



エリックが家に入ると、ウィリアムソン夫婦は 台所で お茶のテーブル に着いていた。 (中略) 白塗りの壁に帽子を掛け、 エリックが自分の席に着くと、 おばさんは母親のような微笑を見せた。 背後の窓の外には樺の木立があり、 西に傾いた日を受けて輝き、 海のような下映えは風が吹き過ぎる度に 黄金の大浪のようにそよいだ。 【「果樹園のセレナーデ」 4.】 |


随分、久し振りのような気がします。
ただ、太陽こそ顔を出しているものの、
生憎、黄砂に覆われています。
今日は暑からず、寒からず・・
ここ2、3日の蒸し暑さが、
まるで嘘のような五月晴れ。
そんな爽やかな天候だけに、
残念でたまりません。
福島原発の放射性物質の飛散も
困りますが、この黄砂も困りますね。
空が見えない鬱屈感も然る事ながら、
これにも様々な有害物質が、
含まれているのだとか。
それにしても本来の青空が、
鉛色の空ではたまりません。
さて、そんな中ではありますが、
例の薔薇が微笑んでくれましたので、戸外でお茶・・となりました。
ひとまずは薔薇の季節を祝して? ワインで乾杯と致しましょう。
と言っても、ローズマリーワインですが・・。
となれば、『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』 の開店です。


と、したい処ですが、昨日の続きの本を。
あまり長居したくありませんので、
こんな本が手頃かも知れません。
(昨日の本は)中は、こんな風になっています。


絵を見ているだけでも楽しいですし。
そうそう、ミス・マープルで思い出した
のですが、今、これまで敬遠していた、
モチーフ編みにハマリつつあります。
これからの季節、
木陰で毎日1個だけモチーフを編む。
そんな風にして編んだモチーフは、
枯葉舞う頃、暖炉の前で?
繋ぎ合わせる・・。
何だか、ロマンティック・・。
どんな模様にしましょうか・・。
~なんて考えながら、ぼんやり過ごすのも
私にとって貴重なひと時です。