JR西日本山陰線の胡麻-鍼灸大学前で2月11日、特急「はしだて4号」を撮った後、車で中央西線に向かいました。出発したのは10時30分過ぎで、丹波縦貫道を通っていったん京都市内を経由し、名神高速京都南インターから中央自動車道の恵那インターに向かいます。最初は中津川インターを目指すつもりでしたが、「TEAM3170」の「M担当」さんが黒姫方面に旅行で向かわれているとのことで、「中津川インターから9キロ渋滞しているよ」とメールでお知らせくださり、予定を変更しました。中津川より先はチェーン規制中で、1台ずつ点検が行われているのが渋滞の原因のようです。
天気予報では太平洋側平野部でも積雪の恐れと言っており、名神もどうだろうかと気になっていました。滋賀県内に入ると時折、激しく雪が降っているところもあり、竜王付近でやや渋滞しましたが、もっとも心配していた関ヶ原付近は晴れて伊吹山がくっきり見えるという不思議さです。最大の難所と思われた地点を無事にクリアし、ほっとしたのもつかの間、一宮や小牧付近でまた雪に見舞われました。しかし、車の流れが止まるようなことはなく、途中のPAで昼食もとって順調に恵那に14時20分ごろ到着することができました。
この日、撮影できる中央西線の貨物は下りの81レコンテナ貨物だけです。まず、武並-恵那のポイントで待ち構えていると、定時でEF64-1045+1038の重連がモーターの唸りも高らかに通過して行きました。
さて、これだけで撮影を終えるのはもったいないので、追いかけに入ります。国道19号線は順調に動いています。向かったのは十二兼-野尻のS字カーブです。ここは有名なポイントですが、私は「ゴーンちゃん。」さんのブログで何度かこのポイントのお写真を拝見して、前々からここで撮りたいと思っていました。列車通過時刻まである程度、余裕を持って到着することができました。ポイントにeexpressさんと立つと、間もなく神戸から来られた方も加わり3人でカメラを構えます。
よいところに背の高い枯れたススキが2本ほど立っており、構図が制限されてしまいます。そのほかにも処理しなくてはならないものが複数あるのですが、それでもきれいなS字で「ここ、ここ。ここで撮りたかった」と、うれしく思いました。
特急「しなの」で露出などを確認。そして、やや予想時刻から遅れて先ほど武並で見た81レがゆっくり、ゆっくりカーブを近付いてきました。満を持してシャッターを切り、大いに満足感を得ることができました。
あとで写真を確かめると、いろいろ工夫が足りない部分が多々あります。それでも、私の好きな1枚になりました。これからも、この場所はたびたび訪れてみたいところです。
2011-2-11 JR東海中央本線 十二兼-野尻 81レ EF64-1045+1038
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,125mm,ISO 400
1/500秒,f2.8.+0.7段,WB:晴天
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