【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

明日を咲かせる木

2013-07-08 16:07:07 | 香る庭の花綴り



【一晩のうちに大きくなる 「藜」 ~ by リンド夫人】




も子供のようなものですよ。
ちょっと背を向けている間に
大きくなる事は恐ろしいくらいだものね。
フレッド・ライトを見てご覧。
まだ13だけれど、
背は父親ほどもあるじゃないかね」                  
               【「炉辺荘のアン」 第1章】



   朝からカンカン照りの空となりました。
  勿論、朝の早い段階で気温は30度越え。
  案の定、こちらも梅雨明けです。例年より13日早いとか。

   それでもこんな時、朝顔の白や水色の涼しげな色に
  涼(りょう)や心和むひと時を貰っています。





【小海老草(コエビソウ)】


   一方、元気を貰うのは、
  冒頭の写真の藜(アカザ)や
  何もしないでも裏庭に
  乱れ咲く小海老草でしょうか・・。

   藜は一年草で野に咲く植物。
  食すれば、ほうれん草に似た
  味です。

   しかしながら我家では今、
  木になりつつあります。

   今年は1本だけでなく、
  数本伸ばしますから壮快です。

   つい先日はまだお腹辺りの
  高さでしたが、既に首辺りまで。

   私の身長を追い越すのは、
  もう時間の問題です。

   この藜を大きくする目的。
  既に何度も記していますね。

   藜の木洩れ日の下で
  お茶を頂くこと。
  (こちらは 【去年】 の写真)

   繁った葉っぱは格好の目隠しになりますし、
  秋のかそけき葉っぱには何とも言えない趣きがありますから。

   そうそう、この藜の茎。
  木になりますと杖になるほど丈夫だと言います。
  今年こそ、意識してこの茎を収穫してみましょう。

   それにしても見る見る間に辺りを席巻する、
  繁殖力の旺盛な藜や小海老草。

   花言葉は意外にも 「恥じらい(藜)」 や
  「思いがけない出会い(小海老草)」 とロマンティック。

   ~なんて言ってはこれらに失礼ですね。
  この生命力こそ、あやかりたいものです。