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工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

2025春・鈴鹿への旅 拾遺 つづき

2025年04月30日 | 旅のあれこれ

(前回からのつづき)

7 オレンジ色、目立っています

マクラーレンが昨年はコンストラクターズタイトルを獲るなど、完全復活、といったところで、今シーズンもノリス、ピアストリの二人が序盤戦をリードしています。チームカラーはオレンジで、昔のマルボロカラーや、90年代後半のシルバーアロー時代とは異なるカラーリングです。海外からの観客が増えているせいもあってか、マクラーレンのファンも多く見かけます。イギリスなどでは昔から「チームとしてのマクラーレンのファンは一定数いる」なんていうことを聞いたことがあります。

(写真は決勝レース後、マクラーレンのピットが見えます)

 

8  日本の味、どれがお気に入り?

メルセデスにリザーブドライバーで帯同しているバルテリ・ボッタスは、鈴鹿で優勝経験もありますが、日本で早速大好きな某カレーチェーンのカレーを食べていたとか。ほうれん草とウインナーのトッピングまで注文ということで、カスタマイズぶりも日本人なみですね。これに限らず、名古屋でもみそかつのお店にF1帰りの外国人が食べに来ていましたし、土地の料理にチャレンジするのは好感が持てます。F1中継の解説者として活躍された故・今宮純氏は、世界各国での取材経験から「郷に入れば食に従え」と、その土地ならではの料理を食べていたそうです。海外に行ってもファストフードでは、あまりにもですよね。

 

9 昔と変わったよな・・・。グランプリにおける日本と世界の距離

その昔は日本GPは年に一回、世界(とりわけヨーロッパ)が日本にやってくるという感もいたしまして、ドライバー、チーム、メディア、そしてあの頃は少なかった海外のお客さんも含めて彼らの肩越しから海外をのぞき見していたような感じすらあります。時は流れ、今ではハースのように日本をイメージした塗装だったり、レッドブルはあえてピット上の表記も日本語にしていました。日本的なものに対して我々以上に世界が興味を持ってくれるようになった、ということでしょうか。海外のファンも日本のコスプレファンにカメラを向けたりしていますね。そういうのも含めて、日本GPを楽しんでいる感があります。

(カタカナでユウキとマックスとありますね)

 

10 それぞれのニッポン日記

泊まっていた名古屋のホテルでは、台数は限られていましたがコインランドリーがあり、私も使いました。前のお客さんの洗濯が終わるのを待つ間に、フェラーリのキャップをかぶった白人の青年がいて「F1なの?」と聞いたら「そうだよ」とのこと。待っている間にいろいろ話しました。3月下旬から2週間くらいかけて大阪、東京と回って名古屋に泊まっているとのこと。「東京で雪が降ってびっくりした」と3月下旬に雪が降った話になり「東京も1月や2月に降ることもあるんだよ。でも3月は珍しいね」なんて話しておりました。彼はF1の現地観戦が初めてだったようで、何回目?と聞いてきたので、鈴鹿は1997年からずっとだけど、と答えたところ、驚いていました。

 

11 ガラガラ浴場(駄)

そのホテルですが、ちょっとした大浴場を備えており、たくさん歩いて疲れた体にはありがたいのです。外国人が多く泊まっているからなのか、いつも空いており、聞こえてくるのも日本語ばかりでした。やっぱりいろいろな意味で外国人にはハードルが高いのかな。私自身、昔はシャワーオンリーでもなんとかなりましたが、今ではホテルでも大浴場とかあると嬉しくなるというのは、年を取った証拠ですね。

 

12 レース後も大盛況

決勝後にグランドスタンドの観客を対象に行われるストレートウォークですが、ずいぶん人が入るようになりました。以前のブログにも掲載しましたがレース後に話し込んでいるチームスタッフを簡単に撮影できましたし、フェラーリのスタッフに「表彰台おめでとう」とか「次のレース、がんばってね」とかフェンス越しに話したものですが、ウォールの前方に近づくこともかなわず、早々に退散しました。

13 マナーとルールは守って!!

お客さんがたくさん来るようになり、また海外からの観客も増えている中、以前ほどではないにしても、なんだかなあ、な光景も見かけました。こちらは決勝終了後のストレートウォークのひとこま。

ピットウォールによじのぼって、表彰式を撮ろうとしているのは全員ジンガイだわ。チームが設置した機材、配線などもあるので登っちゃだめ、だったのではないかと思います。決勝終了後のストレートウォークは鈴鹿にF1が戻ってきてから始まったと思いますが、こういうのは見たことなかったわ。ドライバーの無線のFワードが話題になっていましたが、思わず悪態をつきたくなったな。あなたたち、ファンを名乗る資格はないぞ。

 

