【「ウジェニー皇后と女官たち」~ヴィンターハルター画(ドイツ)】
「・・・女主人公は 『頭のてっぺんから爪先まで ダイヤモンドで燦然と輝きながら』 舞踏会で大いに楽しんでいるの。 けれども、美や豪華な装いが 何の役に立つであろう? 『栄華の道はただ墓地に続くのみ』 みんな、殺されるか悲嘆にくれて 死んでしまうかどちらかなの。 逃れるすべはないのよ」 【「アンの愛情」 第35章】 |
太陽を伴って明けた今朝。
お陰様で気温の方も昨日よりは随分、上がった気がします。
それにしても今朝は、日本中が落胆の溜息を付いた事でしょう。
浅田選手がどうのこうではなく、何だか信じられない気持ち。
天才とは努力が出来る人の事を言うそうですが、
あのフィギュアの申し子のような天才でもこんな事が起こるのですね。
これが、オリンピックに魔物が潜んでいるという事なのでしょう。
常に技術を磨き、努力を重ねている姿を私達は知っています。
もうすぐ始まるフリーは、メダルに関係なく、
最高の演技で終えて欲しいです。
どうか、はじける笑顔が見られますように。
さて、勝手に昨日の続き。
まるで宝石箱のような
素敵な缶でしたので、
もう一度。
そうそう、この缶の絵、
どこかで見た絵と
思いましたら・・。
ヴィンターハルター
(ドイツ)の画、
「ウジェニー皇后と女官たち」
ではありませんか。
こんな缶でしたら、
つい求めてしまいます。
中身は良くあるチョコレート
にくるまれたお菓子。
でもそれは1個ずつ、
同じ絵の包装紙で
くるまれています。
当時の王妃や貴婦人に
思いを馳せてみたりして。
おまけに気分は貴婦人。
想像するだけですから、安上がりです。
でも、今日の アン の言葉にはある意味、納得。
今の世界が一番いいのかも知れません。