【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

振り向いて坂道

2011-11-27 16:53:26 | レトロ(素敵)な空間~散策

【坂道の浪漫】



「道を曲がった所に何があるか、
全然、見当がつかないわ ――
知りたいとは思わないの。
分からない方が素敵ですもの」
               【「アンの愛情」 第29章】




   日射しはあるものの、
  ボ~ッとした真珠色の空で
  明けました。

   その分、強い寒気はどこかに
  逃げ去ったようですけれど。

   さて、今日は早速、
  本題に入る事に致しましょう。

   今日は、いつもの駅までの
  道ではなく、全く反対側の道、
  住宅街の中をぶらぶらと。

   ただ平坦な道ではなく、
  結構、起伏のある坂道ですから
  かなり大変です。

   ところで今日の引用文は、
  曲がり角ですね。

   勿論、曲がり角は大好きですが、
  同様に私の心を捉えて離さないのが
  坂道です。

   曲がり角と同様、“この坂を上り切ったら、どんな世界が・・?”
  ~なんて思うだけでワクワク。「想像の余地」 には事欠きません。

   そうそう、坂道と言えば、学生時代に住んでいた、
  東京は目白台(文京区)の元首相のお邸のある所を頂点として、
  すぐ脇の道から眺めた景色は今も脳裏から離れません。

   遥か眼下にした町並みは、まるで箱庭のよう。
  おまけに丁度日の沈む頃で、その赤い夕陽の美しかったこと。
  東京、それも文京区辺りは坂の多い街ですものね。
  







       こちらは住宅街を
    下り切った所の並木道です。

    この処の朝晩の冷え込みで
   公孫樹の葉っぱもご覧の通り、
       黄葉していました。

      場所こそ違いますが、
     先日は、まだ “7、8分”
        でしたものね。

     落葉には風情がありますが、
    沿道のお宅は大変でしょうね。

   だからと言って広葉樹御免という
  世の風潮は、どうかと思いますが・・。

      何とか共存共栄して行って
        欲しいものです。