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ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

カンチャナブリ ー戦場に架ける橋がある町ー に行く 4

2019年11月18日 | タイ一人旅 2019
2019年11月6日

ホテルの朝食会場は非常に洒落ている。
しかし内容はかなりお粗末。もっと品数増やせや。


朝食会場。スタッフの対応もお粗末


あまり食べるものはない

チェンライからバンコクに移動する。
飛行機はLCCのノックエアで、片道3千円強で飛んでくれる。
チェンマイからの列車の一等よりは安い。

チェンライ空港まではバスターミナル1から来るときに乗ったCRバスで行く。
空港から来たバスとバスターミナル2から空港へ行くバスがここでは行き交うが、
どちらへ行くバスかは、このバスターミナルの通行を仕切っているポリスが親切に教えてくれる。
11時前に来たバスに乗り込み、空港に着いたのは11時半。
時間がかかったわけは、途中でガソリンスタンドによって給油したため。
客を乗せたまま給油するのは、タイでは一般的。

チェンライ空港は、空港に入る時点でセキュリティがあり、
ゲートに行く前に2度目のセキュリティチェックがある。
意味が分からん。


サンドイッチとコーヒー

フライトは1時過ぎなので、ゲートの待合室でサンドイッチとコーヒーで昼食。
ノックエアは完全なLCCなので、食事の提供はない。
バンコクのドンムアン空港に着いたのは午後3時。
国際線ターミナルまで歩いて移動し、空港バスのA4バンバスに乗ったのは3時10分。順調。

このバスはバックパッカーの聖地、カオサンを通過する。
事前に調べたところでは、カオサンの一つ先の停留所がホテルに至近だが、
車掌はここが最寄りだと言って、どうしてもカオサンで降ろそうとする。
私も譲らず、次の停留所で降ろしてくれと言って、カオサンを通過し、国立美術館前の停留所で降りる。

ホテルにチェックインするが、非常に無愛想なお姉がフロントで対応し、若干気分が悪い。
荷物を整理して、シャワーを浴びたあと少し休んで、カオサンに行ってみる。徒歩10分という所か。
10回以上はタイに来ているのに、カオサンは初めてだ。

カオサン通りと、その先の平行した通りが一番賑やかなようで、先ず先の通りに入る。
歩けばマッサージ屋とレストラン(バーも)の客引きに会うという状況。
100mほど先に右に行く路地があり、そこを行くとカオサン通りに出る。


カオサンの一つ先の通り


この路地がカオサン通りに繋がっている

その路地で、レイバンのミラータイプのサングラスを200で購入。
単位がドルなら問題ないのだろうが、なにぶんにもバーツなので、大声でレイバンだどーとは言えない。
カオサン通りをホテルの方向に歩いて、バス通りの手前に「トムヤンクン」というレストランに入る。
生ビール2杯にエビ春巻きとイカの炒め物。
米も麺もなしで、最後にドライマティーニで締めて店を出る。


レストラン「トムヤンクン」。結構なお値段の店だった


味はよろしいようで

いい気持ちで宿に帰る。
カオサンは欧米人の比率が極端に多く、その次が中国人か。
その状況に既視感を覚えたのだが、「そうか!カンボジアのシェムリアップだ」
これはこれで、再訪するのもありかと思ったが、ホテルは変えよう。
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カンチャナブリ ー戦場に架ける橋がある町ー に行く 3

2019年11月17日 | タイ一人旅 2019
2019年11月5日

今日は再度チェンライに行く日である。
朝食に行こうとフロントの前を通りかかると、女将さんに呼び止められた。
「朝食はどうかい?」という女将さんの指先を見ると、コーヒー、食パン、油条(揚げパン?)、バナナ。
それほど食欲はないので、コーヒーと油条、それにバナナをもらって、フロント横のテラスで食べる。


