爺のつぶやき

石狩川のほとりに住む田舎の爺が、見たり聞いたりその日の出来事をつぶやいています。

<font color=dd99dd>史上「最悪の惨事」</font>

2005-01-05 15:46:00 | あれこれ
インドネシア・スマトラ沖でマグニチュード(M)9.0の地震が発生し巨大な津波が襲ったのは12月26日きょうで10日たった。


犠牲者は毎日信じられないほど増えてすでに15万人を越えている。「死者、行方不明者」の数がどのくらいになるかもわからないようで、史上最悪の惨事となった。

日本人の安否不明者も680人もいるという。
家族の気持ちを思うとやりきれない思いだ、無事を祈りたい。

道路が寸断され、空港は輸送機の離着陸ができない状態で島々は孤立し食糧や水の援助を求めている。

世界保険機関(WHO)は、高温多湿の地帯で避難所の衛生環境も悪化し500万人が感染症の危険にさらされているという。


「陸の孤島」となった。西アチェ県では一週間たった今も津波に流された海辺の村で遺体が転がり着の身着のままの生存者たちが支援を待っていたと3日の「道新」に記事が載っていた。

派遣された報道関係者は想像を絶する惨状で、まるで地獄を見るようなおもいで取材したことであろう。

朝刊に各国の支援額が日本5億ドル、アメリカ3.5億、イギリス9600、イタリア9500、スウェーデン8000、スペイン6802、カナダ6700、中国6042、フランス6026(3日3時現在)と載っている。
救援活動には、アメリカ12000人の軍隊を、日本も自衛隊800人を派遣し医療、防疫、輸送に当たる。

復興支援にあたってイラク戦争で反米機運を払拭したいアメリカと復興で威信回復を狙う国連と欧州各国の確執も指摘されている。

未曾有の大災害への対応で主導権争いをしている場合ではないとど素人は思うが、国際社会は難しいもんだとつくづく思う。

いずれにしても最悪の事態を避けるためにも力を合わせて早急に援助の手を差し伸べてほしい。










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