【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

カントリーの風

2011-04-27 15:10:25 | レトロ(素敵)な空間~散策




「ほとんど私が想像していた通りよ。
窓には 忍冬すいかずら は一つもないけれど、
門の側には本当にライラックの木があるわ。
そして、―― そうだわ、
窓にはモスリンのカーテンがかかっていてよ。
家が今でも黄色に塗ってあって、
何て嬉しいんでしょう。
                【「アンの愛情」 第21章】 


   今日は曇りから雨の予報に反し、起床時には太陽燦々。
  尤も、春らしい霞はかかっていましたけれど。

   いずれにしても朝の太陽は気持ちの良いものです。
  そんな晴れの天気は、午前中一杯は続いたでしょうか・・。
  何だか随分、得した気分です。



   さて、昨日の続き(4月25日)です。
  京都造形大学近くの工房で 「硝子ペン」 を購入した後、
  通りをぶらぶら歩いていましたら素敵なカフェを見つけました。

   お店の前にはさり気なくハーブの鉢が置かれ、何とも素朴な入口の木製の扉。
  それは決して人を寄せ付けないのではなく、「どうぞ!」 と招き入れてくれるような。

   お店の1番奥に通されましたが、突き当たりは一面の硝子窓。
  坪庭の緑が、お日様にキラキラ輝いています。
  
   所謂(いわゆる)、京都らしい間口の狭い、ウナギの寝床的なお店ですが、
  不思議に圧迫感はありません。天井が高いからでしょうね。

   木の床に置かれている蔓(つる)で作った大きな籠(かご)。
  棚の上には、ミモザのドライフラワー。
  それらは店内の雰囲気に、しっくり馴染んでいます。

   そうそう化粧室の洗面台も、アンティークな木製のもの。
  ここのドアにもミモザのリースが掛けられていて。
  
   極めつけは、ミシンを利用したテーブル。(冒頭の写真)
  メニュー表も、こんな風にカントリーです。食後の珈琲カップも土物で。

   ここには爽やかなカントリーの風が吹き抜けているようでした。
  ただ、ここでも外観の写真を撮り忘れ・・。(何をしているのでしょう)
  
   写真のお店は、姉妹店だそうです。(上から2枚目)
  中には、アンティークな雑貨が所狭しと並んでいます。
  
   「この瓶、1本だけだったら絶対捨てているわ。
  でも、こんな風に沢山並べると素敵ね~!」 とは友人の弁。
  何の変哲もない赤や琥珀色の小さな瓶。本当にその通りだと思ったものです。

   この後、銀閣寺を散策。
  長くなりますので明日に続きます。