家の一方はクローバーの原になっており、 もう一方は樅やえぞ松がちらほら混じる楓林で、 苔に覆われた古い板塀で 家の敷地と仕切りがしてあった。 裏庭の一隅には林檎の木が1本あり、 薄桃色の花びらが静かに舞い落ちており、 庭木戸の外にはえぞ松の古木が一群生えていた。 【「丘の家のジェーン」 15.】 |
こちらは今日も快晴。何もない空は昨日と同じです。
それにしても朝晩と日中の寒暖の差の激しいこと!
今晩辺りからは、ましになるようですが、
そうなると今度はお天気が・・。
なかなか上手く行きませんね。
【「ハロー・エンジェル(ユリオブス・デージー)」に蝶】
さて、朝とは違ってガラッと暖かくなった日中。
戸外の快適さを満喫しないという手はありませんね。
となりますと・・。
私は秋色に染まりかけた庭へいそいそと。
昨日、切り取った薔薇も一緒です。
青い硝子の花瓶は、小樽の 「北一硝子」 製。
そうそう、いつかのグレーの 【レースの襟巻】 。
グレーという色のせいでしょうか、
私にはどうも顔映りがよろしくない気がして。
薔薇の花を2個付けたりしたのですが、
あれからどうもしっくり来ません。今度はコサージュを。
実は昨日からコサージュ作りに励んでおり、今日仕上がりました。
こんな風に、せいぜい華やかなものを付ける事によって、
肝心なものを何とかカバーしようと・・。
ところで家の中より戸外の方が断然、暖かいですね。
尤も、ゆっくりお茶を頂いているつもりでも
蝶がやって来るとカメラ片手に動き回ったり。
そんな事も理由にあるのかも知れませんけれど。
上記の引用文は、私の願望です。
クローバーの原に楓林と林檎の木。
実際には無理ですが、こうして想像に遊ぶのは自由ですものね。
蝶は、想像とはかけ離れた、こんな庭にも遊びに来てくれます。
しかも通称、ハロー・エンジェルの黄色の花に黄色の蝶が止まるという偶然も。
『アンの世界』 にだって負けてはいませんね。決して。