった。
その昔、「今日も”元気”だ煙草が旨い」というコマーシャルがあったが、我が合言葉に語呂
は良くないが「今日も”元気”だ片足立って靴下履けた」がある。
寝起きの着替え時に体調チェックの一つとして毎日行っており、今朝も何等の違和感もなく
元気いっぱいの1日がはじまったが、今日は、月1回の新聞休刊日、朝のひと時いつもの行動
リズムに間が持たない感があるも、遠隔地に住まいする子や孫たちの無事なることを念じなが
らの週初めとなった。
ウイークエンドもウイークデーも何等の変わりなきフリーの身、今日も何時ものペースで
一日が始まった。
寒い時期でもあり、10日間以上も稼働していない車のバッテリーの起電力低下が気にな
り充電をすると同時に外観の清掃を済ませて、次回使用時に支障なきよう気にしていた心
配が一つ解消となった。
また、車を整備しながら思いだしたのはネットの書き込みを見ていると、ウインカーを出さ
ずに右折・左折や車線を変更するドライバーが実に多くいるという記事があったが、確かに
我が経験でもしばしば目にすることがあり、JAFの調査によれば、いわゆる”合図不履行”の
ドライバーが日本一多いのは兵庫県のお隣り、岡山県のドライバーとか、良く見かける岡山
ナンバーの車には注意・注意と思っている。
昭和16年の今日は、日本軍がハワイ・オアフ島の真珠湾に開設されていたアメリカ軍基
地を奇襲攻撃して3年半にも及んだ太平洋戦争が勃発した「太平洋戦争開戦記念日」であ
る。
その後、昭和20年8月15日に制定された「終戦記念日」には、以来毎年記念行事が行わ
れ、日本国民は記憶も新たに戦争の惨禍を心に刻み、不戦を誓うのであるが、開戦にあっ
ては殆ど意識する機会がないように思えてならない。
また、昭和22年5月3日に制定され70年が過ぎた現行の平和憲法第9条の改正を現政権
で論議されようとしている事態に大いなる危惧を感じてしまう開戦記念日である。
今日は、雪が激しくなり、降り積もるころのこと。と言う二十四節気のひとつ「大雪」である。
だからと言う訳けではないが、夜間の冷え込みを考えて、昨夜は今年初めて電気アンカを
入れて就寝し気分よく朝を迎えた。
一方、日の出と共に今日も我が地方は快晴の空模様、降り注ぐ日差しの下、日課のストレッ
チやゴルフクラブの素振り等の運動を約1時間ばかり行い、元気いっぱい何か良いことがある
1日になれば幸いと思いながらのスタートとなった。
今シーズンで最も冷えた一夜が明けて我が地方では雲一つない快晴の1日となった。
相変わらずマスコミは大相撲界の実につまらないごたごたを取り上げて賑やかだ。
我が家では、そんな話題には興味もなく、予定を繰り上げて障子紙の張替えを済ませた。
子供時代に生まれ育った生家でも年末になると両親が何枚もの障子紙の張替えをしてい
たのを懐かしく思い出してしまった。
今では、昔に比べて余り手間もかからず、簡単に、きれいにできる材料が市販されており
仕上がりはプロ級の出来栄えと言ってもよいと自画自賛している。
日本海側の各地では雪模様の荒れた天候のようであるが、我が瀬戸内地方では青空いっ
ぱい、空気は乾燥して寒さも程々に快適な気分になっている。
年末になり、気分も新たに新年を迎えたいものと前回張り替えてから10年以上にもなり薄汚
れてきた障子紙を張替えしようと思っており汚れた紙を剥がし、更に障子全体の水洗いを行っ
た。
後は、すでに購入している明るい絵柄の障子紙を数日中には張り付けようと思っている。
夜明け時には、部屋いっぱいに差し込んできた日差しだったが10時頃には空一面厚い雲
に覆われて午後になると雨模様の一日になってしまった。
やむなく日課のウオーキングは中止し、少し残っている年賀状作りに取り組んだ。
これで年末の仕事の一つが終わり、近いうちに薄汚れてきた障子紙を張替え気分も新たに
新年を迎えることにしようと思っている。
現役をリタイヤして電車などの公共交通機関を殆ど利用することがなくなったが、昨日は
高校時代の友人との懇親会の会場まで行くのにJRを往復で凡そ6時間利用した。
その際、聞いてはいたが、大げさに言えば殆どの人が黙して語らず、スマホに熱中する姿
を見ていて電波を扱う仕事をしていた現役当時のことが蘇ってきた。
当時、日本にはまだ公共の移動通信システムがなく、将来必ず必要になるとシステム作り
が計画され、その一端を担当していた頃のことを思い出し、今や、至極当然のものとして誰も
が簡単・便利に利用出来るシステムが構築され、更に、日々高度化されている現状を見るに
付け、改めて隔世の感を感じた現代の番車中風景だった。
机を並べて勉強に励んだ?高校生活を終えて60年が過ぎ去った。
その気の合った仲間十数人で立ち上げた懇親会の年1回の例会に参加してきた。
何分、殆どの会員が間もなく”傘寿”を迎える超高齢者ばかり、年を経る毎に鬼籍に入った
者、寝たきりになった者等、参加者が減少するのはやむを得ず、今回の参加者は9名となり
やや寂しい集まりとなったが、一方では、元気はつらつ自営業に社会活動に精を出す者在り
と様々な人生模様を垣間見ながら昔の思い出や現況を語り合う楽しい例会になり、来年も皆
んな元気に再会を誓い合い散会となった。