工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

白いレッドブルが青山にやってきた

2022年02月28日 | 自動車、モータースポーツ
 昨年のF1日本GP向けにレッドブル・ホンダが用意した日の丸をイメージした特別カラーのマシンは、日本GPの代替イベントとして開催されたトルコGPを走りました。白いレッドブル=ホワイトブルとも呼ばれていますが、この特別なカラーリングのマシンが青山のホンダウェルカムプラザで展示されていると聞き、私も行ってきました。ミニカーも大人気で、私は入手できませんでしたが、実車を見ることができたので満足です。

平日の昼間でしたが、カメラやスマホを向ける人たちをずいぶん見かけました。


リアウイングの「ありがとう」の文字

1960年代の第一期参戦における日の丸カラーをイメージしたとも言われています。

コクピット周辺

空力付加物は複雑な形状をしています。

ドライバー、チーム関係者のサインが入ったシャツです。

アルファタウリ塗装のマシン(ショーカー)も展示されています。

もちろん、ホンダの製品も展示されています。



ホワイトブルのマシンは3月3日までの展示だそうです。また、ウェルカムプラザのサイトによるとホンダの二足歩行ロボット「ASIMO」のショーも3月31日までだそうです。気になる方はお早めに。

 さて、F1は来月の開幕に向けて各チームがテストに入っていますが、ロシアのウクライナ侵攻の影響が出ているようです。当然のことながらロシアGPの開催は不透明ですし、ロシアの企業のスポンサーを受けたハースチームはロシア国旗風のカラーリングを止めて白い車体でテストに臨んでいると伝えられています。ロシア企業のスポンサーがついている理由は、ドライバーのN.マゼピンの父親がスポンサー企業の会長職に就いているからで、このところ散見されるスポンサー企業のお坊ちゃまがF1を走っているという一例です。ラウダやピケといった裕福な家の子供であっても、親から勘当されながら、それでもレースに挑戦していた時代とは違うようです。







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玩具道楽版 冬のスポーツの祭典!?  ノベルティ、タイアップ編

2022年02月26日 | 玩具道楽
 先日の北京五輪の閉会式では、次回の大会予定地であるミラノ=コルティナ・ダンペッツォの両都市のPR映像が流れていました。両都市開催となっただけではなく、実際には北イタリアの各州を使って行われるようです。映像にも「海の都」ヴェネツィアが登場しましたが、あの町の中に会場を作るのではなく、同じヴェネト州の内陸の都市、ヴェローナにあります古代の円形競技場を使用した閉会式を予定しているようです。こちらの競技場、ローマ時代の面影を残しているだけでなく、オペラ上演などに今日でも使用されています。開会式をミラノのサン・シーロスタジアムで開催するのはともかく、閉会式を別の州であるヴェローナで行うというと、東京五輪の閉会式を仙台でやるような感覚でしょうか。何でもありな感がいたします。
(3/1追記・コルティナ・ダンペッツォはヴェネト州北部にありますので、そういう意味では同じ州内で閉会式、と書くべきでした。それでもヴェローナとコルティナ・ダンペッツォはかなり離れています)

 さて、玩具道楽版冬季五輪ですが、今日はおまけとしてノベルティやタイアップのプレイモービルです。
 ボブスレーでご紹介した「VIESSMANN」ですが、ノベルティとおぼしきウインタースポーツのラインナップがあります。
 まずはスキージャンプから。いずれもこのような紙箱に入っています。

中身は・・・


なんだかストックのないスキーヤーみたいです。脚が曲がらないので着地の際のテレマークが決められません(泣)。
 続いてバイアスロンです。



なんだかライフルが古めかしく、バイアスロンというよりは山に入って狩りをするマタギのようです。
 そしてリュージュです。



リュージュは長年変化がありません。
 VIESSMANNのプレイモービル、e-bayで買いましたがそれほど高くない値段で出ていました。ドイツでは入手しやすいものなのでしょうか。

最近では地域とのタイアップと思われるセットも出ています。

ドイツ・テューリンゲン州とタイアップしたプレイモービルです。
エアフルトが主要な都市ですが、森に山に自然の豊かな州のようで、ウインタースポーツのプレイモービルとなっているのも関連がありそうです。

