「政治倫理条例」改定についてのパブリックコメントの結果が示されました。
「政治倫理条例」ってなんぞや?と思われた方はコチラ
179名の市民から意見が寄せられ、結果は以下のとおりです。
改正案全体については、「改正に賛成」7件、「改正に反対」73件
請求に必要な署名数を有権者の「200分の1」から「50分の1」へと4倍にすることについては、
「賛成」2件、「反対」119件
署名を集める期間を30日間と定めることに対しては
「賛成」3件、「反対」106件
との結果となり、多くの市民が、今回の条例改定について反対の声を寄せていることが明らかになりました。
市民の良識が示された結果だと思いますし、議会はこの声をしっかりと受け止める必要があります。
具体的な意見としては、
◆ 20年経過した現在も内容が古くなっとは言えない。
◆ 不正・疑惑などについては、市民が請求しやすい方に改正しなければならないのに、より請求しにくくなり、不正が見つかりにくくなるのではないか?
◆ 改正案では、条例は役立たず、紙屑同然になるのではないでしょうか?
などなど。
このパブリックコメントの結果や政治倫理審査会会長の意見なども踏まえ、29日の議会活性化特別委員会で各会派の考えが示され、条例案の内容が決まることになります。
今後の動きについては、また、お知らせしたいと思います。