工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

黄色塗装はお好き?自動車編その2

2022年09月30日 | 自動車、モータースポーツ
 前回の続きで黄色塗装の自動車です。以前、現行モデルのフィアット500を作りたい、とエイプリルフールネタで書いたことがありましたが、今回はそのフィアット500です。フジミのキットですが、スポーツモデルのアバルト(ただしそれなりに加工も必要)として出ているものも含めて作ったことがあり、今年の春にも作りました。ボディカラーに迷ったのですが、イタリア車だからといって赤というのも芸がない、ポップな黄色はどうだろう、と自らいばらの道を選ぶことにしました。
 日本でも「ミモザ」と呼ばれる黄色い500が特別仕様車として販売されていましたし、小さな車体が映えそうです。
 実は私が入手したのはなぜかイタレリ版です。中身はフジミと同じですが、違うところはデカールにヨーロッパナンバーのものが入っていたことと、これは逆に「入っていない」のですが、フジミのキットにある窓ガラスのマスク用の紙(単なる紙ですので、自分で両面テープなどを貼り、マスキングする必要があります)はありません。私は以前フジミ版を組んだ際に失敗してもいいようにとマスク用の紙をコピーしていましたので、それを使いました。

 今日でも容易に入手できますので、組み立て上の注意点もいくつか。
 まず、ボディとシャシーのパーツの合いがきつく、塗装後にはめ合わせしようとしてボディ側にひびが入っても困るので、先にシャシー側で当たりそうなところを切削しています、説明書(こちらは便宜上フジミのものです)に赤丸をつけたあたりです。

 サスペンションですが、前輪がそのまま組むとややはみ出してしまいます。実車ははみ出したりしていませんので、フロントサスについてはA10のブレーキディスクのパーツはつけませんでした。また、フロントサスのA12、A13のパーツはシャシー側に奥まで差し込み、きっちり接着しておくこと。奥まっていますが左右非対称にならないようきっちり固定します。
 ボディのフロント部分ですが、イタリアナンバーに初めからするつもりでした。イタリアナンバーはフロント部分が小さく、そのままではフロントのD4のパーツに開いている本来のナンバーの取付穴が丸見えになってしまうため、伸ばしランナーで一旦埋めて仕上げています。
 ボディはMr.カラー329番にしました。白サーフェーサー→1000番の耐水ペーパーで軽く水研ぎ→GMカラー21番、アイボリーAを吹き付けて下塗りにしました。その後329番を吹き付けました。


Agipのデカールなど、いくつかはオリジナルに無いものを貼りましたが、その後クリアーがけ→コンパウンド→モデリングワックスを塗布しました。フロント・リアの銀色部分はハセガワのミラーフィニッシュを切り出して貼りました。ナンバーはキットのものではなく、アオシマの「ナンバープレートメーカー」というサイトからイタリアナンバーが作れるとありましたので、任意の番号とローマナンバーにして、pdfに落とした上で、以前ピギーバックの記事でもご紹介したハイキューパーツの白のデカールの上にインクジェットで出力し、クリアーで定着させました。
 内装はMr.カラー14番ネイビーブルーを基調にしました。シートはMr.カラー45番セイルカラー(上部)と72番ミディアムブルーの組み合わせとし、ハンドルやメーター部上側のふくらみをMr.カラー311番にしています。ちなみにメーター上部はハンドルに近い箇所のみ白っぽい色となるのが正しいです。これは私のミスです。

 また、フロントのシートの頭あての後ろはキットでは凹んでいますが、実際は丸く膨らんでいます。D6の頭あての部品の後ろにWAVEのHアイズから適当な大きさの丸いパーツを切り出して貼りました。
 新聞や雑誌が入っています。女性誌(正確にはイタリアの新聞の「土曜版」に相当します)が入っていますので、ドライバーは女性でしょうか。