14 お土産は、何にしよう

お土産のコーナーもにぎわっていました。私はこんなものを買いました。

ドミニク・ドゥーセさんのお店で買ったホンダ初勝利60周年を記念したクッキー缶です。

中身はこんな感じです。

甘さ控えめ、バター香るお上品なクッキーです。ついつい食べてしまいます。

豚児にはこれまでミニカー、Tシャツと買ってきましたが、今回はこれ。

シビック・TYPE-Rのレースコントロールカーのトミカにしました。鈴鹿で実際に走っています。

 

お土産と言えばこちらも。レゴがF1と組んでマシンのおもちゃをリリース。各チームのマシンがリリースされていて、黄色い買い物袋を見かけました。実は大人向けにもマルボロカラーのマクラーレンだったり、マンセルのウィリアムズ・ルノーも出ています。後者はマンセル自身もCMに出演。ドライバーの人形にはちゃんと自慢の口髭も描かれています。こういうCMにマンセルって似合います。

チーム、ドライバーのウェアなどは売り切れたものもあったようです。昔はグッズショップもバチモンすれすれだったり、何年落ちだろうというような古いチームグッズの露店がサーキット内にも出ていたのですが、最近は管理が厳しいのか、見かけなくなりました。掘り出し物を見つける感覚ではなくなってしまい、ちょっと残念な気もします。

 

15 これ、誰のマシン?

名古屋駅前にもF1を体感できるコーナーがありました。このマシン、レッドブルカラーで11番なので昨年までのレッドブルのドライバー、ペレスを思い出す方もいて、外国人が誰のマシンだろうと言っていたので、これはアユム・イワサ(岩佐歩夢)のF2マシンだよ、と教えてあげました。岩佐は昨年の日本GP、金曜日のフリー走行に出走していましたし、今シーズン、無限のエースとしてスーパーフォーミュラでも活躍しています。

 

16 運べません、なんて言わないで

 伊勢鉄道が決勝後のXで「今日中に待っているお客さん全員を乗せられないかも。お願いだから近鉄の白子駅まで歩いて近鉄に乗って」といった投稿をして話題になりました。伊勢鉄道の鈴鹿サーキット稲生は鈴鹿サーキットに最も近い駅で、名古屋まで直通できることもあって、外国人を含めて利用が多いです。それゆえに混雑してしまい、駅前に長蛇の列となったようです。ただ、この日は偶然近隣で救急搬送などもあって余計に駅前が混乱したような話も聞いています。

 私が初めて鈴鹿でF1を観た1997年を含め、数年間はJRも波動輸送のディーゼルカー、14系客車も動員して臨時列車を多数運行していましたが、最近はたくさん運ぶ、ということがむずかしいようですし、定期列車の特急「南紀」でさえ金曜日は4輌編成で、指定席の通路まで自由席の乗客で一杯になっていました。もうちょっとJRさんも含めて本数増やしてくれないかなあ、と思うのですが・・・。

(近鉄・白子駅行きのシャトルバスも長蛇の列だったとか。ちなみにタクシーのライドシェアも試験導入されました)

私は金曜の下りだけJR+伊勢鉄道を利用しましたが、サーキットまでの足は選択肢がいろいろありますので、あえて遠回りしたり、頭と足を使いながら、ベターな選択をしたいです。以前は「穴場」だった平田町も外国からの観客も含め、金曜日からそこそこ人を見かけました。

 十数年前と思いますが、鈴鹿サーキット稲生駅に決勝後、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が私服で通訳らしき人を伴い、ローカル列車を待っている姿を見たことがありましたが、あんなこと、もうできないですね。

 

17 同じ場所で、同じ時間に

私の場合、10年前にたまたま近くに座っていたファンたちと意気投合し、それから毎年鈴鹿で会いましょう、が合言葉になっています。似たようなエリアの席を買っていることもあり、毎年セッションの後などで話をしているのですが、今年は示し合わせたわけでもないのに同じ時間にスタンドの裏にいたりして、よく話をしました。お互い観戦の百戦錬磨、どの時間にトイレに行ったらいいか、食事を調達するか、空いている時間を考えて行動している、ということでしょう。住んでいる地域は全く違うのですが、また来年、と再会を約してサーキットを後にしたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2025春・鈴鹿への旅 拾遺

2025年04月29日 | 旅のあれこれ

日本GPからだいぶ日が経ちましたが、レースのリポートに書ききれなかった(どうでもよい)話をいくつか。

1  あれも、これも、間に合ったね

 第二戦の直後にレッドブル「昇格」が決まった角田ですが、プログラム、広告、看板など、急遽レッドブルのレーシングスーツ姿の画像・映像を用意して日本GPに間に合わせました。レッドブルのSNSでも撮影の舞台裏を公開していました。

