スロヴェニアの首都・「リュブリャーナ」は、ルネッサンス・バロック・アールヌーボーの各様式の建築物が調和した小さな芸術の都です。
ハプスブルク家の支配が500年も続き、その元で発展した「可愛い町」を感じました~~♪
リュブリャーナで泊まったホテルは、「プレシェ-レン広場」まで徒歩5分ほどの圏内でしたので、着いてからすぐに散歩に~~♪
広場の名前になっている「プレシャーレン」は、19世紀に活躍したスロヴェニアを代表する詩人で、彼が書いた詩「日が昇るところ、争いはこの世から消え、誰も自由な同胞となり・・・」が1991年の独立戦争後に国歌になっています。
リュブリャニツァ川にかかる、広場と旧市街地を結ぶ橋で、その名のとおり三本の橋が組み合わさっています。
この橋は中世からなんども改修されていたようですが、1930年代に建築家プレチニクによって歩行者用が二本付け足されて今の姿になっていて、、真ん中の一本が車用、左右が歩行者用になっています。
スロヴェニアの紋章となっている「竜」が、三本橋の東側にあります。
リュブリャーナの守り神でもあるとされています。
広場に面して建っている教会。ピンク色の建物は、一度見たら絶対に忘れないと思いますので、散歩の目印にもなります(笑)。
でも・・・この空中にぶらさがっている「箱」みたいなのは何でしょう?(苦笑)。
→歴史ある中世の建物をながめながらオープンカフェで、のんびりする人たち・・・昼間でも多いんです、お仕事はないの?(苦笑)。
旧市街が、ルネッサンス、バロック様式の家並みに彩られているのと違って、新市街はギリシャ様式からイスラム建築までモチーフを取り込んだプレチニク作の建築物が多いようです。
彼は生前、その特異の作風のために異端視されていたようですが、現在になって「すぐれた都市計画者」と評価されているようです。
リュブリャーナの旧市街地を見下ろす場所に建てられている「リュブリャーナー城」にも行きたかったのですが、暗くなってきたのであきらめました・・・。
小さくて可愛くてきれいな首都でした~~♪