 というわけでウクライナ・マスターボックス製のフィギュアを組んで立たせてみました。お顔がキットの箱絵と違うのは私の腕のせいにしておきましょう。

 作例の方は働くお姉さんというより働くシニョーラという感じです。
 実はこの500、こんなストーリーを考えていました。
「・・・週末とはいえ、私は仕事のための愛車を駆ってローマの街を走らせた。500年前、私のご先祖様が教皇領の代官のような仕事をしていたおかげで、私の家はかつては伯爵などと呼ばれていた。時は流れ、今では領地も「物件」と名を変えてそれらを管理することが私の家の仕事となった。相続税対策もあって単に人に貸すだけではすまなくなっているのが現代の領主様なの。かつての屋敷の一部は起業家に貸しているが、新しい入居者のために土曜の朝、案内をしてきたところ。このアイデアもヴェネツィア貴族の末裔の私のフィアンセの発案なの。あちらは商人から貴族になったから、商才は相変わらずみたい。今度もなかなかいい入居者が入ってくれそうで安心したわ。一仕事終わったので父の代からお世話になっているバールでカプチーノを飲んで、帰ることにしよう。以前仕事でかかわった日本人が置いていったCDを帰りの車中では聴いていこうかしら。ピアノの音色、なかなか悪くないのよ。パパは赤い昔の500を手放さないけど、私はこっちが好き。だってCDも聴けるでしょ。リアに今ではほとんど使わない我が家の紋章の一部の「鍵」とミラーの前にはママの出身のフィレンツェを象徴する百合の花のマークを入れてるわ。この500を見たら、私だということを忘れないでね・・・」
 ちなみに鍵のマークや花のマークはグリーンスタッフワールドの中世もののデカールから採りました。

 フィアット500、好きなくるまなので思い入れもあって組みましたが、一目惚れして付き合いだしたものの次第に相手の粗が見えてくるような感じで、なかなか苦労いたしました。でも、出来上がってしまえばその苦労も吹き飛びます。おかげさまでカーモデラーの方からも「きれいに黄色が発色しているね」とお褒めの言葉をいただき、一安心しました。

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黄色塗装はお好き?自動車編 その1

2022年09月29日 | 自動車、モータースポーツ
 もともと飛行機だ、鉄道模型だと作っていた人間ですので、車の模型は少ないのですが、それでも「黄色いくるま」を作ったことはあります。拙い作例ではございますが、ご笑覧ください。
1 トヨタ・ヴィッツ(フジミ1/24)
 初代ヴィッツは2000年2月号のモデルアート誌でニューキットレビューとして記事が載っています。私もその頃一台作りましたが、ある方のところにお嫁に行き、私の手元にはありません。赤ワイン1本が謝礼でした・・・。
 その時のカラーリングが依頼主のリクエストで黄色だったということもあり、もう一度自分の手元に残したくて黄色いヴィッツを作りました。7~8年くらい前のことです。そういえば初代ヴィッツはエメラルドグリーンなど、ポップなボディカラーも見かけましたね。
 車体色は明るめの黄色ということで、下地に白を吹き、ボディカラーはMr.カラーGXのキアライエローを使ったのではないかと思います(記憶が曖昧で失礼)。


 それほどストレスを感じないキットでした。ヴィッツは丸みがあってコンパクトさとかわいらしさを感じる初代が一番好きなデザインでした。2000年代の初頭は、ヨーロッパの街角でヴィッツの左ハンドル版・ヤリスやニッサン・マイクラ(マーチ)をよく見かけたものです。最近はこのキットを見かけませんが、まだ一箱キープしていて、いずれピンクともオレンジともつかないメタリックの独特の車体色で作りたいと思います。