こことか、隣のローソンもVCARBの姿です。

近鉄名古屋駅でも

もちろん場内のグッズショップでも

特に地元GPですし、関係者も頑張ったのだろうなと思います。おなじみのドライバー紹介の動画が金曜日のフリー走行前に流れたのですが、白いレーシングスーツのローソンが映し出されて「おおっ」という声が上がり、だいぶ後の方でレッドブルの角田の姿が映し出され、拍手と歓声がひときわ大きくなりました。こういうのって久々ですね。移籍直後に地元GPということで、さまざまなプロモーション活動もあり、なかなか落ち着かなかったようです。鈴鹿にいたジャン・アレジがトークショーでアドバイスを求められ「みんないろいろ言ってプレッシャーになるだろうから、そっとしておくよ」と言ったのが印象的でした。フェラーリのエースとして過度な期待をされたであろう、アレジらしい発言です。

全日本F2王者とか、全日本F3000王者と言った大先輩も来てましたしね。「やっぱり僕らの世代だと6位までが入賞だったから、今日は難しいとは思うけど角田には6位くらいには入ってほしいよね」と地元GPへの期待、というかプレッシャーです。もっとも、この人たちも昔はそう言われていたのですが。このあと、インディ500やルマンの優勝者(誰だかわかりますよね)も来てました。

決勝日の昼にはこんな画像も

表彰台の背面は大きなLED画面ですが、表彰台を獲得したことを想定して、テストが行われていました。表彰式の前にこういった映像が流れていますね。

早く本物でこの映像が見たいですね。

2  成田屋とグランプリ

 市川團十郎、新之助親子がスタート前に連獅子を披露していましたが、日本GPアンバサダーが決まってから、2月にも鈴鹿サーキットを訪れていました。ちょうど私たち親子が訪れて日を置かずに訪問していたようで、バックヤードツアーやコースをマーシャルカーで一周したり、アトラクションも楽しんだようです。決勝日は連獅子のために食事を抜いていたということで、ご本人のブログによれば、連獅子だけにそのあとでライオンのように肉を食べた、とあります。混み合う日曜を避けて月曜日に帰京したそうですが、お疲れさまでした。

3  初勝利60年と、レッドブルとのラストシーズン

 ホンダのブースではこういった感じの展示でした。RA272、今年はあちこちで展示されるのではないでしょうか。

このパネルと同じ柄のステッカーも配布されました。思えば8シーズン、タイトルも獲れたし、ずいぶん頑張りましたね。マクラーレンとだって5シーズンですから、長いパートナーシップでした。

ブース内ではなぜかアイルトン・セナが出演していたプレリュードだったかの懐かしいCM映像も流れていました。

 

4 みんな体力勝負です

 決勝前のピットですが、どこのチームもメカニックたちが集まって何かしています。

踊っているわけではなくて柔軟体操をしています。最近よく見かける光景です。そもそも体力勝負、スピード勝負はメカニックたちも同じで、みんなで戦っている感があります。昔のフェラーリではランブルスコ(発泡性のワイン)を、リジェではワインを昼に飲んで、だったそうですが、今では考えられませんね。

5 ルーキーたちの明暗

今シーズンはルーキーたちが多数デビュー、ということでも話題になっています。

上からドゥーハン、ボルトレート、ハジャー、アントネッリ、ベアマンということで、実に1/4の選手が新しくなりました、関係者の評価が高いのはハジャーで、デビュー戦こそフォーメーションラップ中にクラッシュし、スタートできませんでしたが、その後は予選、決勝も悪くない戦いを続けていて、鈴鹿では決して状態のよくないVCARBのマシンで10位以内に入るなど、評価が高まっています。フランス出身で落ち着いたレース運びは「プロストの再来」などと言われていますが、かつて他のドライバーでも「プチ・プロスト」と言われていた人がいたような・・・。メルセデスのアントネッリはまだ18歳、年齢的には高校生でメルセデスのF1ドライバーとか、漫画かよって思いましたが、きちんと入賞を続けていて、マクラーレン、レッドブルにくらいついています。その昔(1977年)、リカルド・パトレーゼは大学生でF1デビューしたことが話題になりましたし、21世紀以降、フェルスタッペン、ライコネンら「超飛び級」のドライバーも話題になり、規制がかけられたりしました。10代のドライバー、今後が楽しみなのと、イタリア出身ということでイタリアメディアもフェラーリの次に話題に挙げています。ベアマンは昨年数レースを走っていますので、実質デビューが今年、というところです。ハースは決して速いマシンではありませんが、大健闘しています。昨年オフにスーパーフォーミュラのテストで来日しており、日本のファンの間でも知られています。鈴鹿では名前をもじって「熊男出没注意」というステッカーもありました。

上の二人、ドゥーハンとボルトレートは苦戦しています。ドゥーハン、クラッシュもありましたね。ザウバーの走らないマシンということもありますが、ボルトレートにもどこかで光る走りを期待したいです。

