5月3日の憲法記念日。
私は、やまべ洋史さんと街頭から宣伝を行いました。
いま、大阪維新の会をはじめ憲法改憲への動きが急速にすすめられてようとしています。
毎年の憲法記念日に私も考えるのですが、「住みにくくなった現在の社会の状況に憲法を合わせていくのか?」それとも「憲法が求めている社会の在り方に現実を近付けていくのか?」こうした選択が常に迫られているように思います。
生存権が保障される中で、自殺者は毎年3万人を超えています。朝から晩まで働いても豊かな生活を送ることができないワーキングプアという社会現象は今もなお深刻化しています。
国際的なもめごとを解決する手段として武力の行使を放棄した憲法のもとで、F35戦闘機(1機100億円)を42機購入する予定の野田政権。
多くの犠牲を生んだ戦争。私たちの祖父母はその体験を通じ、再び同じ過ちを犯してはならないとの痛苦の教訓を刻み、誕生したものが現在の憲法です。
街頭からは「あなたの生活や実態は憲法が求めているものになっていますか?」「もし、憲法と大きくかけ離れた現実があるのならば、それは社会や国が間違っているのであり、憲法を変えるのではなく、政治や社会を憲法に近付けていくよう一緒に変えていきましょう」と訴えました。
心地よい風が吹く中での宣伝でしたが、少しでも多くの方に訴えが届くことを願った憲法記念日でした。