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安倍総理が新型コロナで進める自己責任と地方分権

2020年02月28日 02時22分38秒 | 考え事
先日も書きましたが安倍総理は自己責任を基本としています。
今回の新型コロナウィルスの件でそれがよくわかりました。

自己責任が基本ですから、国は何もしない、
自由を与えているのだから、責任は個人で取るべきという、考え方がベースになっています。

そして同時に、安倍政権では地方分権も推進していることがわかります。
感染発表のルールやPCR検査のルール、イベント開催のルール等は、都道府県や
市町村に任せて国が統一した事は決定しない、という考え方がベースです。

急に出てきた学校を休みにすることも、前言撤回して急にイベントを中止にすることも、
それに伴って起きる問題については、個人や企業や自治体で解決してください。
安倍総理としては「要請」をするだけで強制ではありません。
責任はそれぞれでとって下さい、ということです。

つまり、安倍総理は自己責任と地方分権を推し進めるということを言葉では
言っていませんが、明確にその方向に舵を切っていることを、我々は大前提として
理解しておかないといけないわけです。

その事について、非難をするつもりはありません。
自己責任と地方分権というのは、どんどん進めるべきです。

問題は、それを大きな絵図を描いて、国民の前で自分の口で発表しないところにあります。
日本は、自己責任と地方分権を進める、こんな国にしたいと、言わなければならない。
それを憲法だ自衛隊だと些末な事に拘っていることが問題なのです。

今回の新型コロナウィルスのようなエクストリームな事例を目の前している今、
これまで見えなかった事が見えてきました。

安倍総理は自己責任論を進めようとしている事。
地方分権を進めようとしている事。
それだけでなく。
右翼とまで言わる安倍総理が、共産党独裁の中国の習近平主席に、ものすごく
気を使っている事。
その根底にあるのは、日本経済が中国に思った以上に依存しているという事。

そして、自己責任論を進めている安倍総理は何の結果責任も取らない事。

最後に、これが一番大事なのですが、少なくとも我々は知性を持ち、
自分で考え自分で行動し、自分で責任を取るそういう人間でなければ
今後生きては行けないという事。

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