考える親、考えない親

　私はここのところ、ほぼ毎日、このブログを書いています　もちろん、好き勝手に書いている、と言えばそう言えなくもありませんが、本当は一応はそれなりの意図を持って題材を選び、書いています　ですから、書いた翌日には必ず、どのくらいの人が、どの記事に興味を持って読んでくださったのか？また、定期的に読んでくださっている読者の方ではなく、何らかの経緯で「辿り着かれた方」であれば、どういう経緯でそのブログに辿り着かれたのか？なども分析しています

　ということで・・・最近、おもしろいことに気づきました
それは、インターネットの検索エンジンに「正しい鼻のかみかた」という言葉を入力して、検索をしている人がたくさんいらっしゃる、ということでした。
　こういうことも真剣に考えている・・・そういうパパやママもいらっしゃるのですねえ　　何だかとってもうれしくなりました
（「上手に鼻をかめますか？」）

　良い、悪い、という価値観ではなく、一つの現実として、ここ１０年は親たちの傾向が完全に二つに分かれているように感じています
　一つは、非常にこだわって我が子を育てようとしている両親、もう一つはまったく何もこだわらず、子供ができたから、そこに子供がいるから、育てている・・・と言えばよいでしょうか・・・
　たぶん昭和の時代は、そのどちらにも属さない、「妙にこだわりもせず、放任するわけでもなく、普通に、スタンダードに親業をしている」という層が多かったでしょうが。

　日頃、私が仕事の面でも、プライベートの面でも、接している大多数の層は、前者の親たち、「こだわりを持って我が子を育てている親たち」だと思います　そういう人達にとれば、たぶん、それが「当たり前」のこと、という意識があるでしょう。

　豊かな時代・・・子供達を取り巻く世界は、現在子育てをしている親達が子供だったころとはすっかり様変わりをしています　そんな世界に生きる子供達には便利ですばらしいことも多いかわりに、親が想像もできないような危険もたくさんあるはずです　そういう「想像できない危険」という中に、親の意識、も含まれているように思えてなりません