メコンの朝日


対岸のファイサーイの町


ホテルを川縁から写す

対岸のファイサーイ出身で、今はアメリカのロスに住んでいるというおじさんと話し、
フロントにいるタイ人のグループと写真を撮ったりで、時間を過ごしていたら8時前になっていた。
部屋に帰り、荷物をまとめてフロントで女将さんにトクトクを呼んでもらう。
まったりと過ごせて、美味しいコーヒーも飲めて、楽しい女将さんにも会って、
それなりに過ごしたチェンライを8時30分のバスで去る。


フロントでがたいのいいお姉さん(?)たちと、左端が女将さん


帰りのバス。もちろんエアコンなしで前後の出入り口は開けっぱなしです

11時にチェンライのバスターミナルについて、今回は試しに別なホテルに泊まることにした。
「ブルーラグーンホテル」というホテルで、以前あった別なホテルを改築した比較的新しいホテル。
部屋はきれいだが、バスルームが極狭でトイレも一緒で畳1枚くらいしかない。
バスターミナルまでの距離はバーンジャルよりほんの少し近い。


ブルーラグーンホテル。見かけはいいんだけどね

あまり愛想の良くないフロントでチェックインして、部屋に荷を置き昼食にでる。
ホテルから100mくらいにある「パ・ヌアル」に、チェンライ名物の「ナムニャオ」を食べに行く。
結構繁盛していて、何とか座ることがでいた。
ナムニャオは、豚ひき肉・血の煮凝り・香草類・トマト等を煮込んだソースのことで、
この店の麺は、米麺だった。辛かったが美味だった。
もう一品の鶏のミンチを挟んだ油揚げも、ビールのつまみとしてはなかなか美味しかった。


ナムニャオ。付け合わせのもやしは生を自分で投入する


油揚げは日本と同じ


店の内部

店を出て、ホテルに帰らずそのままレンタルバイク屋に行き、自転車を100バーツで借りた。
熱い中、自転車を漕ぎ漕ぎセントラルプラザ・チェンライに行く。
町中から4㎞まではないかな、駐輪場に自転車を駐めてプラザ内に入る。


セントラルプラザ・チェンライの正面入り口


惣菜売り場


フクマッチャという抹茶ラテなどを飲ませる店


山崎パンの店

テナントが一杯入っているが、それほど客の数は多くない。
ユニクロやダイソー、山崎パンにやよい軒もある。その他にも日系の店がいくつかあるようだ。
しかし時間的なこともあるのだろうが、レストランはどこもガラガラだった。
涼しいモール内でしばらく遊んだ後で、町に引き返す。

3時頃、もう行くところがないので自転車を返して、プロンプトカフェに行く。
チェンライで収穫されるドイチャンコーヒーを飲ませてくれる店だ。
本格的コーヒーということなので、暑い中だがホットコーヒを注文する。
久しぶりに「美味い!」というコーヒーを味わうことになった。
苦みと酸味のバランスが抜群で、美味い!といえるコーヒーに出会って、幸せー。


プロンプトカフェは6人くらいしか入らない小さな店

ホテルに帰り、涼しい部屋でしばらく休憩する。
6時半にホテルを出て、懐かしのナイトバザールに行き、フードコートを目指す。
そこには広い客席の両側に、新しく屋根付きの場所ができていた。
早速シンハビアの生を1リッターの容器でもらい、次にテラピアの塩焼きを注文。
ビールは200バーツ、魚の塩焼きは120バーツ。


シンハの生は美味かった

周りには、ホットポットというタイ風の鍋を囲んでいる人が多い。
隣の2人連れのお姉さんは、やはり鍋をつつきながら、レオの大瓶を既に3本飲んでいる。
はてどんな話をしているのやら、「上司がさあ、ウザいのよね」とか、「今度の新入社員にイケメンがいるのよね」とか?
それは分からなかったが、聞くところによると、チェンライの住人らしい。


お姉さんたち、飲みたかったの、それとも飲まなきゃやってられなかったの?

