「ほとんど私が想像していた通りよ。 窓には 忍冬 は一つもないけれど、 門の側には本当にライラックの木があるわ。 そして、―― そうだわ、 窓にはモスリンのカーテンがかかっていてよ。 家が今でも黄色に塗ってあって、 何て嬉しいんでしょう。 【「アンの愛情」 第21章】 |
今日は曇りから雨の予報に反し、起床時には太陽燦々。
尤も、春らしい霞はかかっていましたけれど。
いずれにしても朝の太陽は気持ちの良いものです。
そんな晴れの天気は、午前中一杯は続いたでしょうか・・。
何だか随分、得した気分です。
さて、昨日の続き(4月25日)です。
京都造形大学近くの工房で 「硝子ペン」 を購入した後、
通りをぶらぶら歩いていましたら素敵なカフェを見つけました。
お店の前にはさり気なくハーブの鉢が置かれ、何とも素朴な入口の木製の扉。
それは決して人を寄せ付けないのではなく、「どうぞ!」 と招き入れてくれるような。
お店の1番奥に通されましたが、突き当たりは一面の硝子窓。
坪庭の緑が、お日様にキラキラ輝いています。
所謂(いわゆる)、京都らしい間口の狭い、ウナギの寝床的なお店ですが、
不思議に圧迫感はありません。天井が高いからでしょうね。
木の床に置かれている蔓(つる)で作った大きな籠(かご)。
棚の上には、ミモザのドライフラワー。
それらは店内の雰囲気に、しっくり馴染んでいます。
そうそう化粧室の洗面台も、アンティークな木製のもの。
ここのドアにもミモザのリースが掛けられていて。
極めつけは、ミシンを利用したテーブル。(冒頭の写真)
メニュー表も、こんな風にカントリーです。食後の珈琲カップも土物で。
ここには爽やかなカントリーの風が吹き抜けているようでした。
ただ、ここでも外観の写真を撮り忘れ・・。(何をしているのでしょう)
写真のお店は、姉妹店だそうです。(上から2枚目)
中には、アンティークな雑貨が所狭しと並んでいます。
「この瓶、1本だけだったら絶対捨てているわ。
でも、こんな風に沢山並べると素敵ね~!」 とは友人の弁。
何の変哲もない赤や琥珀色の小さな瓶。本当にその通りだと思ったものです。
この後、銀閣寺を散策。
長くなりますので明日に続きます。