少し前に、膀胱炎になり血尿がでてしまった我が家の猫さん。
病院に連れて行き、その後自宅でしばらく様子を見ていたのですが、やがて動かなくなり、食べ物にも水にも興味を示さなくなってしまいました。
あわてて、動物病院へ。
先生いわく腎臓の機能が落ちているかもしれないということで、血液検査をしてもらいました。
幸い腎臓の機能は正常でしたが極度の脱水症状であるとのこと。
自宅での皮下点滴をすすめられ、管のつなぎ方や針を刺す場所や刺し方などを教えてももらいました。
そして、いよいよ点滴の夜を迎えます。
お医者さんが手術の前にイメージトレーニングをしていることを思い出し、私も、「こうして、こう!」「ここをつまんで刺す!」「ここで一度深呼吸」「点滴のスピード確認!」など、一通りイメージトレーニング。
さて、なにも知らない我が家の猫さん。
注射針を持つ手が震えます。
針を刺す場所は首から背中にかけての柔らかい部分。
アルコールでしっかり消毒して、えい!!
点滴中はハラハラドキドキでしたが、なんとか無事に皮下点滴終了。
心配をして見に来た娘に、「手術は成功です。心配なさらないでください」と偉そうに声をかけてしまいました。
2、3日、点滴をしながら様子を見ていたのですが、だんだんと動けるようになり、食欲も回復。水も自ら飲めるようになりました。
まずは一安心です。
猫「先生、ありがとうございました」
私「ふっ、私は何もしていませんよ。あなたの生きたいという気持ちが病気に勝っただけです!」
妄想会話もはずみます。
ただ、腎臓の機能については今後も注意をしながら見ていかなければなりません。
心配は続きますが、家族の一員が元気になって何よりでした。