【「西洋十二単(セイヨウジュウニヒトエ)」】
【お手々つないで】
【「蔓日々草(ツルニチニチソウ)」】
「私、うちの庭が大好きだし、庭仕事も好きですわ。 青い、成長して行くものを相手にのんびり仕事をし、 毎日可愛らしい新芽が出るのを見守っているのは 創造の仕事に手を貸しているような ものだと思いますわ。 丁度今うちの庭は信仰に似ていますわ―― 希望しているものの、実質ですわね。 でも、ちょっと待たなくてはなりません。 【「アンの夢の家」 第18章】 |
今日も少々、ヒンヤリした
朝を迎えました。
昨日の快晴から早くも
お天気は下り坂。
真珠色の空になっています。
そんな空に映えているのが、
今盛りの蔓日々草。
そのすぐ横では、西洋十二単が、
去年以上にその数を増やし、
俄(にわ)かに首をもたげ、
出番を待ち構えています。
(冒頭の写真)
これも紫色ですから
一斉に咲きましたら壮観ですね。
ただ、問題はリラの木です。
東南の1番日当たりの良い場所に
植え、今年こそ・・と、
花が咲く事を待ち望んでいる花。
でも、瑞々しい黄緑色の葉っぱは
付けているものの、どこにも
花芽らしいものは見つかりません。
まだ春は始まったばかりですのに、
もう来年を期待しなければならない
なんて・・。残念です。
でも良くしたもので薔薇が元気。
挿木したものまで沢山の蕾を
付けています。
ところで今日は真珠色の空・・
~なんて記したものですが、
いつの間にか音もなく静かに
雨は降り出していたようです。
夏の激しい雨とは違って何と遠慮深い雨でしょう。
その雨、今は又、上がっています。
ところで心穏やかでない事件が多い昨今ですが、
こんな、心温まる記事を新聞記事に見つけました。
もう1ヶ月以上前になりますね。3月17日付の記事です。
【交友関係】 清流、秋川に住む友人の話。 河川敷に住むブルーシートの自由人に お菓子をあげたのが縁で、 土手で採った蕗や筍など山菜が時折、 玄関前に置かれているという。 ある時、ばったり顔を合わせた時、 「私のような者がお宅に出入りしてはご迷惑を おかけしますので、早朝、置かせて貰っています」 と、丁寧な挨拶をされたそうだ。 その友人の家には従業員が数人いて、(中略) 空き缶が多く出るので、 「外のカゴに置いてあるから、いつでも持って行って 処分して下さい」 と言って数カ月経ったある朝、 犬の餌にメモ書きが添えられていた。 「缶を売って5万円にもなりました。 ささやかですがお礼の気持ちです」 その律儀さにビックリ。 彼女が秋川沿いを車で通ると、 両手を振って挨拶する仲という。 ふきのとう、コゴミ、タラの芽、 今度は何を置いて行ってくれるのか。 心待ちにしているそうだ。 |