セットはバイアスロン選手(男子)、リュージュ選手(女子)、雪だるまとなっています。雪だるまは西洋のそれにならい、三段です。



スキー関連のプレイモービルは子供のスキースクールといったものもありますし、雪合戦などもあります。また大雪になったときにでも、ご紹介しましょう。





 
 

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玩具道楽版・冬のスポーツの祭典!? 第3回 氷の上から

2022年02月22日 | 玩具道楽
 今日は2尽くしの日ということだそうですが、それとはまったく関係なく、玩具道楽です。
 プレイモービルのウインタースポーツですが、今日は氷の上の種目をご紹介します。

フィギュアスケーターは何点かリリースされました。いずれもブラインドパッケージの「Fi?ures」に入っていたものです。上のものはルーズ品で、本来ならトロフィーを手にしています。ウェアに銀色の飾りがありますがこれはシールで、組み立て例では胸に横向きに貼られているものです。

こちらの方がよりフィギュアスケート選手っぽいですね。花を片手に、ぬいぐるみをもう片方の手に持っています。演技終了後、花やぬいぐるみが投げ込まれたシーンのようです。
 フィギュアだけでなく、アイスホッケーもリリースされています。個人的にはアイスホッケーもテレビで観るのが好きでして、先般の五輪の決勝戦も印象に残る試合でした。フィンランドが五輪では初優勝を遂げました。NHL(北米プロアイスホッケーリーグ)経験者と若手を融合させたということで、同じようにメジャーリーグ経験者を擁した昨夏の東京五輪の野球日本代表を思い出しました。
1990年代前半には子供のアイスホッケーというのもありましたが、その次に古いのはこちらの選手で1995年リリースの一体ものの「スペシャル」のシリーズです。

写真には映っていませんが、パックもついています。なぜかパックの色が白いです・・・。
富士フィルムのロゴが入っていますが、モデルがあったのでしょうか。
その後、ブラインドパッケージのFi?uresでリリースされたのがこちらです。

アイスホッケーは絶版になって久しいので、待っていた方も多かったのでは。
最近ではサッカーシリーズ同様アクション機構がついたものにリニューアルされ、NHLとコラボしたものもリリースされたようです。こちらは特にコラボ等はしていません。



そしてプレイモービルらしい芸の細かさに惹かれて買ったのがこちら。

リンクの整氷車です。



選手たちが全力で臨めるように仕事をする「縁の下の力持ち」です。
氷の上に関しては、日本女子の二大会連続メダルで盛り上がったカーリング(のようなもの)が入手できます。ここではお見せできませんが、ストーン以外に四角い箱状の標識のようなものも入っています。
ということでご紹介はここまで。次回は冬のスポーツ関連のノベルティ品などをご紹介です。




 




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玩具道楽版・冬のスポーツの祭典!? その2 雪山を駆け、スピードを追い求め

2022年02月20日 | 玩具道楽
 冬の五輪は本日閉幕ということで、時差がほとんどないこともあってリアルタイムでたくさんの競技を楽しみました。同じく時差がほとんどなかった平昌より、見たい曜日、時間に競技が行われている感があり、プログラム編成の妙なのかなと思っています。特にアルペンスキーを比較的見やすい時間にやっていたのが印象的でした(雪の競技というとアルペンスキーという古い人間なものですから、ご容赦ください)。以前ならNHK-BSが「ぜんぶやる」とすべての競技をカバーして、夜中や明け方まで使って放送していましたが、今どきの趨勢とコロナでスタッフの数も制限されるでしょうから、ネット配信で英語の実況のみ、というものもありました。
 さて、玩具道楽の冬の大会ですが、今日はノルディックから。近年発売されたバイアスロンの女子選手です。

 今回はあまり振るわなかったようですが、ドイツはスキー大国でもあり、国際大会で表彰台に上がるドイツ選手をよく見かけます。学生時代に欧州を旅行した時に、ドイツでは車窓から家族でクロスカントリースキーを楽しんでいる様子を見たことがあります。身近に楽しめる環境があるというのは大きいなあと思い、日本と欧州の差を感じたものです。
 ご存じの通り、バイアスロンは距離と射撃を合わせたもので、クロスカントリーだけでも大変な上に、呼吸を整えて50m先の小さな的に射撃をしますから、大変な緊張と負担を強いられるスポーツです。


