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外国女優別キャリア10傑(52)ミシェル・ファイファー

2020-12-15 00:10:00 | コラム
~ミシェル・ファイファーのキャリア10傑~

80年代後半~90年代にかけて絶頂期を迎えたファイファー、
62歳になった現在だって現役ではあるけれど、こういうランキングを展開すると、どうしたって前世紀のものでまとまってしまう。

あのメリル・ストリープでさえ「ある程度の年齢を経過すると、女性が演じられるキャラクターは限定されてしまう」と発言しているものね、

ここ数年、ハリウッドを中心にLGBTや人種などの問題点を改善すべきという流れが出来ているので、これからの数年でいろいろ変わるのかもしれない。


(1)『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』(89)

ちょっとビターな、おとなの三角関係。

ファイファーの白い肌がピアノの黒で映え、ずっと観ていられる名場面になっている。




(2)『バットマン リターンズ』(92)

ハグレモノたちを主人公にしたティム・バートン初期の傑作。

キャットウーマンを好演したファイファーは、これでオスカー取ってもよかったのにね。



(3)『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』(93)

スコセッシ初の文芸映画。

激しいベッドシーンもないのに、デイ=ルイス様とファイファーが「ちょっと」触れ合っただけでエロいのはなぜなのか!!


(4)『危険な関係』(88)

ラクロの人気戯曲、何度目かの映画化。

グレン・クローズは怖いしジョン・マルコビッチ変態だしファイファー美しいしキアヌとユマ・サーマンは初々しいし、これは俳優を愛でる映画だと思う。


(5)『スカーフェイス』(83)

パチーノの相手役に大抜擢、
まだ少し野暮ったい感じがするところが、またいいんだ。




(6)『愛されちゃって、マフィア』(88)

ジョナサン・デミによる隠れた名作。

日本で劇場公開されなかったのが信じられないし、そのためか邦題も気の抜けた感じになっているが、これは自信を持っておすすめ出来ます。


(7)『テキーラ・サンライズ』(88)

じつは内容は忘れているのだが汗、オシャレな感じのサスペンスだったかと。

しかしこの写真、メル・ギブソンが持つ凶暴性みたいなものが皆無で笑ってしまう。




(8)『イーストウィックの魔女たち』(87)

ジャック・ニコルソンを翻弄する魔女のひとり、もちろんみんなセクシーなのだが、そのなかでも最もセクシー。


(9)『恋のためらい/フランキーとジョニー』(91)

パチーノと再共演、
初タッグ時はイケイケどんどんの恋だったが、こちらでは少し枯れた感じ。



(10)『アンカーウーマン』(96)

ロバート・レッドフォード共演、
ニュース番組のアンカーウーマンを目指すヒロインの成長譚。


※あす、今年最後の外国女優別キャリア10傑です

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『外国女優別キャリア10傑(53)マギー・チャン』
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1 コメント

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目に魅力ある女優さん (夢見)
2020-12-15 09:07:05
普通の母親役もうまくて

若い頃の「いい女」の印象も強いですが
中年以降に演じられた役柄は人間味が出て好きです
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