本日発売分です。
ついこないだ新幹線の車内販売が廃止になりました。 日本の鉄道が「輸送力」優先と考えられており、60年前の年末に乗った「高千穂」は繁忙期は食堂車の代わりに座席車が連結されました。
似たように思うのが航空機でボーイング747のアッパーデッキ(2階席)が当初はファーストクラスのラウンジと考えられてたのがストレッチされ、エコノミークラスとして使用されました。 輸送力にならない「食堂」を飛ばすよりも座席として使った方が「移動手段」としては有効なのでしょう。
新幹線も0系や200系の食堂車が姿を消しました。 食堂車は採算性が悪く水を使うので保守費用もかかるので「食堂車淘汰」が北陸トンネル事故も理由になったと思います。
車内販売の思い出は95年の夏、これが20系客車に乗るのが最後と思い「桜島」で西鹿児島から新大阪まで乗車しました。 姫路で「まねき弁当」の社販があって良かったのですが、瀬戸内海を見て変わり果てた神戸の街を見ながらの食事は悲しい気持ちでした。