人形の構造上、伏射は難しそうなので、立射です。

ノルディックについてはノベルティものもあるのですが、これについては別の回にまとめてご紹介しましょう。
次はそり系の種目です。こちらはドイツの「お家芸」で今回の大会でも好調でした。

一人乗りのリュージュ選手は90年代から発売されています。こちらは2001年発売の「スペシャル」のシリーズから。


ゴールを終えてチームスタッフとグータッチです。
ボブスレーも出ていました。

こちらは1998年リリースのもので、二人乗りです。車体に書かれた「VIESSMANN」ですが、ドイツの空調、ボイラー等のメーカーで、ウィンタースポーツではスポンサーをつとめることが多く、ワールドカップの中継放送でもよくみかけます。
迫力のシーン、のつもりです。


次回は氷の競技です。



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玩具道楽版・冬のスポーツの祭典!? その1

2022年02月18日 | 玩具道楽
 冬季五輪もいよいよ大詰め、決勝種目がだいぶ少なくなってまいりました。さて、そんな中ではありますが、玩具道楽でも冬季五輪といたしましょう。
 プレイモービル国の国王による開会宣言の後、

 聖火台に将来を担う一人の少年が点火です。

(トーチはオデュッセウスのセットから持ってきた松明です。早く返してあげないと、一つ目巨人との戦いに間に合わないと怒られてしまいます)
 プレイモービルの場合、冬のスポーツに合わせた製品も多くリリースされています。ただし、夏季の「スポーツアクション」シリーズのような展開はなく、1990年代からこれまで、思い出したようにリリースされているという感じです。ウェア、用具、看板などにスポンサー名や企業名が入るため、企業名を排除する五輪とは違い、世界選手権とかそういう感じになります。
 今回は雪の上から。スキー競技、アルペンスキーです。1995年リリースの3717が相当します。

中古品のため箱に傷があります。あしからず。
スタート、ゴールのゲート、選手2名、赤、青のポール、カメラマンとリポーターが入っています。ポールの感じから回転種目でしょうか。

スタートゲートを勢いよく飛び出し、

斜面を果敢に攻め、

観衆を横目に


いま、フィニッシュ。これはいいタイムだ、という実況も聞こえてきそうです。
そう、これは実際の雪の上で撮ったものです。何年か前に東京で大雪となった翌朝、ベランダで撮りました。家人の怪訝な視線に「ぜんぶ雪のせいだ」と言ったかどうかはともかく、人工雪でごまかすなんてとんでもない、天然雪でやることこそがこのスポーツだろう?という気持ちも込められています。
黄色の選手だけでなく、赤の選手も同じように撮りました。


ひざ、ひじが曲がらないので、頑張って滑っている感がありません(汗)。

こちらも転倒せずにフィニッシュです。


インタビューに応えたり、観衆に手を振ったりできます。
最近もアルペンのスキーヤーはリリースされています。

ゼッケン風ではありますが、No.1と書いてあるので違うようです。コメディNo.1でもないです。ゲレンデスキーヤーといった方がいいかもしれません。
ちゃんとスキーの先端が幅広く、丸みをつけた「カービングスキー」になっています。スキー板に「Playmobil」の文字がありますが、プレイモービルの製造元、ジオブラ・ブランドスタッター社はかつて実物の水上スキーも作っていました。

アルペンスキーの後はスノボです。一体ものの「スペシャル」では2006年にこちらがリリースされていました。


ボードにプレイモービルのスマイルマークがあります。
ソチ五輪では巨大なマトリョーシカの障害物が話題になりましたが、こちらは年少者向け「1-2-3」のロケットを障害物にしています。

また、最近ではブラインドパッケージの「Figures」でも女性ボーダーが出ています。

こちらは白い紙の上で撮りました。
ということで、冬のスポーツ、少し続きます。






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