6 ぐわんばれ、30代

 ルーキーの登場もあって、30代の選手を見かけなくなりました。40代ですとハミルトン、アロンソらがいるのですが・・・。オコンやガスリーもまだ20代ですしね。おっと、ここで頑張っている30代はヒュルケンベルグ。未勝利数も更新していますが、いぶし銀としてかつてのデレック・ワーウィックのように頑張ってほしい、と思うのです(もっとも、ワーウィックはこんなポーズを取ったりしないでしょうが)。

長くなったので続きます。

 

 

 

 


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わたしたちがやってきたこの場所は・・・

2025年02月21日 | 旅のあれこれ

名古屋からアーバンライナーに乗って、桑名、四日市と列車は南下していきます。白子で降りた私たちは、タクシーで今宵の宿へ・・・。

鈴鹿サーキットホテルにやってきました。あれっ、モータースポーツはオフシーズンでは、と思われる方もいらっしゃるでしょう。後述するいろいろな理由でこちらに泊まることになりました。ここのホテル、個人的には1996年以来です。ちなみにここのホテルは館ごとにいろいろなコンセプト、デザインに分かれていて、私たちが泊ったのは「ノースレーシングルーム」という部屋で、文字どおりモータースポーツを意識した内装が特徴です。

時計、温度計、湿度計はメーター類を、スイッチ類も自動車のそれを思わせますし、ベッドの灯りは自動車のヘッドライト風です。

レカロのシートもあります。

 

チェストはツールボックス風です。引き出しの中に分厚い漫画の本田宗一郎伝が入っていました。

こうしたお部屋のほかにも、小さなお子さん連れを意識したような作りのお部屋もあって、ベッドの高さをあえて低くしていたりといった配慮がなされているようです。こちらの部屋は大人向けではありますが、小さな子供向けのアメニティや洗面所用の踏み台も用意されていました。

部屋に荷物を置いたら夕食の時間です。ホテルの食堂のバイキングを利用しました。大人二人ならセナも訪れたという焼肉の「みさき屋」さんあたりに行くでしょうが、ちいさな子供もおりますし、まだ食べられるものも限られますので、バイキングなら食べられるものもあるかなということで宿泊の際に予約してありました。食堂はとても広いですがお客さんで一杯でした。まだ平日ではありますが、ほとんど家族連れで、就学前の子供や赤ちゃん連れも随分見かけました。赤ちゃんも含めてここまでたくさん子供たちを見ると、少子化なんてどこか別の世界の話に見えます。若いお父さんが抱っこひもで赤ちゃんを抱っこして、バイキングの列に並んで料理を取っている姿を見かけました。昔とは違いますね。

食事の方は子供だけでなく大人の方の口と胃袋も満足させる内容でした。和洋中なんでもあって、地元の食材を使った料理が多く、そういった新鮮さも含めて美味しかったです。家人は旅先で食欲旺盛になるタイプですので、今回も食欲を如何なく発揮していました。

食堂を出るとすつかり暗くなって星が瞬いていました。冬の空気に星空が美しかったです。

食事の後は大浴場に行きました。温泉が出ているということで豚児と入ってきました。たくさん歩きましたし、食べて疲れて、ということでいいお湯になりました。タオル類は大浴場に用意してありましたので部屋から持参する必要もなく、そのあたりも楽です。

豚児の生活時間に合わせて私たちも早めに布団に入ります。豚児はお父さん譲りの寝相の悪さですので、ベッドから落ちないか心配で、ときおり様子を見なければならず、途中まで熟睡できませんでした。

翌朝、私だけ一度部屋を出まして、一人でゆっくりお風呂へ。

太陽が昇り始めたばかりのホテルから名物の観覧車が見えました。鈴鹿の朝は早いぜ、というわけではなく、年を取って自分が早起きになっただけなのですが。

お風呂が目的で外に出ただけではなく、朝食を部屋でも取ることができる「ガーデンブレックファースト」というプランでしたので、朝食をレストランまで引き取りに行きました。

食事はこの大きなバスケットに入っています。両手でバスケットを持ってとことこ歩くおっさん(私)の姿は微妙ですけどね(苦笑)。

丸いバスケットにはパン、コーヒーのポット、ジュースの瓶、スープの入ったポット、ヨーグルトが入っていました。

家人の手が写っていますが奥の紙袋が大人向けパン(2人分)、手前が子供向けのパンです。

大人向けのおかず。写真にはありませんが子供向けもボリュームたっぷりで、小食の豚児には余ってしまうほど。親がだいぶ手伝いました。3月以降はメニューも変わるようです。

いつもとは違うたっぷりの朝食を食べて、チェックアウトです。昔も家族連れをある程度意識した作りでしたが、それをさらに売りにしている感じがしました。売店にはおむつ、離乳食といったものもありましたし、小さなお客様ウェルカムな姿勢を感じます。ホテル、サーキットに隣接してサーキットパークという遊園地があり、こちらも0歳から乗れる乗り物があります。近鉄沿線は長島スパーランド、志摩スペイン村、さらに近鉄特急で大阪まで足を延ばしてUSJとテーマパークも数多くあります。その中で小さなお子さん連れに優しい施設として鈴鹿も頑張っているなあという印象を持ちました。

