Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

ハラチって、なにかね

2012-06-04 00:15:00 | コラム
足の指の奇形が、日に日にひどくなっている。

という書き出しだと「その画像」が必要になると思うが、単に気持ち悪いだけなので、それはしないでおく。

0歳のころに火傷を負い、右脚の膝から下に「尻」の皮膚を移植したのだが、そういうこともあって、とくにそのあたりの皮膚は脆い。
毛深いほうだが右脚のみ毛が生えてこないし、傷を作ると治りも(異常に)遅い。

そういうのを含めて自分の脚―傷だらけ、イコール格好いい、みたいな―が好きだったりするのだが、
とくに右足の指―いちいち断り書きをする必要もないが、脚と足の漢字を使い分けてます。念のため―は骨折をしているわけでもないのに「あり得ない方向」に曲がっていたりして、とにかく「合う靴」がなかなか見つからない。

そんな足なのに「素足」で闘う総合格闘技なんかの練習をしているのも妙な話だが、まぁそれはそれとして、きょうは靴がテーマ。

スニーカーを基本とする日常を送っている。

革靴は、ひとつしか持っていない。
真の意味で「ときどき」しか履かないが、そんな足なので履くだけで悲鳴を上げるほどに痛い。
ブーツは、ひとつも持っていない。
自分のファッション―Tシャツにハーフパンツ―と相性が悪いから。

ランニングシューズをふたつ―どちらも、アディダスのシリーズ『アディゼロ』―と、スニーカーをみっつ―ナイキかニューバランス―、これらをその日の気分によって履きこなしている? が、ほんとうのサイズは27.5cmなのに、指が当たって痛いので28.5cmか29cmを履いている。

それでも、ぜんぜん痛くないわけではない。
とくにランニングシューズは「履いて10分」が痛く、我慢して走る。足の体温が温かくなると痛みも和らぎ、あまり気にならなくなっていく・・・というのを繰り返しているので、どう考えても足には悪い、、、とは思うが、これはもうしょうがないのかと諦めている。
ほら、『羊たちの沈黙』(91)の冒頭、FBIの訓練場に「苦痛を愛せ」と書いてあるでしょう、気分はアレだ。
(ほとんど無関係とも思えるきょうの画像は、短距離走者の市川華菜である。好き好き!)

そんな自分の奇形足に優しかった靴が、ひとつだけ存在していた。
ナイキの『エアハラチ』である。

「限りなく素足に近いシューズ」―であり、90年代前半に一部で大人気となったシリーズ。
ナイロンを駆使した内部が奇形足に優しく、これならぜんぜん痛くない。

当時、これをふたつ買って、完全に壊れるまで履いた。履き潰した。そのくらいのお気に入りだった。

また発売しないかなぁ、、、と思っていたら、最近になって復刻された。
というわけで、さっそく購入。

かっけー。

どうよこの特殊な内部、なんかほとんど近未来。

とりあえずこれで、数年は痛みに喘ぐことはない。

見た目は純度100のアウトドア、その実、精神的にはインドアな自分だが、そんなこといっても外に出る機会は多く。
本音をいえば、いつでもどこでも裸足で出かけたいのであるが、そんなアベベみたいなことは現代日本では無理な話で。

というわけでナイキさん、途切れることなくこのシリーズを提供し続けてくださいな。


※ただブーツに憧れないわけではない。
だからこの曲をリンク。
「ジギー・スターダスト」とか歌詞に入ると、ずるいな! と思いつつ、ちょっとグッときてしまう。

それにしてもアメリカンタッチ? なこういうPV、憧れがあるのだろうか、日本の作品でよく見かける。
『ニシヘヒガシヘ』(ミスチル)もそうであったし、『借金大王』(ウルフルズ)や『やさしくなりたい』(斉藤和義)だって、そうだった。




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コメント (1)
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