2 ロータス99Tホンダ(タミヤ1/20)
 あまりにも有名な中嶋悟のF1デビューマシンです。タミヤからグランプリコレクションで発売され、一時絶版となった後、中嶋車のみに取り付けられたオンボードカメラ(信じられないと思いますが、車載カメラはこのシーズン中嶋車のみで、その後のシーズンもレースによってランダムに、数台が取り付けていた程度でした。現在では全車ついています)などのパーツが追加された限定版が発売されました。キットもそれを組んでいます。
 1987年イギリスGPの決勝前、ホンダのエンジニアから「中嶋さん、今日はフルブーストで行こうよ」と説明を受ける姿を再現したものです。

 マシンの傍らにホンダのエンジニアが膝をつき、説明しています。背中を見せているのはロータスのメカニックです。このころはまだ人形の塗装も今以上に下手でしたから出来の方もご勘弁、というところです。イギリスGPにした、というのはキットのデカールの車体の広告がタバコ広告禁止バージョンになっているからで、当時はイギリスなど一部の国がテレビ等でのタバコの広告の規制をしていました。レースの中継でスポンサーロゴとしてタバコ広告が映るのはけしからん、ということでこういう措置になりました。「CAMEL」の文字が入る代わりに「LOTUS」と入っています。なお、レースによってはラクダのマークもなく、ロータスのエンブレムとなっている場合もあります。果てして中嶋は4位。ホンダエンジンの1-2-3-4フィニッシュの一台となりました(一位から順にマンセル、ピケ、セナ、中嶋)。

 さて、塗装ですが、このマシンはサーキットではさまざまな色に見えた、というのはジャーナリストの小倉茂徳氏の弁です。当時ホンダの広報をされていて、サーキットで間近にマシンを見ていたそうで、光の当たり方で明るい黄色から、それこそラクダの黄土色のような色にも見えた、ということでした。
 私は下塗りにGM鉄道カラー19番ベージュAを吹き、その上からMr.カラー58番黄橙色などを元に調色したカラーを吹きました。タミヤカラーの「キャメルイエロー」に近い色になりました。

 写真も拙いので申し訳ないのですが、ややオレンジがかった黄色がおわかりいただけるでしょうか。この写真よりもっとオレンジ、茶色系に振った色です。
 こちらは実物の写真です。


くるまの話、少々長くなってしまいましたので、次回に続きます。


 
 
 

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黄色塗装はお好き?飛行機編

2022年09月19日 | 飛行機・飛行機の模型
 黄色塗装の苦労については飛行機でも同じです。もともと飛行機模型で黄色塗装には苦労したという過去があり(というと大げさですが)、下地作りの大切さや下地に白を塗って・・・といったこともここで覚えたように思います。モデルアート1991年1月号で、黒須吉人氏が連載「プラモロジーCrossFire」の中で1/72のBK117を紹介しています。ドイツのADAC(日本のJAFに相当する組織)の救急ヘリが黄色塗装で、途中で投げ出しちゃおうかという気持ちになりながら、周囲の勧めもあってようやく完成させたという作例なのですが、そこでは半つやのライトグレイを塗り、さらにつやあり白をきれいに塗り、その上で黄色を塗る、という手順を踏んでいました。黒須氏を叱咤激励して完成に導いた黒須氏の「師」は「白と黄色の間に薄いクリームを吹く」と言っていると記事にありました。
 この記事を読んで以来、自分でもいろいろ試すことになり、何年か前にエアフィックス1/72のフォーランド・ナット練習機を黄色に塗りました。それがこの作例になります。
 ナット練習機はイギリスとインドで使用された小さな機体です。日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、アクロバット飛行チーム「レッド・アローズ」でも長く使われていました。「レッド・アローズ」の結成前の短い期間ですが、イギリス空軍のアクロチームに「イエロー・ジャックス」という名前のチームがあり、この機体を再現したわけです。なお、ジャックスというのは「ジャケッツ」という意味があるようです。