今回こちらに泊まった理由はもう一つ。宿泊者限定でサーキットをバスで一周できるというプランがあったからなのです。それについては次回でまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2024 春のF1拾遺

2024年04月16日 | 旅のあれこれ
 日本GPから一週間。ブログに書ききれていない話も少し書きましょう。見出し画像はフェラーリのFacebookから
1 夜行バスでのアクセス
 今回は中央道経由のドリーム号に木曜の深夜に乗り込み、名古屋を目指しました。4列シートの廉価なタイプです。シートピッチは旅客機の国際線の方が狭いくらいで、居住性は悪くなかったと思います。松本隆さんの短編集ではありませんが、中央道は高速コーナーの連続なのと、路面に凹凸をあえてつけてあったりするのでなかなか眠れませんでした。昔ならどんな乗り物でも眠れたほど図々しかったのに、最近は繊細に(?)なってしまったようです。
2 中嶋さん、新幹線に乗る
 4月3日、F1のフリー走行が開始されるさらに2日前ですが、JR東海が東京発名古屋行きの臨時の新幹線を仕立ててF1ファンを乗せて走りました(俺も乗りたかった)。車内では車内放送を使ってトークショーがあったり、参加者に記念品が配布されたりと開幕前からグランプリを盛り上げる列車となったようです。ゲストとして乗車した中嶋悟さん、金曜日の場内解説の際にその話をしていて、久々に新幹線に乗ったということでした。レーシングドライバーの中には、運転そのものが大好きという方もいて、中嶋さんもそこに含まれるようです。F1を引退後も普段の移動は極力自動車だそうですが、今回は上京するために新幹線に乗り、臨時列車に乗って名古屋に「戻った」ということでした。
3 ハリウッド映画デビュー!?
ブラッド・ピット主演のF1をテーマにした映画の撮影が行われた話は既に書きましたが、「ブラピ目線」のカメラカーは金曜から日曜まで何度となくセッションの合間を走りつづけました。スタンドの一角に主人公の乗る架空のチームを応援しているファンを演じているエキストラがいるのか、そこをよく映していました。わざわざビジョン等を使って、ここでカメラに映ることは映画で使われることに同意したものとみなします的な断り書きも出ていました。また、架空のチームのグッズを持ってサーキット内を歩いている人たちも見かけました。なかなかクールなデザインでした。もっとも日本のファンにこういう感じで、と頼めばみんな手製の応援グッズくらい作って撮影に協力しそうな感もあります。私も土曜の朝にゲートを入ったところでカメラを向けられ、手を振りましたが、フェラーリの帽子くらいがグッズらしいグッズなので、おそらくボツでしょう。中には連絡先や許諾の書類を書いて撮影に応じたファンもいたようです。ブラッド・ピットはベテランのドライバー役ということで、昨年のイギリスGPだったかで撮影があったようですが、レーシングスーツが様になっていました。以前、第二次大戦の戦車兵を演じていましたが、少なくともあれよりは似合っていました(戦後生まれの従軍経験のない俳優さんが戦争映画に出ても、あまり感情移入できません)。下手にエキストラを使うよりは実際に来場して盛り上がっているファンを撮るのが近道でしょう。ジョン・フランケンハイマー監督の「グラン・プリ」という映画では当時のドライバーやジャーナリスト・カメラマンなども本人役で出ています。昔のマシンにカメラを向ける熱心なファンの役ならできるんですけど・・・。
4 映画と言えばこの人も
 金曜の中嶋さんの解説の中で、その昔「F2グランプリ」という映画に中井貴一さん演じる主人公の吹き替えでレーシングカーを走らせた、という話になりました。これは同名の小説(海老沢泰久さん著)の映画化で、原作では準主役の若いドライバーが映画では主役となっています。「僕の他にもジェフ・リースや松本恵二も走らせたんだよ」ということで、懐かしい名前が随分出ていました。
5 いろんなことが、いつもと違うぞ
 春開催も30年ぶり(30年前は岡山のパシフィックGP)なら、いつもと違うことがいくつもありました。ドライバーパレードはクラシックカーではなくトレーラーの荷台にまとめて乗っていました。海外のGPでクラシックカーが故障してコースをオイルまみれにしたからとか言われていますが、やはり一人一台ずつ乗り込んだ方がいいと思います。
 また、映画の撮影と関係があるからとも言われていましたが、スタート直前のピエール北川さんの「Are You Ready?」も各エリアに対してのコールアンドレスポンスがなく、残念でした。やはりこれが無いとスタートは盛り上がりませんって。それからこちらはアンケートで答えたことでしたが、決勝目前、ピットロードがオープンになった後もしばらくDJの音楽がかかっており、ドライバー紹介の動画でもあのテーマ曲がかからなかったのが残念でした。来年は何卒もとに戻していただいて、というところです。
6 マグヌッセン親子をめぐる軌跡
 親子で参戦経験があるのはフェルスタッペンだけでなく、ハースのケビン・マグヌッセンも該当します。お父さんのヤン・マグヌッセンはその昔カートレースで来日しており、その時のメカニックがピエール北川さんだったそうです。ちょっと意外な経歴ですね。そこから数年後、1995年のパシフィックGPでマグヌッセンはF1デビューします。それをスタンドから見ていたのは現地観戦デビューの私でした。それぞれの20代が、サーキットで交錯していました。
7 缶バッジゲット!
 JRがコラボしたことで臨時列車の増発あり、名古屋駅周辺でのマシンの展示、イベントありと名古屋も随分盛り上がりました。観戦券や対象店舗のレシートで缶バッジがもらえるということで、こちらは上記の名古屋行きの臨時の新幹線で配布されたものと同じようです。全部で6種類あると聞いており、何が出るかはお楽しみでしたが、私がいただいたのはこの二つでした。本当は0系と葉巻型のRA271との組み合わせが欲しかったな。

