【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

春の断章

2014-02-08 18:50:08 | 四季のスケッチ


 







あたしはそこに座って、
林の静けさに耳を傾けるのが大好きです。
静けさにもいくつぐらい違った種類があるか
気が付いたことがあって、ギルバート?
森の静けさ、夜の静けさ、
夏の午後の静けさ。みんな違っています。
それぞれの底に通っている調子が
それぞれ違っているからです。
例え、あたしが全くの盲目で、
暑さ寒さに無感覚であるとしても、
自分がどこにいるかを周囲の静けさの
性質で、造作なく知る自信があってよ。    
                【「アンの幸福」 最初の1年】






   ちょっとだけ寝坊した今朝。
  ドアを開けた途端に耳にした雨音。

   “・・・雪ではないの?”
  一面の銀世界を期待していた私ですから、もうがっくり。
  昨夜、休む前には確かに雪は降っていましたのに。

   カーテンを開けた目に飛び込んで来たのは、
  お向かいのスレート屋根に僅かに残っている雪だけ。
  瓦屋根には全くありません。又々、銀世界はお預けです。











   その雨がやんだのは、何時頃だったでしょう・・。
  こちらは雪こそ降っていませんが、今日も気温は低いです。

   おまけに、静か。辺りは、シーンと静まり返っています。
  こんな日は、再び家の中に籠る事に致しましょう。
  足は自然に、リラ版 「セピア色の部屋」 に。

   ここで今日の アン を気取り?
  森や林の静けさに耳を傾けましょうか・・。

   勿論、森や林はありませんので、「想像の余地」 に遊んでの事。
  こんな風に自在に遊べる私にとって、
  今はある意味、願ったり叶ったりの季節かも知れません。






 



  
  
   ところで、『アンの世界』 を彷彿させる、
  ジェイン・オースティン の映画って、いいですね。

   映画の中の19世紀のファッション、室内のインテリア、巻き髪等など・・
  目を皿のようにして見つめてしまいます。
  サンプル動画を見つけましたので、どうぞ、ご覧下さい。