あれやこれやと熟考を重ねたことが功を奏す場合もあれば
「一瞬」のひらめきが功を奏す場合もある。
仕事も音楽も、最近はその「一瞬」のひらめきを
とくに大事に思えるようになった。
年齢と経験を経て、きっと自分自身のひらめきに
少し信頼が置けるようになってきたのだろう。
Boz Scaggsの「Moments」(1971)
01. We Were Always Sweethearts
02. Downright Women
03. Painted Bells
04. Alone, Alone
05. Near You
06. I Will Forever Sing (The Blues)
07. Moments
08. Hollywood Blues
09. We Been Away
10. Can I Make It Last (Or Will It Just Be Over)
レーベル移籍後の1971年にリリースされた3rdアルバム。
自身のルーツとなるSoul,R&Bとその後のAOR路線とを繋ぎ合わせる
まさに「瞬間」のひらめきが閉じ込められた作品である。
躍動感溢れるホーンとメロディが素晴らしい「We Were Always Sweethearts」
間奏のクレイジーなフルート、軽やかなリズムギターやドラムなど
申し分のない幕開けである。
続くボッサ・タッチの「Downright Women」
流れるようなピアノとしなやかに歌うBozの歌声が耳に残るナンバー。
ハイライトは美しいと言う言葉がぴったりとハマる
「Painted Bells」「Near You」「Moments」の三曲
いずれ劣らずの表現力豊かな歌唱。
突如野暮ったいカントリーテイストに塗り替えられる「Alone Alone」
実にボーカルスタイルの引き出しの多さを感じさせる一曲。
AORの金字塔とも言える、緻密に作り込まれた「Silk Degrees」と比べると
確かに各曲のトータルバランスにはまとまりを欠くかもしれないが
彼の変遷を辿る上で、ここでの「一瞬」のひらめきは軽視することが出来ない。
「一瞬」のひらめきが功を奏す場合もある。
仕事も音楽も、最近はその「一瞬」のひらめきを
とくに大事に思えるようになった。
年齢と経験を経て、きっと自分自身のひらめきに
少し信頼が置けるようになってきたのだろう。
Boz Scaggsの「Moments」(1971)
01. We Were Always Sweethearts
02. Downright Women
03. Painted Bells
04. Alone, Alone
05. Near You
06. I Will Forever Sing (The Blues)
07. Moments
08. Hollywood Blues
09. We Been Away
10. Can I Make It Last (Or Will It Just Be Over)
レーベル移籍後の1971年にリリースされた3rdアルバム。
自身のルーツとなるSoul,R&Bとその後のAOR路線とを繋ぎ合わせる
まさに「瞬間」のひらめきが閉じ込められた作品である。
躍動感溢れるホーンとメロディが素晴らしい「We Were Always Sweethearts」
間奏のクレイジーなフルート、軽やかなリズムギターやドラムなど
申し分のない幕開けである。
続くボッサ・タッチの「Downright Women」
流れるようなピアノとしなやかに歌うBozの歌声が耳に残るナンバー。
ハイライトは美しいと言う言葉がぴったりとハマる
「Painted Bells」「Near You」「Moments」の三曲
いずれ劣らずの表現力豊かな歌唱。
突如野暮ったいカントリーテイストに塗り替えられる「Alone Alone」
実にボーカルスタイルの引き出しの多さを感じさせる一曲。
AORの金字塔とも言える、緻密に作り込まれた「Silk Degrees」と比べると
確かに各曲のトータルバランスにはまとまりを欠くかもしれないが
彼の変遷を辿る上で、ここでの「一瞬」のひらめきは軽視することが出来ない。