大げさなタイトルを付けましたが、このところ配1974レ~配1975レに一時のような注目が集まらないのが不思議です。この列車はJR西日本・京都線内の吹田(信)-梅小路間を往復しています。上りが配1974レ、下りが配1975レで原則、毎日運転されています。
2009年3月のダイヤ改正まではJR貨物岡山機関区のEF65の運用でした。京都に住む私にとっては吹田以東で昼日中に、毎日見ることができるEF65の列車でしたから、極めて貴重でした。それだけに注目も集め、【西日本】鉄道情報発信の掲示板には数多くの見たまま情報などが寄せられていました。
ところが、ダイヤ改正で吹田機関区のEF66の運用に変更となってからは、この列車の情報書き込みがぐんと減っています。吹田出しのため、どのカマが充当されるのか予測しにくいということも人気を下げた理由の一つなのかもしれません。しかし、今や貨物のEF66も先行きが不透明です。この前まで活躍していたと思っていた機関車が、いつの間にかひっそりと姿を消していくことも珍しくありません。
上りはこの配給の後を、下りは先行して走る安治川口-梅小路の専用貨物1182レ~1883レもEF66の運用だったものが、今はEF210の担当になりました。8866レや8865レも火曜日から水曜日にかけての運用はEF210になっていますし、甲種輸送の8862レもEF200やEF210が充てられることが増えています。
そのような状況にあって、この配給列車は短いながらも編成がユニークで、絵になる存在と言えるでしょう。この写真は1月23日のものですが、100番台一次形の105号機が無動力のEF66-22を引き連れてやって来ました。高速コンテナ貨物を引っ張って走る豪快さはありません。しかし、他では見ることがなかなかできない編成を引くEF66を撮ることのできる大切な列車だと思います。
2010-1-23 JR東海道線向日町―桂川 配1974レ
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm f2.8G ED VRⅡ,145mm,ISO 200
1/800秒,f4.5,-0.3段.WB:晴天
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