Liu Xiang Tea Salon

「リュウシャンティーサロン」での中国茶・台湾茶のレッスンの様子、季節ごとのインテリアの設えなどを綴っています。

2018春・台湾茶の旅5(最終回)〜台北の茶館

2018-05-26 | Tea Trip
水に浮かんで流れる茶杯!


永康街の一角にある串門子茶館のオーナー、
インテリアデザイナーの沈僥宜さんが案内して下さった茶館の地下には、
「曲水流觴」の世界が広がっていました!

「曲水流觴」とは中国古代、旧暦の3月3日、
曲がりくねっている小さな川の上流に酒の入った杯を浮かべ、
自分の前を流れていってしまう前に詩を作って、
杯の酒を飲むという風流な遊びのこと。
「曲水」は曲がりくねっている小川。
「觴」は杯のこと。
その模様は様々な詩や絵にも残されています。


深圳の茶博覧会で曲水流觴が再現され、
私も点前をさせて頂いたのですが(→☆)
それも沈老師のアイディアだったというから驚きました。



なんと、埃を払う羽のブラシでデコレーションした茶席!
至る所にアイディア満載!
頂いた生普洱も紅茶もとても優しいお味に淹れて下さいました。






鶯歌では臻味茶苑の呂老師が、
乾茶の形に驚かされた面白い梨山高山茶を淹れて下さいました!





台北在住の留香茶友の洪さんが
台北を案内して下さいました。
お茶専門の本屋さん、罐子茶書館。
欲しい本が手に入りました!



バブルティー発祥のお店、春水堂。
ストレートの紅茶のバブルティー。



度小月の担仔麺や
思慕昔のマンゴーミルクのかき氷。
最後までお腹いっぱい、笑いいっぱい、思い出いっぱいの
素晴らしい旅でした!





李老師、ご一緒した茶友の皆様、
お世話になりました台湾の皆さま、
素晴らしい旅となりましたこと
心より感謝申し上げます。

2018春・台湾茶の旅4〜凍頂烏龍

2018-05-26 | Tea Trip
台中の最後は車埕から列車に乗って集集へ。
ずっと車での移動なので、
大自然の中で列車に乗るのは新鮮で気持ち良かった!

前半組とはここでお別れ。
昨晩盛り上がりすぎるくらい歌って踊り明かしたので笑、
メンバーが少なくなるのは寂しかったですが、
またの再会を楽しみに。
以茶会友!茶人一家!





そして凍頂烏龍茶の産地へ。
南投県鹿谷郷の凍頂山に訪れるのは、
2007年以来11年ぶりです。
4月末にすでに春茶の茶摘みを終えた凍頂烏龍の茶畑。



11年前もお世話になった
張さんに、今年の凍頂烏龍や杉林渓を淹れて頂きました。
炭焙の焙煎のしっかりした凍頂烏龍は
高山茶とはまた違う、味わい深さがあります。



張さんのお教室にも案内して頂きました。
凍頂山を見渡せ、
自然の中、開放感のある空間です。



台湾らしい点心もたくさん頂きました。



やはり凍頂の筍料理は美味しい!
さまざまな筍料理を頂きましたが、
どれも美味でした!





南投県からさらに南下し、台南に到着。
台南では古き良き台湾を観光。
オランダ統治時代の古跡、赤𡷑楼。
当時は行政と商業の中心だった城。



安平古堡はオランダ総督の統治の中枢だった城。



バブルティーの発祥の店といわれている輸林茶館。
ブラックタピオカの入ったミルクティーのバブルティー。
お店の方が、シェーカーで作ってくれます!



名物、担仔麺も美味しかった!