1月30日の土曜日は、朝からJR西日本湖西線の小野-和邇で、比良山をバックに「雷鳥」や「日本海」などを撮りました。前日から天候が良好なことがわかっていたので、迷わずここへ出かけようと決めていました。まだ暗いうちに家を出て、近江今津行きに乗車し小野からポイントを目指します。
車窓から見たときはだれもおられなかったのですが、到着するとすでにお一人三脚を立てておられました。早速、その方の横に三脚を立て、脚立に上ってハイアングルで構えます。
ファインダーをのぞいていると、背後に人の気配と「おはようございます」の声が。こちらもあいさつしてお顔を見ると、なんと知り合いの海鮮丼さんでした。向こうも「あ、まむしさん」と驚かれた様子です。そうこうするうち、だんだん人が増え、私の横にはTEAM3170のM担当さんがお越しになりました。3170レを東海道線で撮影後、ここへ向かうとお聞きしていたので会えるだろうと思っていたのですが、並んでの撮影となり楽しく過ごせました。撮影者の中には、TEAM3170メンバーのマクドさんもおられ、M担当さんの紹介でごあいさつさせてもらいました。
さて、この日の狙いは何と言っても3月のダイヤ改正で激減する485系「雷鳥」と、ブルトレ4002列車「日本海」、そして113系京都車です。ただ、目論みでは背後の比良さんが雪を被って白く輝くはずだったのですが、稜線のスカイラインが少し白いだけ。隣の方のお話では「先週の土日が最高だった」とのこと。暖かな日が多く、雨もあったので解けてしまったようです。しかし、それでも青空とくっきり姿を見せた比良の峰々。素晴らしいことには違いがありません。
海鮮丼さんやM担当さん、マクドさんとお話しながら、楽しく4004M「雷鳥4号」から4002レ「日本海」まで存分に撮影することができました。ただ、難点が一つ。よいお天気になると、近隣の方々が線路に沿った道を散歩されるのです。また、中学生でしょうか。少年野球か野球部の皆さんが練習でランニングにも来ます。
人の営みのうちに鉄道もあるので、当然そうした光景も受け入れなければなりません。問題は、その人たちがどこにいる時に撮影対象列車が来るのか。この写真にも自転車で犬の散歩をされている方が写っていますが、そう気になりません。けれど「日本海」のときは結構、画面手前に2人の方が写りこみました。「日本海」はそれに加えてサンダーバードが裏被りして散々でしたが・・・。ま、これも運ですね。
4002レ撮影後、撤収することにしましたが、徒歩で来ている私に車で来られた海鮮丼さんもM担当さんも駅まで乗って行きますか、と声をかけてくださいました。結局、海鮮丼さんに山科駅まで送ってもらったのですが、M担当さんもお気づかいありがとうございました。そして海鮮丼さん、ありがとうございました。
このように撮影地で鉄仲間に出会え、声をかけていただくと本当にうれしくなりますね。
2010-1-30 JR湖西線小野-和邇 4004M「雷鳥4号」 485系京都車A2編成
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,98mm,ISO 200
1/500秒,f7.1,-0.3段,WB:晴天
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