レイチェル・リンド夫人が窓際に座り、 小川から子供に至るまで通行のもの 全部に鋭い監督の目を光らせていて・・・ (中略) 主婦としての手腕はたいしたもので、 裁縫の集いの中心ではあるし、・・・ しかもなお何時間でも台所の窓下に座って、 木綿の刺子を刺す余力があった。 それもその間中、この窪地から ずっと向こうの赤い丘の急な斜面まで うねうねと続いている街道の方へ 絶えず目を配りながらの仕事だから 驚きいったものである。 【「赤毛のアン」 第1章】 |
空は晴れているのに、真珠色の空で明けました。
今日はボ~ッと霞がかかっていて、辺り一面が白くなっています。
勿論、空は見えません。
気温はぐんぐん上がり、春の匂いをふんだんに嗅(か)ぎました。
これで3月中旬くらいの気候でしょうか・・。
しかしながら、やはりと言いますか・・。
夕方のニュースで、今日の霞がPM2.5を含んでいる事を知りました。
本来なら真っ青な空だとか。本当に迷惑な話です。
折角、春を感じましたのに。
高揚した気分が一気に萎んでしまったような気がします。
さて春を感じた昼下がりは、ふと眠気に誘われそう。
窓辺でお茶タイムと致しましょう。
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)』、開店です。
ここは二階ですが、幸い小さな流し台は設置しています。
一昨日もそうでしたが、今日も出窓をテーブル代わりに。
この試みは初めての事
ですが、実はアンの
手作り本の写真を参考に
させて頂きました。
この窓辺は、一階の
リラ版 「リンド夫人の部屋」
より、余計にリンド夫人に
近付いた気分。
ここでは目の前の里山と
空が友達です。
生憎、今日は霞のせいで、
流れる白い雲や、色々な形に
変化する雲を楽しむ事は
出来ませんでしたが。
でも有り難い事に、
「想像の余地」 は、
たっぷり。
それに、頬杖でもついて?
ボ~ッとする場所には最適です。
「美味しい珈琲が入りましたよ」
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