8 線路は続く、サービスは・・・
 JR東海の新幹線の切符はネットで買えますが、JR東海区間の在来線の指定席はネットでは買えません(私の理解が違っていたらごめんなさい)。だからみどりの窓口を使うことになりますが、みどりの窓口も縮小傾向で長蛇の列です(ついでに旅行会社も窓口がなくなっているし、最近は鉄道の指定券だけ発券、といったことはしていないところが多いです)。今回、金曜日の下りと上りの指定席(名古屋⇔鈴鹿サーキット稲生)は発売開始5分で買えましたが、日曜日の帰りの切符は発売開始20分後にはあえなく満席でした。ネットでは買えないし、窓口は少なくてではサービスの後退と言わざるを得ません。
9 大好きな特急列車
 JRが不便だからという訳ではないのでが、土日は近鉄のお世話になっていました。久々に乗ったアーバンライナー、名車ですね。「ひのとり」の居住性も素晴らしいですが、こちらも負けてはおりません。どちらも名古屋→津の短い乗車時間がもったいないくらいでした。


10 外国からも、いらっしゃい
 昨年は外国語表記やアナウンスが追い付かず、それに起因したトラブルもちらほら聞こえていましたが、今年は外国人向けの観戦ガイド(無料)が配られたり、場内アナウンスでも英語での情報発信がされていました。終バスの時間と、タクシーは期待しない方がいいよ、という案内表示です。

 日本は安全で物価が安く、人は親切でファンは熱心かつ独特ということで、今や鈴鹿は「訪れたいGP」となっているとか。30年以上の開催というのも「伝統」になりつつあるのでしょうか。安くて清潔で安全で、の陰では・・・と書きたいところですが、野暮なことは書かないでおきましょう。
11 来季のこの人たちは・・・
 フェラーリ好調を支えるのがカルロス・サインツの走りです。しかし、ハミルトンのフェラーリ加入でサインツは来季のフェラーリ離脱が確実視されています。

 一部SNSで「ビ〇リーチ!」と呼ばれたのぼりの写真です。優勝経験もありますし、有力チームに行くのでは、とも言われています。「ハイクラス転職」ならぬ移籍を期待しましょう。ベテランのアロンソはアストンマーチンに残留し、契約しました。
12 春開催はこれからも・・・
 この時期の開催は成功だったようで(桜の季節と重なったのも大きかったでしょう)、来年も4月上旬開催がアナウンスされています。年度初めでバタバタしていて、なかなか長い休みは取れなさそうです。これ以上チケットが値上がりしないことを祈ります。


(写真はいずれもフェラーリのFacebookより)

観客数も上向きの鈴鹿ですが、コース上も、コースサイドも、私たちが利用するツアーバスの駐車場も、売店もということで、たくさんのスタッフが支えていました。皆様に感謝しつつこの稿を結びにしたいと思います。






 



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F1 日本GP 2023 こぼれ話その2

2023年10月07日 | 旅のあれこれ
 日本GP、こぼれ話のつづきです。
6  あなたの推しは誰?
F1の場合、老若男女ファンが訪れており、それぞれ誰かの熱心なファンだったりしています。ただ、日本の場合は全員に惜しみなく拍手が送られるのがいいところです。私の場合長年、チームとしてフェラーリを応援していますのでフェラーリの二人のドライバーを応援しています。

