鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

大糸線紀行2010冬 雪深し、宮本

2010-01-14 | 大糸線紀行

 さあ、JR西日本大糸線撮影行の初日もいよいよ大詰めです。
 
 長野の日の入りはこの時期、16時50分ごろ。南小谷発16時13分の糸魚川行き431Dを宮本の里で待ちますが、太陽はすでに高い山々の背後に隠れようとしています。レールと雪の築堤は、ごく淡いオレンジを帯びています。

 この構図は夏も、秋にも撮影しましたが、折々に違う表情を見せてくれ毎度狙いたくなるところです。今回は背後の木々にびっしりと雪がつき、雪深い山里の雰囲気を演出していました。

 ホワイトバランスは晴天の設定のままにしました。目で見ると、もう少し明るく、白っぽい風景です。AUTOの設定にすることで、自分の目で見た風景によく似た色に写ります。ですが、あえて晴天にすることで画面全体が青みを帯びて、冷気を感じることのできる絵になったと思います。また、キハ52-125の塗色ともマッチングしたのではないでしょうか。

2010-1-9 JR西日本大糸線 南小谷-中土 キハ52-125 糸魚川行き431D
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,200mm,ISO 400
1/400秒,f5,+0.3段,WB:晴天

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大糸線紀行2010冬 雪の小谷村へ

2010-01-14 | 大糸線紀行

 楽しいJR西日本大糸線の撮影遠征初日も、午後の遅い時間となりました。
 宿を南小谷にとっているため、頸城大野から国道148号線を南下。急カーブとトンネル、洞門が連続する小滝から平岩にかけての道を慎重に抜け、平岩駅付近で上下各1本を撮影し、そのまま南小谷行き432Dを追う形で小谷村を目指します。
 
 特に追いかけるという意識もなく車を走らせていたのですが、いつの間にか列車を抜き、中土-南小谷の下里瀬(くだりせ)のポイントに着きました。国道わきの駐車スペースにできた雪の壁の上に数人のファンがカメラを持って立っています。ダイヤを確認すると、中土発車時刻まで10分弱の余裕がありました。そこで、私も皆さんの仲間に入れてもらうことにし、踏み固められた雪の足場の上に並びます。

 背後の小谷村と妙高市を分ける山々が西に大きく傾いた陽光を浴びて美しい姿を見せてくれます。ですが、姫川に沿って谷の底を走る線路はすっぽり影に入ってしまっています。
 線路の周囲と背後の山の輝度差が大きく、露出をどうするか苦労しましたが、車両がキハ52-125で色が暗めなので線路周辺を中心に合わせました。

2010-1-9 JR西日本大糸線 中土-南小谷 キハ52-156 南小谷行き432D
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,120mm,ISO 400
1/800秒,f6.3,WB:晴天

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