 キットについてはストレートに組んだだけですので、特別なことはしておりません。一応、組み立て上の注意となりますが、脚収納部のパーツ(2A及び3A)については、胴体側のパーツとガッチリ接着しておきましょう(エポキシパテで胴体側から補強してもよいでしょう)。主翼まで接着したあとでこれらのパーツが外れて胴体の中に落ちてしまうと取り返しがつきません。また主脚のパーツ(3B及び4B)については説明書では先に接着するよう指示がありますが、胴体等の塗装後でも接着できると思います。作例ではオミットしましたが、排気口の下側にスモークパイプがのぞいていますので、再現するとよいでしょう。
 塗装の黄色はMr.カラー329番です。私は白のサーフェーサーを吹き、傷などの有無を確認しつつ1000番のペーパーで軽くならしてから、白を吹きました。この時の白はまんべんなくかかるよう、きっちり吹いておきました。そのあとでGMカラーのクリーム色1号を吹き、その上で黄色をエアブラシ吹いた、というわけです。サーフェーサー~クリームまでは缶スプレーを使っています。意外に凹凸のある機体ですので、ムラが出ないよう吹きつけるのに苦労しました。このキットを入手した際には手に入らなかったのですが、後にエアフィックスからイエロー・ジャックス仕様のキットも出ていたようでし、別売りデカールなどでイエロー・ジャックスやレッド・アローズの機体の機番、マーキングなども簡単に再現できるようになっています。この黄色ですが、ネットなどで当時の写真を見ますと、もう少しレモンイエロー系と言いますか、クリームが少し入った色でもよかったと思います。動画なども上がっていますので、興味のある方はご覧になってください。
 日本でも黄色い自衛隊機はいくつか見かけることができます。草創期のT-6や救難ヘリなども黄色に塗られていました。今では洋上迷彩のUH-60も導入時からしばらくは白と黄色のツートンカラーでした。なお、T-6やKV-107バートルの黄色はMr.カラー329番よりもやや赤みがあり、Mr.カラー58番の黄橙色から調色しても良い感じがします。

 私の拙い作例ばかりで恐縮ですが、イエロー・ジャックスから引き継いだレッド・アローズの機体はこちらです。赤にしたというのはイギリスの曇天に映えるから、などと言われていますが、近衛兵の制服も赤色ですし、とても似合っているように思います。

飛行機の前に立つ二人のフィギュアはエリザベス二世とフィリップ殿下です。プライザーではHO(1/87)で世界の有名人を各種製品化しています。1/87ですので、人形の方が少々小さくなります。


 このたびの女王の崩御から新国王の即位までの様子をテレビで観ておりますと、紋章官とか枢密院といった官職が生きていて、イギリスという国の歴史・伝統をあらためて感じます。また、このブログを書いている今日、9月19日はまさに女王の国葬の日でありますが、私はCS放送でBBCを観ておりました。BBCの中継ではキャスターのコメントもごくごく控えめで、それが式や葬列の荘厳さを際立たせていました。ビールのロンドンプライドをいただきつつ、イギリスに思いをはせることとしましょう。
 




 

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5年目

2022年09月18日 | 日記
 このブログも5年目を迎えました。決して多くはないと思いますが、それでも読者の皆様にお読みいただいていることに深く感謝します。いくつかの記事につきましては、検索ワードの上位に表示されることもありまして、私の記事が何らかのお役に立てているのであれば、大変嬉しく思います。
 これまで反響のありました国産ジェット機の系譜につきましては、戦後編も準備しております。年内にまた書き始めたいと思っております。なにぶん歴史のある話ですので、毎年少しずつの掲載になるかと思います。
 この4年間は公私ともに思いもよらないことだらけで、生きているといろいろなことがあるなと思うわけですが、これからもこんな感じであっちへ行ったり、こっちへ行ったりというようなブログになるかと思いますが、皆様の手の空いたときに、これからもこのブログを可愛がっていただけたら幸いです。
 黄色塗装の話の続きは、次回以降またお話ししましょう。

