感動物語２題

　今年も町の子供達手作りの”鯉のぼり”の泳ぐ５月になりました。

　日本列島はいよいよ連休本番に突入です。

　しかしながらヒマラヤの麓、ネパールでは遅々として進まない救出活動が続いています。

　人間が身動きできない状態に陥ったとき、その発生から７２時間が経過すると、脱水症状や
低体温、感覚遮断、クラッシュ症候群等が原因で生存率が急激に低下すると言われているな
か、昨日には１２０時間も経過して救出された少年がいました。

　その生命力と精神力の強さに何事にも例えようのない感動を覚えた人は多かったと思います。

　その少年に明るい未来が到来することを願うばかりです。

　もう一つ、ネパール大地震の発生を通じて、犬好きの私には涙の出そうになる感動物語をネット
で知りました。

　災害救助犬「夢之丞」君のことです。

　その夢之丞君は心ない飼い主に捨てられ殺処分が決まっていたのですが、処分が輻輳してお
り後回しになっていたところを心ある人に引き取られ、その後、災害救助犬として訓練を重ね、今
では人によって捨てられた命が災害で苦しむ人達の命を救うべく立場でネパールに派遣されて活
動しています。

　それ以外にも、昨年発生した広島の土砂災害時の人命救助、フィリピンでの台風災害の際にも
派遣されて、一時期置かれた自分の運命の悪戯にも拘わらず、元気に活動していると言う嬉しい
物語に感動・感動です。