鈍いなまくら刀で社会を斬る!

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楽天市場の送料騒動は単なる内輪モメ

2020年02月24日 00時03分39秒 | ビジネス
楽天の3,980円以上送料無料という件は、結構な騒ぎになっています。
公取も優越的地位の濫用で調査を始めたという報道も出てきました。

これ、出店している人達からすると、色々問題があるとのことですし、
楽天からするとAmazonに対抗する為にはやらなきゃいけないとなっているようで、
完全に利害が対立してしまっているように見えます。

ただ、私のような一般ユーザから見れば、
金主であるところの我々ユーザの金を店舗と楽天でどう分配するのかで
揉めているに過ぎないように見えます。

「送料込み」でも「送料無料」でも同じです。

ユーザは通販で何か買うときに金を払います。
払う金というのは、本質的には「商品」と「輸送」の対価です。
流石に、どんなワガママなユーザでも、ちゃんと物事を考えられないユーザでも
通信販売でモノを購入して、無料で送ってくれるとは思っていないでしょう。

マーケティング費用として期間限定や商品限定で送料無料ということは
あるでしょうが、送料にお金がかからないというのはあり得ない事くらい
誰でも知っていると思います。
当然ロジやっている会社が無料でやってくれるわけではないですし。

結局のところ、結論的には、楽天の送料についての騒動は、
単に売り手側の論理で内輪モメしているだけ、っていうことです。

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