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黄色塗装はお好き? 鉄道車輛の場合

2022年09月17日 | 鉄道・鉄道模型
 モデルアートの10月号は「イエロー表現を極める」と題して、主に下地色を上手に使いながら、黄色塗装を上手に仕上げるという特集でした。私、塗装の中でも黄色というのは大の苦手です。隠ぺい力は弱いし下地の色に発色が左右されるしということで、できれば避けて通りたい色でした。しかし、地元というべき西武鉄道の車輌や自動車、飛行機の中には黄色に塗らなくてはいけないものもあります。関係する色では日本軍の敵味方識別帯の黄橙色は筆では塗膜が厚くなりがちで塗りにくく、結局先にこの色を吹いてマスキングしてから濃緑色を吹くという流れになっています。
 少し昔の作例を中心に、これから何回かに分けて私なりの「黄色の模型」をご覧いただけたらと思います。
 今回は鉄道模型から、西武2000系です。この形式についてはグリーンマックスから高いレベルの完成品も発売されており、更新前、更新後とも持っていますが、クロスポイントブランドで未塗装キットも販売されていました。ちょっとの加工で側面方向幕のない登場当時の姿にもできるということで、私も作ってみました。

6輌編成の先頭、クハ2001です。塗装についてですが、登場当時においては車体色の黄色は他の黄色い電車よりも明るく、レモンイエローに近いように感じました。このため、模型の黄色もMr.カラー4番の黄色をベースにGMカラー23番イエローA(旧西武イエロー)、Mr.カラー329番(イエローFS13538)を足していったように記憶しています。当然、下地に白を吹き付けてから黄色を塗りました。白の塗膜が厚ぼったくならないようにしながら、モールド色のグレーが一通り隠れる程度に塗り、その上から黄色を吹き付けるわけです。GM完成品(に手を入れたりしてますが)の2000系の色味との違いが分かりますでしょうか?

こちらはGMカラーの色に近く、この色はこれでありだと思います。GMカラー23番そのものですと、101系(それもベージュとの塗り分け時代)が一番似合うように感じます。
両方並べてみました。

この「2000系の明るい黄色」ですが、ある雑誌の表紙の影響も多分にございます。「鉄道ファン」1977年5月号の表紙を2000系が飾っており、この黄色のイメージが強く残っています。

この時は沿線在住ベテランモデラー氏からも登場時の西武2000系を作ってほしいと頼まれており、同時に製作、塗装まで手がけました。お互い登場時から良く知る車輌だけにごまかしはきかず、かなり気合が入ったことを覚えています。

既に完成品がカトーから発売されているのと、相当な旧作ゆえにお見せいたしませんが、国鉄の修学旅行用電車155系の初期の塗装も鮮やかな黄色とオレンジということで、GMキットを組んだことがあります。特に登場時の塗装は大変鮮やかで、GMのカタログ等でもMr.カラー4番の黄色と59番サファリオレンジの組み合わせを推奨していました。両方とも下地が白でないときれいに発色しませんので、かなり難儀したことを覚えています。この時は白を一度吹き付けてから黄色とオレンジの塗装にしています。
また、このブログで幾度も登場している架空の私鉄「緑南交通」の車輌ですが、最初にGMカラー21番アイボリーAを吹き付けて下地代わりにして、そこからMr.カラー329番の黄色、Mr.カラーGX6番の順に塗装しています。

余談になりますが、西武鉄道は「赤電」よりも前の時代には黄色と茶色のツートンだったことがあります(さすがに私が生まれる前のことですが)。Mr.カラー58番(黄橙色)とGMカラーのぶどう色2号の組み合わせです。黄橙色がなかなか「乗って」くれず、塗装ではいつも苦労した記憶があります。この古いカラーの車輌たちはどれも沿線在住ベテランモデラーのところに行きましたので、私の手元にはありませんが、こちらも黄色にまつわる少々苦い思い出であります。
 

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