「やっぱり本当の薔薇は ピンク のだけね」 と、アンは言った。 アンは果樹園の丘の家の西向きの部屋で ダイアナの花束を白いリボンで結わえていた。 「ピンクの薔薇は愛と誠実の花よ」 【「アンの愛情」 第29章】 |
こちらは久し振りの雨となりました。
小ぬか雨。しかも降ったりやんだり。
ここ3日間(今日も)連続夏日でしたから
まるで梅雨のようにじめじめしています。
そんな中咲いた、第2弾の薔薇。
それは、アン 曰く、本当の薔薇の?
ピンクの薔薇。
雨に濡れたそれは、
まるで匂い立つよう・・。
もう少し待てば良いのに待ち切れなくて
カシャッ! それにしても慌ただしいこと!
さて、冒頭の写真。
花は花でもレースの花が咲きました。
と言いますか・・ご覧の通り、
レースのカーディーガンが、やっと完成。
(帽子とストールは違います)
私の手は、いつの頃からか緩くなり、ハナから本の通りには出来ません。
おまけに8号針の指定が12号針、ただでさえ編みにくい絹糸と来ています。
思い切り糸を引っ張ったものですから、指が痛くなりました。
こんな思いをして編んだものですが、何とか形になり、ほっとしています。
こんな時思うのは、中国製品の安さ。
糸だけで(絹糸という事もありますが)ゆうに1万円は越えますのに、
巷では1万円以下で売っていますもの。
プラス、編む手間なんて考えましたら・・。ちょっと複雑な気持ちです。
でも、 レイチェル小母さん に至っては、手編み掛布団を作るのですものね。
それにしても、キルトのみならず何でも出来るレイチェル小母さん、尊敬します。
「レイチェル小母さんは秘蔵の 『タバコ縞』 の
手編み掛布団 をあんたに贈ったけれど、
あたしが結婚する時にも1枚下さるって言ってなさるわ」
【「アンの愛情」 第29章】