けさの新聞各紙や鉄道系情報サイトに掲載されていましたが、JR西日本広島支社はこれから約8年かけて支社保有の鋼製車を2種類の単一塗装に塗り替えると発表しました。
ステンレス車を除くECはすべて黄色、DCは朱色にするそうです。ECの黄色は瀬戸内にふりそそぐ太陽を表した塗装で、DCは製造時の塗装にすると言います。今、帯のある車両も帯なしになり、車種に関係なくワンパターンの塗装になります。
DCの朱色って、つまりはタラコとか首都圏色って言う色ですよね。悪いとは言いませんが、それぞれの線区ごとに塗装されていた色彩がすべて無視されることになります。
朝日新聞によると、塗装費用が単一色にすることで1両あたりの塗装費が安くなるというのが真の理由のようです。確かに経営サイドの判断ではいろいろな色を塗るよりワンパターンにしたほうが安上がりでしょう。
ですが、来る列車、来る列車同じ色でしかなかったら鉄道ファンならずとも興醒めではないでしょうか。
噂でしかありませんが、広島支社だけでなく他の支社も同様の方針を取る可能性があるとか。私が住む京阪神地区でも鋼製車が全部単一の同じ色になったら、嫌悪感のほうが先に立つような気がします。
JR西日本は、福知山線脱線事故の遠因として経営効率優先で安全投資がないがしろにされた、と指摘されていたのではないでしょうか。車両の塗装の単一化もいわば経営効率優先の考え方によるものではないか、と私は思わなくもありません。またまた、利益優先の考え方が最優先にならなければよいのですがねえ。
写真は今年9月、山口線にSLやまぐち号を撮影に行ったときに撮ったキハ47です。この塗装もやがて消えるのでしょうか。
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今から7年前、長岡京―山崎間を「広島色・広島色・大糸線色・国鉄色・国鉄色」のキハの編成が上って行ったのを中学校のベランダから見たことがあります。その後色々調べてみましたが、何処にもその情報が載っていませんでした。
あれは一体何だったのでしょう、謎ですね。
23日のSLクリスマス号と年末年始は山口在住になりますのでついでに今の塗色を記録しておこうと思います。
いくら一企業のコスト削減の話とはいえ,
ファンにとっては酷い話ですよね…
もうすでに吹田工場に,
黄色い一色の謎の車両が居るとか居ないとか…
今回の発表は寂しい限りですね。
効率優先で、いやな感じです。
TBさせていただきました。
瀬戸内マリンライナーや潮騒みすず号はそのままということですが、つまらなくなりますね
関西で全部おんなじにしたら、乗り間違えちゃいます!
すでに、京都駅で間違えて新快速に乗ったり反対方向に乗ったりしてますから(笑)
そして、この色のキハ47、好きです♪
急行「つやま」がこの車両でJRおでかけねっとの車両案内に載っていたのでこれを期待していったら、ずいぶん前にもう西日本色のに変わったとのことで残念でした
センスなし!と私は断じますね。地色は濃黄色でもよいのですが、せめて形式ごとに色違いのラインを入れるとか、いろいろ考えてほしいですね。
せめて帯くらい入れてくれよですね。
DCもすべて朱色一色では。大糸線でも首都圏色車よりクリームと赤の標準色のほうが、美しく風景に映えていると思いませんか。
クリスマスは山口滞在なのですね。よいお写真を撮ってください。
へえ、吹田にそんなのがもういるんですか。
当初は目新しいのでしょうけれど、増殖すると辟易するかもしれませんね。
雪は音を吸収するうえに視認距離も格段に落ちますから、本当に安全面に気を配るのであれば、白は危険ですよね。
その点、北越急行のスノーラビットはピンクを取り入れて考えていると思います。