アストンマーチンのエース、40代のアロンソも気になります。

(写真右・No.14)
また、ハースの二人、マグヌッセンとヒュルケンベルグのいぶし銀二人も好きです。

それから、アルファロメオもその名前を聞くと、たとえそれが昔のグランプリチームと連続性が無くても、そこまでの長い歴史とつながっているチームとして見てしまいます。


7 軽トラで大暴れ!?
 鈴鹿入りする前には、レッドブル、アルファタウリのドライバー達が都内で軽トラックを使ったゲームなどに挑戦し、その様子が動画でアップされています。
 車庫入れしたり、大きな玉をぶつけて巨大なボウリングのピンを倒したり、崩れないように段ボール箱を積んで走ったりと楽しそうです。車庫入れとか段ボールを崩さないように走るなんて、もしかしたらホンダパワーの大先輩、中嶋悟が得意なのでは?実兄が経営するガソリンスタンドを手伝っていたアマチュア時代に、トラックの荷台に配達のドラム缶を乗せ、ドラム缶が倒れないように車をコントロールしていたと言いますから「えっ、そういうのもできないの?」とか言いながら涼しい顔で荷物を運んでそうです。

8 レジェンドも現役も、トークショーは大盛況
 走行セッションの合間など、これまでも関係者のトークショーは行われていて、グランドスタンド裏のGPスクエアという広場に特設ステージを作り、そこを会場としています。今年は現役組も昼間などにトークショーがあり、いつもなら土曜予選後の前夜祭で登場することが多いのですが、一生懸命待ち続けた方が何人もの現役組を近くで見ることができたようです。トークショーの模様はスタンドの大型ビジョンに映し出されたりもするので、座席で楽しむこともできました。

こちらはレジェンド、左から中嶋、片山右京、佐藤琢磨の三人です。30年前の鈴鹿、右京は走らないティレル・ヤマハを走らせていて、足元のカメラで130Rでアクセルを完全に踏み込んでいない(マシンの出来が悪くて踏み込めていない)様子が映っており、ゲスト解説の長谷見昌弘から「あそこは全開だよ」と言われて気の毒だったなあと思いました。

9 紙のプログラム、危うし!?
 F1開催後に主に来場者を対象としたアンケートが鈴鹿サーキットのサイトに用意されており、いろいろ回答を入力していたところ、場内で販売されているプログラムについて、紙のプログラムの存続を問うような設問がありました。
 何より来場記念になりますし、読み物はセッションの合間に読んだりします。鈴鹿まである程度の数のレースを消化していますので、これまでのハイライトなども掲載されており、シーズンを思い返すきっかけを作ってくれます。
 シンガポールGPでは紙のプログラムが無かった、という話が伝わってきており、なんでもデジタル化というのも、と思ってしまいます。ペーパーレスは仕事だけで十分な感もあります。確かにスマホ一台あればドライバーのプロフィールからイベントスケジュールまで分かってしまいますが、私は古い世代の人間なので、紙で確認したい派なのです。また、コロナ前は地図、タイムテーブル、カーNo、ヘルメットのデザイン、おすすめのお土産がコンパクトにまとめられたガイドマップが無料で配られていて、こちらも便利でした。そういえばレッドブルが各GPに合わせて冊子を作って、レッドブルと一緒に売ってましたね。
 紙のプログラムは、これからも続くんですよね?

(左は筆者所蔵の1987年日本GPのプログラム。数年前に入手しました。これだけでブログ1回分書けそうです)

10 お土産あれこれ
 家族に、自分用に、職場にと、お土産の売り場もたくさんありました。観客は多かったと聞きますが、売り上げはどうだったのでしょう。昨年よりもお店は空いていたようにも感じます。私はいつもサーキット内の「ぐるめぷらざ」というお店で三重の特産品(お酒、海産物のつくだ煮、お菓子)を買い、名古屋でも和菓子を買ったりしています。食べ物で言うと名古屋ではこのところ流行りの「ぴよりん」のバウムクーヘンがあって、こちらも買いました。東京までの「ぴよりんチャレンジ」は難しそうですからね。そして今年はサーキット内の「ガレージR」というキッズ向けのお店が一番お世話になったと思います。豚児と家人用にホンダの懐かしい乗用車や軽トラなどが柔らかいタッチで描かれたTシャツを買いました。また3歳以上向けとありましたので、ブラーゴの廉価版F1マシンのうち、豚児が好きなメルセデスを買いました。プラ製のようですが、昔のオニクスあたりのダイキャストと遜色ないです。さっそく走らせたり(よく走ります)目の高さの場所に置いて眺めたりと気に入ったようです。モデルとなった昨シーズンのメルセデスは特徴的な「ゼロポッド」というスタイルで登場するも、不振を極めており、ラッセルが1勝を挙げたのみでした。そのラッセルのマシンを買いました。うちにも昔、ヤードレイカラーのマクラーレンのミニカーがあって、F1を本格的に見るようになった大学生の頃、このマシンのことを改めて調べたっけ。豚児もそのうち、このマシンの実物のことを調べたりするのかなあ。資料と写真なら、お父さんがたくさん持っているよ。

