ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその206-アコリバRD-3

2016年02月05日 | オーディオ
確実な効果。

以前このブログで、アコーステックリバイブの音質改善アクセサリー「RR-777」を紹介した。
そして、行きつけのオーディオショップで、その効果についてブログに投稿した。
残念ながら、未だに「RR-777」私の手中に無いが、今回は同メーカーの他のアクセサリーを紹介したい。
それは「CD・DVD消磁機」RD-3である。
メーカーのHPによると、CDやDVDは製造過程で帯磁してしまうらしい。
ディスク表面の印刷塗料に含まれる「鉄分」やディスク面の僅かな分量に含まれる「コバルト」など、帯磁する要素の多い材料でCDやDVDは製造されているという。
更に消磁せずに、CD・DVDプレイヤーで媒体を再生させてしまうと、駆動モーターの磁気で、CD・DVDの帯磁は進行する。
この「磁気」を取り去ることにより、明快な音質等を取り戻すことができると言う。
前回紹介した「RR-777」同様、同様「体験してみないと効果の程は分からない」製品と言える。
メーカーのHPには本機についての、効果を示す測定グラフ等は掲載されているが、機器の測定結果イコール人間の耳での効果には繋がりにくいと私は思っている。前回紹介した「クリーン電源」については、正しい波形が機器で生成されることを、メーカーHPで見て、ある程度信用できるとは思っていたが、今回のような機器は、眉唾ものと私は思っていた。
しかし、私は何年か前に「RD-3」購入した。しかも機器の効果体験もせずに。
私にとっては珍しい買い方である。やはりメーカーのパブリシティの宣伝文句につられたのである。
購入当初、勇んで使用してみたものの、その効果は確認できなかった。
しかし、ある日、購入したばかりのCDをうっかり「RD-3」で消磁せずに再生してしまった。
何か音に違和感がある、楽器同士がガチャガチャして、アンサンブルが美しくない。
「音の悪いCDを買ったしまった」と私は後悔した。
しかし、その時気づいた、CDを消磁していない「RD-3」で処理をしていなかったことを。
早速「RD-3」で消磁処理を行なった。
そして、再度CDプレイヤーでそのCDを再生してみた。
驚いた。
先ほど聴いたときの「ガチャガチャ」感が全くなくなり、アンサンブルは蘇ったように綺麗に聴こえる。
私はそれまで、新しく買ったCDは必ず「RD-3」で消磁処理してから聴いていた。つまり「RD-3」処理なしCDと「RD-3」処理後のCDを聴き比べたことが無かったのである。
「ついうっかり」の行動が、奇しくも「RD-3」の処理の確実さを明快にしたのだ。

以前にもこのブログに投稿したが、オーディオの世界は広くて深い。故により良い音を目指し人はケーブル一本にも高額な投資をする。また怪しい機器にも更なる音への憧憬を持って、それを買い求める。
それには「当たりはずれ」がある。確実に音を良くできると言う約束はどこにも無い。
しかし、一度オーディオの深き森の扉を開けてしまうと、人は時に、分自身を見失いがちになる。
私のそうならないように、出来るだけオーディオショップ等で、機器を試し、検討してから買うようにしている。
一方で、深き森の中、自分を見失いそうになることに、たまらない愛情を抱く瞬間もある。
「RD-3」まだお試しで無い方は、是非お試しになることをお勧めする。



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