さあ、JR西日本大糸線撮影行の初日もいよいよ大詰めです。
長野の日の入りはこの時期、16時50分ごろ。南小谷発16時13分の糸魚川行き431Dを宮本の里で待ちますが、太陽はすでに高い山々の背後に隠れようとしています。レールと雪の築堤は、ごく淡いオレンジを帯びています。
この構図は夏も、秋にも撮影しましたが、折々に違う表情を見せてくれ毎度狙いたくなるところです。今回は背後の木々にびっしりと雪がつき、雪深い山里の雰囲気を演出していました。
ホワイトバランスは晴天の設定のままにしました。目で見ると、もう少し明るく、白っぽい風景です。AUTOの設定にすることで、自分の目で見た風景によく似た色に写ります。ですが、あえて晴天にすることで画面全体が青みを帯びて、冷気を感じることのできる絵になったと思います。また、キハ52-125の塗色ともマッチングしたのではないでしょうか。
2010-1-9 JR西日本大糸線 南小谷-中土 キハ52-125 糸魚川行き431D
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,200mm,ISO 400
1/400秒,f5,+0.3段,WB:晴天
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