11 のぼり持ち去り事件に関する私見
 サーキット内などにたくさん立ててあったドライバーの写真、名前などが印刷された「のぼり」が決勝レース後にあらかた取られてしまった、という事件がありました。SNSなどでは「〇〇人が盗った」とか「いや日本人もいたぞ」と騒然となり、レースの結果は流さないくせに地上波のニュースでも採り上げられた、などと言われています。こういったのぼりは昨年からありましたが、昨年は盗難(というか略奪ですよね)といった話は聞かなかったように思います。個人的な意見ではありますが、他人のもの、しかも多くの方の目に触れるためにそこにあったものを勝手に持ち去ったわけですから、これは立派な犯罪です。ファンを名乗る資格も、サーキットに入ることもしないでほしいと思うのです。まずかった(と個人的に思う)のは鈴鹿サーキットの対応で、当初「どうせ廃棄するものだから」と、ともすれば盗難を容認するような発言をしていたことで、後に「厳正に対処する」と言い直していましたが、来春はどうなるでしょうか。
 また、ニュースでファンと呼べないような人間の悪行ばかりが伝えられていますが、サーキットに集まったファンの99.9%は、そういうことをしない人たちです。特に日本のファンは熱心で推しのためならファッションなどあらゆる要素でアピールするけど礼儀正しいと海外メディアが毎年採り上げるほど評判になっています。このところ増えた海外のお客さんの中には、そういったファンを見るのも楽しみ、という方もいるでしょう。ドライバーらの「入り待ち、出待ち」で踏まれた、転んだ、といったトラブルは聞きますが、ほとんどは善良な方々です。どうか、そんなファンの「熱量」も正しく伝えてほしいものです。
 コロナ明けで観光地で狼藉を働く、みたいな話は伝えられていて、ローマのコロッセオに名前を彫っただの、トレビの泉に飛び込んだだの、ヴェネツィアの水上タクシーでケツ出して「出禁」を言い渡されただのと、本来旅行してはいけない輩まで観光地を訪れたりしていますので、そういうのと同類かなとも思います。
 どうしても持って帰りたい、という方にはこんな方法はどうでしょうか。月曜日もサーキットは開いていますし、F1のチケットで遊園地も含めて入れます。以前は先着順で前日の表彰式の写真を配ったりしていましたから、それと同じで月曜の来場者で希望者に抽選でのぼりをプレゼントしてみてはどうでしょう。熱心なファンにプレゼントするという意味でも、効果があると思うのですが。
 また、のぼりを盗んだ中に外国人がいた、という話が聞こえてきたり、禁煙のところで外国人がタバコを吸っていた話も聞きました。確かにいつもの年より外国人が多かったように感じます。肌の色も話される言葉もさまざまでした。不案内が理由でトラブルになってしまってもつまらないので、個人的には海外からのファン向けに英語をはじめ、各国語の案内や注意表記がもっと必要かなと思いました。円安で物価も安く、さらに安全で料理も美味しいということで、日本は「訪れたい国」だそうですが、もちろんそれぞれの国の「ルール」があって、それはサーキットとて同じです(円高だった10年以上前に鈴鹿に来ていた外国人のファンで、変なことをする人はいなかったし、あの厳しい時代に観戦していたという意味でも彼らを尊敬しています)。
 どうでもいい個人的な希望ですが、もし「のぼり」を用意するなら、鈴鹿を彩ったレジェンド(セナとかプロストじゃなくてアルヌーとかタルクィーニとかグルイヤールとか)も混ぜておいたらどうでしょう・・・。

10月10日追記。「のぼり」の写真なんて撮ってなかったと思い込んでいましたが、1枚だけあったので追加しました。

12 ミツバチは鈴鹿がお好き
 ラストは重くない話をしましょう。昨年引退したチャンピオン、セバスチャン・ベッテルが来日、生物多様性のシンボルとも言われるミツバチの巣箱を設置したと伝えられています。2コーナーも「ミツバチ・コーナー」と呼んでいました。鈴鹿もいろいろな動物がやってくるらしく、コースをカニ(!)が横断していたとか、現役時代の中嶋悟がテストをしていてヘビをタイヤで踏んだとか、いろいろな話が聞こえてきます。
実は鈴鹿サーキットと併設の遊園地ではミツバチとかたつむりがシンボル的に使われています。ミツバチをかたどった「ぶんぶんばち」やかたつむり型の「でんでんむし」という乗り物が長年親しまれ、遊園地の改修で一度は姿を消したものの、復活した経緯がありました。ベッテルの活動は鈴鹿が皮切りらしいですが、ちょうどよい場所でスタートさせた感があります。
遊園地の内外で見かけるオブジェ。決勝の後、これを見ながらサーキットを後にするときは、ああ、あと1年後だなと寂しく思うのです。


と思ったら来年は196日後ですよ。3月末に東京でフォーミュラeがあって、翌週は鈴鹿です。年度初め早々、自分がグランプリモードになっているのかな。


10月10日に写真を追加しました
 
 

 
 









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