パッタイ(タイ風焼きそば)もチャーハンもカオニャオ(餅米)も、ビールのせいで腹に入らず、
ナイトマーケットのフードコートを後にする。
帰り道の途中に、舞台のある野外レストランがあって、ここでダイキリなどカクテルを2杯飲んで宿に帰る。


ダイキリってお洒落でしょう

やっぱりチェンライはいいなぁ。
これくらいの規模の町が一番過ごしやすいのかも。
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カンチャナブリ ー戦場に架ける橋がある町ー に行く 2

2019年11月15日 | タイ一人旅 2019
2019年11月4日

今回のメインはカンチャナブリという町で、ここはバンコクからバスや列車で3時間ほどの距離。
それなのに、なぜ北部のもうそこがラオスやミャンマーの国境近くのチェンライにまで来たのか。
タイに行くと、なぜかチェンライに行きたくなる、一種のチェンライ病である。
それくらいお気に入りの町なのだ。


バーンジャルの近くにある寺。由緒ある寺のようだ


寺の何かイベントがあったようで、お偉いさが何人も来て、楽器演奏などもあっていた

さて、今日はチェンライから少し足を伸ばして、ラオスとメコン川を挟んで国境を接するチェンコーンに行く。
何しにチェンコーンへ?と聞かれても困る。
強いて言えばメコン川のほとりで飲むため、とでも言えばいいのか。

チェンコーンはチェンライからバスで3時間弱の町である。
メコン川を境にラオスと国境を接している町で、
昨年2月には、ここの友好橋を超えてラオスのファイサーイに渡った。
多くの外国人旅行者が同じルートで、ルアンパバーンまで船で下る。
そういう町なので、ここに滞在する観光客もそれなりにはいるのだが、観光資源はない。


チェンコーン行きバス。1時間に2本の割りで出ている

さて、10時発のバスに乗り、チェンコーンのバス停に着いたのは12時40分だった。
バス代は65バーツで、ここから2㎞ほどの距離にある宿までのトクトクは40バーツと吹っかける。
歩いてもいい距離だが、朝晩に比べると格段に暑い日中にはいささか腰が引ける。

宿に着くと、気さくな女主人が対応してくれたが、早口の英語で喋るので、付いて行くのがやっとという状態である。
部屋の説明が主で、朝食は付いていないプランだが、
コーヒーとパン、それにバナナぐらいで良ければロビーに用意してあるということ、
他には代金は前払い、町までのトクトクは呼んであげる、といったようなことを言ったらしい。


デイ・ウォーター・フロントホテルの部屋

取りあえず部屋に荷物を置いて昼食に出る。
宿はメインロードから30mほど入ったところにあり、メコン川の川沿いになる。
通りに出るとすぐそばに食堂があったので、、そこでチャーハンとチャンビアで昼食を済ませる。
食堂を出て左に少し歩くと洒落たカフェがあったので、そこでアイスラテを嗜みながらまったりと過ごす。
そういえば、チェンコーンでのキーワードは、「まったり」だった。


履き物を脱いで上がるカフェ。感じのいいお姉さんが入れてくれたラテは格別


対岸は夕方のファイサーイの町

今日の目標は文庫本1冊。タブレットに入れた音楽を聴きながら、
テラスでメコンの悠々たる流れに向かってビールかワインのグラスを傾ける。
というのが理想だが、残念ながら腹くちてビールは入らず、ワインは手に入らなかった。

暑い日中はグダグダと部屋で過ごして、夕方から出かける。
町の方に1㎞ほど行ったところに、メコンを望むレストランがあるので、夕食はそこにしよう。
まずは定番のフレンチフライと、メコンの魚のフライを注文する。もちろんビールも。


リムコーンレストラン。近くにセブンイレブンがある

出てきた魚のフライを見た途端、魚!じゃないギョッ!
メコンの魚は大きいものという先入観が見事に覆されて、小魚だった。
骨ごと食べられるが、味はよく分からないのか、ほとんどしなかったのか。


これだけで腹一杯になり、ご飯類は食べず

7時過ぎにレストランを出て帰途につく。
7時には店が閉まるのか、開いているのは飲食店だけで通りは寂しい。
急ぎ足で帰って、シャワーを浴びてもう寝ましょう。
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カンチャナブリ ー戦場に架ける橋がある町ー に行く 1

