【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

小さなポーチに時めいて

2011-11-07 16:45:16 | 私の手作り夢時間




「アンに私のワープ織りの掛け布団を
2枚やるつもりです。
煙草縞たばこじまのと林檎の葉の模様とね。
(中略)
あれをさらさなくちゃならない。
トマスが亡くなって以来、
木綿の袋の中へ縫い込んだままにしてあるから、
きっとひどい色になっているに違いないですよ。
夜露 に当てると見違えるようになりますからね」
                  【「アンの夢の家」 第2章】


   昨日と違って、お天気は回復傾向に
  あるようですが、なかなかすっきり・・
  とは行かないようです。

   気温の方も相変わらず。
  いいえ、若干下がったようですが、
  それでも平年を大きく上回っています。

   そんな中、もう一つの
  出番を待っている薔薇の蕾。

   朝、早い時間にはそれこそ
  花びらを堅く閉ざしていましたのに、
  ほんの僅かですが・・綻んだようです。

   それにしても、
  こんな蕾の時にさえ絵になる薔薇。
  つい見惚(と)れてしまいます。

   さて、私は久し振りに
  リンド夫人の部屋へ・・。

   リンド夫人 と言えば言わずと
  知れた刺子(パッチワーク)の達人。



   そしてこんな時、必ず思い出すのが、上記の文です。
  尤も今では大作のキルトは卒業してしまいましたが・・。

       そのキルト、夜露に当てると
      見違えるようになるのだそうですね。
      その事を私に教えてくれたのは、リンド夫人。

   程なく、キルトの本にも同様の記述を
  見つけたものですが、困ったのは口さがない、ご近所の人。
  
   「布団は、夜には取り込まなくちゃ・・」
  私が無精(ぶしょう)で取り込まないのだと思われたのでしょうね。きっと。
  
   それはさて置き・・、大作には程遠いけれど、
  端切れを使った、パッチワークの小さなポーチが出来上がりました。

   こんな小さな袋ですが、私は結構重宝しています。
  化粧道具を入れたり、アクセサリーを入れたり、
  はたまた編みかけのレース編みを入れたり。

   今回は、キャンディ袋にと。
  外出時、ちょっとお口が淋しい時って、ありますものね。
  勿論、ドライブのお供にも。