工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

静浜基地に行ってきました・・・つづき

2023年06月02日 | 飛行機・飛行機の模型
 前回はフライトを中心にご紹介しましたが、地上ではどんな感じだったのでしょうか。
 格納庫にはかつての航空自衛隊を支えたレシプロ練習機たちが展示されていました。
 まずはT-6Gです。



高校生の頃、エレール1/72のキットを組んで、まさにこの富士山マークを手書きで描き入れたことがありました。後年、アカデミーから航空自衛隊仕様でキットが出ましたね。

T-34とT-3、T-7はカウルを開けて、エンジンを見せていました。
T-34

中学2年の頃、それから大人になってから、ハセガワのキットを組みました。小さいですが密度のある好キットです。小さな機首の中にどうやっておもりを入れるのかと、蛍光オレンジの塗装に苦労した覚えがあります。

昔のハセガワのキットのカウルを開けて、内部を再現されたい方はチャレンジしてみては!?最近ではミニクラフト1/48でもキットが出ましたね。
T-3です。

ハセガワ1/72のT-3のプラモデルはT-34の金型を改修して作ったと言われており、文字通りT-34は絶版になっています。


T-7です。




外来機はOH-1のみでした。


車輌も各種展示され、乗車もできました。
高機動車(陸上自衛隊)

:軽装甲機動車

高機動車・短SAM仕様(航空自衛隊)



パジェロベースの1/2tトラックと高機動車などがウクライナに供与されると伝えられています。ジープ以上、トラック未満といった感のある高機動車についてはさまざまな派生型があります。かつてのダッジ・ウェポンキャリアーを思わせますが、日本の用兵事情や国情に合わせた設計なのでしょう。それでも大きさ的にはかつての97式中戦車とあまり変わらないのですが。

支援車輌の展示スペースもありましたが、ほとんどお尻を向けているような感じでした。



こんな業務用車輛もいます。


消防車は新しいタイプのものも配備されています。

こちらの車輌は「返納手続済」とウインドウに張り紙がしてありました。


こちらの基地、機体とお客さんの「近さ」もいい感じです。フライト前の機体はこんな風に人力で押されていました。


大編隊の着陸後にはパイロットたちが手を振ってくれました。



久しぶりの基地ということで、物欲の爆発、ということはありませんでしたが、それでも日印共同訓練のパッチを買いました。両国の機体のシルエットが描かれています。


ということで静浜基地航空祭を二回に分けてご紹介しました。帰りの東海道線は新幹線と並行しているのですが、大阪方向に向かうドクターイエローを見ました。思わず近くの人と顔を見合わせました。静岡で一度下車して、美味しい海鮮丼を賞味して、あとは普通列車を中心に、ゆっくりとした帰路になりました。
静浜基地、ブルーインパルスも来ませんでしたし、外来機も少ないですが、アクセスはまずまずですし、飛んでいる飛行機を眺める分にはとても楽しく過ごせました。日が高いうちに東京に戻れますし、私がここの基地を好きな理由は、そのようなところにあります。基地の皆様、関係の部隊の皆様、ありがとうございました。










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