2019年11月13日 | タイ一人旅 2019
2019年11月3日
福岡発のタイ航空でバンコクに向かう。
福岡空港のタイ航空チェックインカウンターは、若いタイ人や日本人でごった返している。
そこをすり抜けて、機内預かり荷物のない私はさっさとチェックインを済ませる。

今回は初っぱなにバンコクから北部のチェンライに飛ぶ計画だったので、
カウンターで、バンコクーチェンライ間の搭乗券も発券してもらった。
国内線はスマイルエアで、タイ航空の子会社でもあり、発券はスムーズだった。

なぜ国内線の搭乗券が重要かというと、バンコクのスワンナプーム空港で乗り継ぐ場合、
搭乗券があれば、一端入国する必要がないからである。
バンコクからチェンマイやグラビ、チェンライなど数カ所は乗り継ぎカウンターが国際線コンコース内にあって、
そこでイミグレーションを通過し、セキュリティーチェックを受けて出たところが、国内線コンコースになっているのだ。
スワンナプーム空港の入国イミグレーションは、時間によっては非常に混雑することで知られており、
そこを通過せずに国内線ゲートに行けるのは結構重宝することなのだ。

福岡空港内では、オリコのゴールドカードがあったので、空港ラウンジで出発を待った。
航空会社のラウンジではないので、アルコール類や食事はない(または有料)が、
ゆっくりはできるので、コーヒーを飲みながら時間まで過ごした。

飛行機はほぼ定時に出発した。
タイ航空の機材は以前に比べると新しくなっていて、機内エンターテインメントも充実。
液晶画面のタッチパネルも操作しやすく、退屈しなかった。

バンコク着は予定より30分近く早く着いたので、空港内で3時間あまり乗り継ぎ便を待つことになった。
タイスマイルエアは、LCCだが、ほぼフルサービスで、軽食と水が配られる。
軽食と言ってもおにぎり大のご飯とローストしたチキン、野菜が入ったものだが十分かな。

チェンライにも定時より早く着いた。
今回は町まではタクシーではなく、CRバスという、空港バスを利用することにした。
2018年から運行するようになったそうで、1時間に2本走っている。

8時40分にチェンライ空港に着いて、さてバス乗り場へ行こうと空港の右方向に歩いているとき、
出発したばかりのバスが通り過ぎていった。
次は9時20分のバスしかないので、焦ることはない。
空港を出て右端に、既に次のバスが待っている。

バスはワンマンバスで、乗り口は前方のドア、乗るときに料金の20バーツを支払う。
どこまで行っても一律料金で、20バーツは安い。
タクシーだと最低でも200バーツは覚悟しないといけない。


CRバスの内部

定時に出たバスの乗客は夜遅い便のせいか、4人だけで、そのうち私を含めた2人がバスターミナル1まで。
後の二人はそのまま乗っていた。
乗客が降りる場所を事前に運転手が聞いていたので、途中はかっ飛ばしてくれた。
約15分で町中のバスターミナルに着いた。

ここから徒歩10分足らずに今夜の宿、バーンジャルがある。
遅くなることを事前に連絡してあったので、主人がチェックインを待っていてくれた。
この宿は、今回で3度目の宿泊で、昨年2月以来になるが、今回は比較的新しい棟の方に部屋が取ってあった。
相変わらず非常に清潔で、メンテナンスの行き届いていることが分かる。


バーンジャルの部屋

今回は、ほとんどの宿で宿賃の前払いをしたが、領収書を発行してくれたのはここだけだった。
毎回思うのだが、この律儀さというか、きっちりした性格が宿の維持にも現れていると感じる。
客のいろんな要求にも的確に応えてくれる点でも、チェンライではNo1の宿だと言える。
料金も朝食付きで850バーツだから、コストパフォーマンスはいい。


向かって左に以前からある宿泊棟がある。今回泊まったのは右奥の棟の1階

この日の移動は、家を出た時間から15時間あまり。
シャワーを浴びて、宿に来る途中のセブンイレブンで買ったシンハビアを飲んで寝る。
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