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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私。
日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

博士の愛した数式

2006-01-24 | インポート
先日観た映画「Proof」は、数学のオーソリティーだった父親が精神を病み、看病に疲れた主人公が、「数式の証明」を導き出して、将来に生きる・・・という物語でした。

「博士の愛した数式」という映画・・・
題名や予告編から「Proof」の二番煎じ?」と思って「どうしよう?」と決めかねていましたが、TVに出演した「寺尾 聰」さんのお話を聞いて「観るべきかな?」と・・・(笑)
で・・今日、観てきました~~。

「おすすめ!」

なんといっても「映像」がきれい~~♪
季節の花や木々、水の流れ、能・・・日本ならではの美しい風景に出会えます。
「人の心の純」な部分も感じられる、温かい映画です。

「数学」が、こんなにも「楽しいもの」だということを、初めて感じました(笑)。
もし、私が中学や高校で、「ルート先生(吉岡秀隆)」に出会い、数学を教わっていたら、きっと「文系頭」でなくて「理系頭」になっていたに違いない!(爆笑)。

映画は「ルート(√)先生」が、新しく数学を教えることになった生徒たちに、「その名の由来」を語る形で(つまり回想場面)作られています。
彼が10歳の時「記憶が80分しか持たない、数字をこよなく愛す博士(寺尾 聰)」と出会った時からです。

「√は、どんな数字でも嫌がらずに自分の中にかくまってやる。実に寛大な記号なんです」
「虚数・・・虚心、謙虚な数字なのです」
「潔い数字です」
「友愛数・・・」

80秒しか記憶が持たない「博士の言葉」、その一つ一つが心を打ちます。

無償で人を愛し、惜しみなく愛を与え、慈しみ、数字を敬う・・・そんな博士の「時間は流れない」・・のです。

(Blog=loveでネタバレします。)

どうでもいいことですが・・・我が家の長男は、友人たちから「純」と呼ばれています。
(「北の国」からの吉岡君の役名からです)
そっくりらしい~~~(笑)


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