鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

福知山の183系A+C特急を撮る

2011-02-06 | 183系

 1月下旬からこれまで公私にわたって忙しく、撮影に出かけられませんでした。ようやく2月5日(土)に時間ができたので、JR西日本福知山電車区の183系を撮ろうと、山陰本線の胡麻-鍼灸大学前に出かけました。

 3月に予定されているダイヤ改正で、北近畿ビッグXネットワークと呼ばれる福知山線、山陰線、舞鶴線、北近畿タンゴ鉄道線の特急列車網が再編され、福知山線内を走る特急は「こうのとり」に改称。京都発着の特急は「はしだて」「きのさき」「まいづる」の3名称に統一されます。この結果、「文殊」「たんば」「北近畿」「タンゴエクスプローラー」「タンゴディスカバリー」の愛称がJR線内からは消えてしまいます。車両も287系の導入により、福知山の183系のうち、まず4+3の7両で運転されることが多いA編成(4両)とC編成(3両)が一線を退くことになります。

 JR西日本のアーバン色で比較的地味だった存在のA、C編成がここに来て、注目を集めています。やはり絵的には准国鉄色のB編成の方が映えますが、記録の対象としてA、Cを撮る方も多いようです。また、A+Cでは前頭部の貫通扉を実際に開閉する作業が綾部で行われるのも見どころです。

 山陰線の綾部-京都間では、「たんば」や「はしだて」と「まいづる」が併結して運転されるため、このA+C編成をよく見ることができます。そこで、この区間の定番撮影地と言える胡麻-鍼灸大学前の直線区間に出かけることにしました。B編成ですが、「たんば」単独運転の「たんば2号」から撮りたいところです。しかし、京都7時20分の到着では露出が厳しいため、次の「まいづる2号」・「たんば4号」から撮ることにし、7時過ぎに鍼灸大学前へ普通電車を乗り継いで到着します。

 ポイントまで歩いていくと、すでに先客が1人おられ、私のあとからもう1人来られて3人での撮影になりました。
 空は薄い雲に覆われています。日の出時刻からずいぶんたったころにようやく朝日が背後の森の向こうに顔を見せました。周囲はだんだん明るくなっていきますが、太陽はなかなか森の上に出てくれません。そうこうするうちに最初の撮影対象列車「まいづる2号」・「たんば4号」がC33編成でやって来ました。太陽の光が薄く正面に当たっています。赤地のヘッドマークに「まいづる」の文字がきれいに浮かんでいます。引きつけてシャッターを切り、一瞬ぼうっとしてしまい、後ろの4両の編成を確認するのを忘れてしまいました。

 はて、「たんば4号」は何編成だったのか。京都れいる倶楽部の仲間である「さくら2号」さんと「eexpress」さんも似たような考えで私より京都寄りのポイントでそれぞれ撮影に出ておられることがわかっていたので、メールで編成番号を見てほしいとお願いしました。結局、折り返し列車でeexpressさんがA42であることを確認してくださいました。

 C33+A42の7両。アーバン色の塗り分けなので見にくいですが、C33の先頭は簡易貫通扉、特急エンブレムも簡易であることがわかります。

2011-2-5 JR山陰本線 胡麻-鍼灸大学前 「まいづる2号」・「たんば4号」 C33編成+A42編成
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,110mm,ISO 400
1/640秒,f5,WB:晴天

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コメント (12)
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