特に訳はないけれど、「ひとり」を由とする気分の日がある。
冬晴れの日、「ひとり散策」を楽しみに「土師ダム」を訪れてみた。
くどくどの説明になって恐縮だけれども、
高齢女性のひとり散策ともなれば、まず安全な場所でなければならない。
駐車場とトイレも気がかりなこと。
となると、山深く分け入る勇気も湧かず、精々整備された公園のような場所になる。
という訳で、この土師ダムは条件を満たしている気がして、比較的よく出向いている。
今回は冬だから、自然観察のワクワク感は抱いていなかったのだが、
カメラは十分私の目を自然の中に捉えていた。
冬でも晴れた日には、いい感じで迎えてくれる。
まあ、10人10色だから、同じに感動してもらえるとも思ってはいないけれども、
私は感動した。
デジブック 『冬晴れの湖畔』