オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

蕎麦

2005-09-19 20:52:54 | ノンジャンル
 なかなか距離の進まないハスクですが日曜日少し走ってきました。キャブのスロースクリューの戻しを変えたりペダルのポジションを変えたりしながらの走りでした。
 金曜日1台SM510を納車しました。オーナーは土曜日早速400km以上入ってきてその楽しさを充分感じてきた様子。普段はMVや998Rなどのハンドルの低いのに乗っているのでその楽なポジションがが気に入ったようです。
 話は変わりますが、そんなに遠くない所、宇都宮から1~2時間くらいで行けるワインディングロードのあるようなところへ行くと、よく蕎麦屋さんがあります。たいてい小さな店でそれぞれの店でみんな違う手打ちです。蕎麦は好きだというほどではない私でもおいしいと思うことが多いです。それに値段がとても安いし食い意地がはって大盛りを頼んだら食べきるのが大変なんてことも。街の中のの店では味わえないおいしい処もありますよ。この看板の道路から脇にはいったお店の周りには蕎麦が栽培されています。これを使っているのでしょうか?今度行ったら聞いてみます。


真野正美さんの絵

2005-09-14 15:11:32 | ツーリング
 ツーリング先で新しいことを発見することは愉しみの一つです。北海道での最後の日、雨の中、苫小牧へ向かっていました。ちょっと小休止にと寄ったお店。去年と少し中の様子が変わったなと思って中へ入ったところが小さなギャラリーになっていました。絵の展示会をやっていて覗いてみたら、とても懐かしさを感じる絵が展示されていました。決して古い図柄ではなく今のお店や学校や地元の出来事の絵で、とても明るいというのが印象的です。ほのぼのとした気分にさせてくれる絵もさることながら作者の経歴に興味を持ちました。その作者は真野正美さんという人でトヨタで車のスタイリングをデザインされていたということです。未来的な車のスケッチと見たほのぼのとした絵が結びつかなかったのですが、絵のプロですからいろいろな表現ができるんですね。そのときは時間も無かったのでそのまま出発しましたが今度行くときはじっくり見たいと思っております。多くの人に見てもらいたいと思作品でした。どなたか作品集でも出版されているのをご存知でしたら教えていただけると嬉しいです。

帰ってきてから真野さんの作品を見たいとネットで探しましたが風景のがありました。
http://www.town.shikaoi.hokkaido.jp/square/winart2005/work17.html
展示したあったところはこちら、HPの中のイラストは彼の作品らしいです。
http://www7.ocn.ne.jp/~daisogen/main/main.html


内容とは関係ありませんが音更から鹿追へ向かう途中の牧場の道。最近は未舗装路も少なくなりました。

アイローネ

2005-09-10 20:21:20 | クラシック
 オートバイの店をやって良かったことのひとつにいろいろなオートバイに触れることができることです。特にクラシックなオートバイは面白いです。エンジン形式も現行車のように各社の車種が同じようなのと違い個性がいっぱい。見ているだけでも楽しいものです。でも見ているだけではいけません。どんどん乗りましょう。
 こんなモトグッチもいいですね。塗装など外観もちょうどいい適度な使用感も出ているし、エンジンはポイントを調整しただけで快調にかかるようになって安定してアイドリングしています。大きなフライホイールのせいでしょうか、スロットルオープンに合わせたピックアップはありませんがその分を見越してスロットルを操作する。そんな乗り方も楽しいものです。新しくオーナーになられる人にはどんどん乗ってもらって多くの人の目に触れさせてほしいですね。
 30数年近く前高校生だった頃、近所でファルコーネかアイローネかわかりませんが乗っていた人がいました。当時はすごく古いと思ったのがいまはそんなに古いと思わないようになったのはちょっと不思議です。



愛着

2005-09-07 15:21:53 | ノンジャンル
 スズキのRG250γです。近所の方が処分してほしいと持ってきました。発売当時、そのスタイリング、パワーですごい人気でしたね。16インチタイヤ、アルミフレーム、アンチノーズダイブ機構など当時の最新技術の塊でした。発売当初人気のあったオートバイが今でも人気があるものがありますが、この初期型ガンマはそうではありません。私の店はクラシックな英車を扱う渋い店を目指し、また最新の機能美の粋のようなトライアル、モタードで走りを楽しむマシンを扱うことを心がけているので、このような子供っぽいオートバイは扱いません。なんちゃって、実は新車から乗っている同じ型のガンマを1台持っているんです。私も発売当初夢中になったひとりでした。これほどインパクトを感じさせてくれたオートバイはそうは有りません。でも今ではただの古いオートバイです。じゃ邪魔になったら捨ててしまうかといえばそうはいかないですね。4万キロ近く走りました。ほとんどはツーリングで北海道はもちろんあちこち行きました。信号待ちで追突されて初めて救急車に乗ったり、いろいろなこともありました。だからたまに見るとご苦労さんって気持ちです。そういうことのあって手放すことが出来ないんですね。
 最近のオートバイは距離を走らされることが少ないようで数千キロで手放されたりしています。長く乗らなければ思い出もできないだろうし愛着も湧かないじゃないでしょうか?
 私のガンマは流石にサスペンションなどかなりくたびれていて再び乗るには手を入れなくてはいけません。こういうスタイルにもかかわらずサーキット走行などしたことがありませので、いつかは復活してサーキットで16インチタイヤを味わいたいと思っています。


最後のバッテリー

2005-09-06 14:31:41 | ノンジャンル
 6ボルト用のバッテリーを注文しようとバッテリーメーカーのカタログを見たらそのバッテリー、ユアサのB38-6Aは載っていませんでした。それで部品屋さんに調べてもらったらすでに生産は終了しているが工場に何個か残っているということでした。早速1ヶ注文をしましたが全部で残っていたのは4ヶだということです。今回は修理する車輌に使いますが、私自身が持っているオートバイにこれを使っています。6ボルトバッテリーの中ではもっとも大きなサイズです。これより小さなサイズの6Vバッテリーはありますが古いオートバイは車体に積んだバッテリーが見えるものがあり、そのスペースにピッタリのものを使いたいものです。6Vだとヘッドライトも暗くて12Vにしたりする人もいるでしょうし、乗ることが少なくなったりして需要が少なくなると造られなくなっていくのは仕方がないかもしれませんが残念です。海外には近いサイズのものもあるようですし更に古い黒い箱型のものもありますが、日本のメーカー(製造は海外)のすぐ手に入る物は重宝します。バッテリーに限らず使わないものは無くなっていくかの知れません。どんどんクラシックバイクに乗って部品も新しくして気持ちよく走りましょう。